僕がまだ阿部先生という先生のもとでタップを習っていた頃、当時一緒に練習していた成川直人氏に教えられてJAM TAP DANCE COMPANY の公演を見に行ったんですね。それが、ジミースライド氏が二回目に来日した公演でした。当時はほとんどタップの事は知らずに何となく見に行ったんですが、すごい衝撃的でした。でも最後に踊ったジミーの踊りを見て、また出演者がみんな舞台袖から身を乗り出して見てるのを見て涙が止まらなかったんですね。タップダンスってこんなに人を感動させられるんだ！このCOMPANYに出たい！って無謀にもタップ歴三年の僕はタップインの扉を叩きました。それから二回もジミーと共演でき、（加藤先生のはからいで、ジミーの横で踊れたんです！）彼のメッセージ、踊り、人間性、笑顔…僕だけでなくたくさんのタップダンサーの中にジミーは生き続けていくでしょう。亡くなってしまったのは寂しいことですが、これからもみんなの心の中に生き続けていくでしょう。あらためて、ジミーに会えた機会を作って頂いた加藤先生に感謝します。そしてジミースライド氏の素晴らしきタップ人生に拍手！