野鳥日記

主に野鳥撮影を楽しんでいます。時々横道にそれて他の記事も掲載します。

クロツグミ。

2013-04-29 22:21:56 | Weblog
 4月29日(月) 晴れ

 ようやく天気が落ち着いて風も無くいい日になる。
 
 今日は思わぬ所で思わぬ鳥に出会った!!
 あの野鳥のメッカの戸隠でも会えなくて、いつか見たいと思っていた鳥だがまさかこんな所で見られるとは思わなかった。
 滞在先の山小屋からは数100mの所、こんな所と言っては失礼だが正にここで出会えるとは思っていなかっただけに嬉しかった。
 きっかけを作ってくれたのは昨日の夕方散歩の途中で突然出会ったキビタキ。このキビタキににもう一度会えないかと歩いた事がラッキーだった。



 先ずは今日一番と思われるクロツグミの写真から。図鑑や他の人のブログでは見ているが、弁慶自身は勿論初見初撮りだ。短い時間だったからせいぜいこの程度。






 最初に見た時は、何だろうこの黒い鳥は?






 嘴とお腹を見た時は、確信。






 ツグミだからそんなに動きは無いのに、興奮して連写してしまった。






 あっ、宙に浮いている。そう、つまり飛んだと言う事。ツグミだって飛ぶんだよね。






 出来れば綺麗な声で鳴いて欲しかったんだよね。






 うーん、これがクロツグミか。






 付近は新緑をバックにヤマザクラ(?)も咲いていてとてもいい雰囲気だ。






 きっかけを作ってくれたのはこのキビタキ君。突然飛び出して来て持っていたコンデジで必死に追いかけたが綺麗なキビタキだったのにピントが合わずにブレブレの汚い写真になってしまった。






 敷地内の高い木の上でオオルリが鳴き始めたが、何しろ高すぎて毎年おなじみのオオルリと判るだけのブレブレ写真だ。




 クロツグミは木の上に上がって枝被りの中に入ってしまい、ようやくいいポイントを見つけた時に何と非情も携帯電話が鳴った。
 奥方から庭に大量の蜂がでて大変な事になっているから至急帰るようにとの事。
 至上命令だから帰らないわけにはいかずに鳴く鳴く撤収した。
 あの時残っていれば絶対枝止まりのいいショットが撮れたはずだ。
 恨むのは女房か、蜂か?


                      撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7D
                            レンズ: シグマ  APO50-500mmF4.5-6.3 DG OS HSM

                     一部コンデジも使用

   

新緑の碓氷峠。

2013-04-28 22:20:35 | Weblog
 4月28日(日) 晴れ

 長野に来ているが、相変わらず風が強く、4月も終わると言うのに冷たい風が吹いている。

 昨日長野に来るのにいつもと違うコースを取って見た。
 データーを調べたら4年前の6月に通った碓氷峠の旧道。新緑の季節に通るのも悪く無い。
 正に山笑う新緑の黄緑が何とも言えない雰囲気だった。
 かつては野生の猿が出没した事もあったが最近は猿も見なくなった。
 182のカーブがある旧道をゆっくり走らせるのも気持ちがいいものだ。
 途中に碓氷湖と言うダムがあるが、小さなダム湖の周りに周遊道路が出来ていてその周遊道路のコースにアブト式鉄道のめがね橋に擬した橋が二つ架かっているので今回はそのコースを歩いてみた。
 残念ながら、コースの一部に危険個所があって通行止めになっていたので一周は出来なかった。
 次に通過したのはめがね橋、この日はG・Wの初日とあって車もめがね橋の観光客も多かった。


 小さなダム湖に架かる橋が2つあるがそのうちの1つ。






 もう1つはこれ。そばで見るとかなり傷んでいるがなかなか趣がある。






 新緑の中に静かなたたずまい。

 




 全体の雰囲気は、こんなだが前回はもっと緑が濃くなっていた。ヤマザクラが咲いていて明るい雰囲気。






 これはここで唄われた歌か? その理由も調べずに写真を撮って来た。






 峠をもう少し登った所からめがね橋がある。若葉の中から幻想的に橋が見える。






 この橋の上を昔は3重連の蒸気機関車が煙をいっぱいはいて客車を引っ張って走っていたのだ。






 橋の上は現在散策路になっているらしく、人が歩く姿が見えた。暇な時に歩いてみたい(何時でも暇だけど)。






 第3アーチの案内標識。今では新幹線で一気に峠を越えてしまう。






 前回は小型のバスでの観光客はいたが他には観光客の姿は無かった。今回は車も人も多い。





 182個のカーブが終わったと思うとすぐに軽井沢の駅になる。
 4何前の6月に全く同じような記事を載せている事に気が付いた。
 何年経っても進歩していない。
 4何前にさかのぼって見てくれる人はいないだろうと思って平気で同じ記事を書いています。
 興味をお持ちの方はさかのぼって見て下さい。


                    撮影機材   Panasonic DMC-FZ150



コゲラがいっぱい。

2013-04-26 18:14:26 | Weblog
 4月26日(金) 晴れのち雨のち晴れのち雨

 変わり易い天気に振り回される。晴れていたと思ったら突然の雨。
 そしてまた晴れて風が吹いてまた雨と言う天気だった。

 昨日の公園は少し遠くまで足を伸ばしたのに残念ながら目標の野鳥には会えなかった。
 それでも最初はフクロウが見れて、最後はコゲラが2羽、3羽と入れ替わり出入りして賑やかだった。


 茸の所に出たコゲラは。






 どうやら頭部が赤いオスのようだ。






 何だか全体が赤く見える。






 赤い部分を強調したくなる。






 可愛い表情のコゲラ。






 新芽が綺麗だ。






 久しぶりでシロハラも見た。







 ハトと鉢合わせのシロハラ、大きさにはかなわない。結局追われる事になった。





 明日からゴールデンウィーク。毎日が日曜日の弁慶にはあまり関係ない事だが、孫たちとの交流が忙しくなる。



                      撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7D
                            レンズ: シグマ  APO50-500mmF4.5-6.3 DG OS HSM

ふくろう。

2013-04-25 22:25:18 | Weblog
 4月25日(木) 晴れ

 天気はいいが風が強い日。
 野鳥撮影には向かない日だとは思ったが、別のフィールドに行っている鳥友さんを誘ってオオルリやキビタキがいるポイントに向かった。
 先ず、駐車場に車をおいて林に入って行くとカメラマンが10人ぐらい集結している。
 ここだ、と思って行って見るとここは何とフクロウだった。
 コミミズクは見ているが、フクロウを見るのは初めてだ!
 林の中にじっと止まっていて眠っているフクロウが見えた。
 幸福を呼ぶと言うフクロウが見れたのは幸いだった。



 一仕事して帰って来たフクロウは寝ている。御苦労さん。






 僅かな隙間から見えるフクロウは、少し角度がずれると見えなくなってしまう。






 少しだけ目を開けてくれた気がする。






 顔が大きい、面白い顔をした鳥である。




 思ってもいなかったフクロウが見れた。
 しかし、目的のキビタキとオオルリはそれらしい姿を見たり「さっきまでいた」と言う情報は聞いたりもしたが、そのうちに出ると思っていたら遂に撮る事はかなわなかった。
 最後にコゲラの大サービスは有ったものの、あまり収穫の無い撮影会になってしまった。それでも様子をつかむ事は出来ただけでもまあ収穫だったか。朝のうち強かった風も収まってピクニック日和になった。
 Oさんお疲れ様でした。

 回線変更は無事に終わってほっとしている。
 心配したが意外に簡単に出来るものだと感心する。



                      撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7D
                            レンズ: シグマ  APO50-500mmF4.5-6.3 DG OS HSM

クロジ・スズメとムラサキナバナのコラボ。

2013-04-24 07:00:00 | Weblog
 4月24日(水) 曇り

 2日前、フィールドに出るチャンスは無いかと思っていたが僅かな時間ながらクロジと遊ぶ事が出来た。
 クロジも生活型留鳥と書かれているが、いずれは山に登って子育てをするのだろうからそろそろいなくなると思われる。もしかするとこれが今季最後の撮影になるかも知れない。
 この日はクロジの出が良く何羽も同時に出てくれた。
 同じようにスズメも良く出ていたがこれは同じ個体だったようにも見える。
 付近に咲くムラサキナバナが綺麗で後から咲いたカラスノエンドウが赤い花でなかなかいいシチュエーションをつくってくれている。


 
 通称ハナダイコンのムラサキナバナ(又の名をショカツサイ)とカラスのエンドウ(ヤハズエンドウ)が競って咲いている。






 そんな中にクロジとスズメが交互に登場。このクロジの表情は実に可愛い。






 これはメスのように見えたがこの時期夏羽に変身するので判りにくい。






 お山の大将。






 下を覗き込む。






 スズメだってここが好きなんだ。でも言っちゃ悪いけど、スズメはあんまり可愛く無いね。






 スズメとクロジの対峙。大きさは違うがやっぱりスズメの方が強く、クロジはすぐに退散した。






 石の上にも3年?






 笹藪の中で順番待ちするクロジの足が面白い。





 クロジは数は少ない方らしいし、本来は警戒心が強く人が近づくと飛んでしまうと書かれているが、ここにいるクロジは全くそんな気配は無くすっかり見慣れているので珍しくもなんともなくなってしまった。

 回線が変わるとどう言う事になるのか? 殆ど変わらないと言われているが心配なので予約投稿で記事をつくっておいた。


                      撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7D
                            レンズ: シグマ  APO50-500mmF4.5-6.3 DG OS HSM

高原のミソサザイは良く鳴いた。

2013-04-22 07:00:00 | Weblog
 4月22日(月) 晴れ

 これは去年の5月に野鳥のメッカで撮ったミソサザイです。
 今週は色々予定があって忙しい。
 特に明日は回線の入れ替えがあるので、もしかしたら使えなくなる可能性もある。
 そこで汚い画面のままで休みたくないので、綺麗な画面を貼っておきたい思って去年の画像を引っ張り出した。


 ミソサザイはすぐ近くに来て鳴いてくれた。






 ド・アップのミソサザイ。






 目をつぶって思いっきり鳴いているのが判る。





 今年もあのメッカに行かれるかな。
 回線が無事に入れ替わって正常に動作する事を祈るばかり。
 こんな事しなければ良かったかな、と反省しきり。



                      撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7D
                            レンズ: シグマ  APO50-500mmF4.5-6.3 DG OS HSM



素人向けに素人が撮った写真。

2013-04-21 08:00:00 | Weblog
 4月21日(日) 雨

 折角の日曜日だが冷たい雨が降って真冬のように寒い一日。
 渓谷の写真から少しだけ変わった素人写真を集めて見た。


 どぎつい写真になってしまったが、ハナモモとモミジの境界判りますか?






 オッ、これは。御主君義経殿の事が書かれているではないか、つまり某(それがし)も同行していたと言う事になる。そうかそれが顔振峠か。






 オオルリはこんな姿も。






 尻尾だけのオオルリは色が綺麗だ。






 キビタキも顔を見せた、本当の証拠写真。






 もう一つの証拠写真。






 シャッタースピードが超スローのためミソサザイが2羽になってしまった。






 全身を使って必死で苔を剥がす。






 セキレイのように川原を歩くミソサザイ。






                      撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7D
                            レンズ: シグマ  APO50-500mmF4.5-6.3 DG OS HSM




もう一度あのミソッチの鳴き声が聞きたくて。

2013-04-20 16:33:16 | Weblog
 4月20日(土) 曇りのち雨

 昨日の大荒れの風の一日と打って変わって曇り空の静かな天気、午後には雨になって来た。
 渓流にこだまするあのミソッチの甲高い鳴き声をもう一度聞きたくて昨日出掛けたが、オオルリなんて言う珍しい鳥はいてくれたものの、目的のミソッチにはなかなか会えず、諦めて帰ろうとした時にようやく姿が見えた。
 しかし何故か鳴かずに一生懸命巣材を運んでいる。
 これはもしかしたらメスではないか? いやそんなはずは無い。
 オスが巣を作ってメスを呼ぶのが原則だから、もしかするとまだ巣が出来ていないので静かにしているのかもしれない。
 何人かいたカメラマンも殆ど帰った後だが幸運にも弁慶は会う事が出来た。
 やっぱり「俺って鳥運があるのかな?」
 沢山撮れたのでもう一人残っていたカメラマンに「ここだよ」と教えて場所を譲って、近くの売店のおばちゃんに挨拶をして撤収した。
 しかーし。
 午後の暗い条件の中で、SSが上がらず限界値で撮ったために全部ぶれぶれの写真ばかりだ。
 こんな写真はアップするべきではないと思っていたら、
 丁度gooブログがトラブルで午前中編集出来なくなった。
 この際、破棄しようと思っていたが、午後回復したのでやっぱりアップする事にした。



 渓谷に向かう途中にハナモモと同時に何時も和ませてくれるボケの花が咲いていた。間も無く仲間入りする先輩の花に挨拶をして坂を上る。






 何時もはしつっこい位に鳴くミソッチだが、今日は僅かに4~5回鳴いただけだから姿を探すのは難しい。






 そうか、鳴いている暇なんか無いんだ。だってもうそろそろ雌に抱卵してもらわなければならないんだ。






 公開してはならないマル秘画像だが、ここが巣のある所で作業中のミソッチがいる。






 苔は近くにあるのでそんなに飛ぶ必要が無いので見つけにくいわけだ。






 これは全く鼠のような姿だ。






 明るく撮るために、一寸補正を大きくしすぎた。後の処理がむずかしい。






 シャッタースピードが半端では無く遅いので、水がよどんでいる。






 相当働いたので喉が渇いているらしい。ミソッチの水飲みは初めて見た。





 いつものソングポストやその付近には全くミソッチの姿が見えなかった。
 この個体はもうペアリングが出来て、雌が抱卵しているかもしれない。
 まだ雛が出てくる所は見た事が無いが一度2世の誕生を見て見たい。


                      撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7D
                            レンズ: シグマ  APO50-500mmF4.5-6.3 DG OS HSM

オオルリが来た。

2013-04-19 20:15:13 | Weblog
 4月19日(金) 晴れ

 昨夜から恐ろしい風が吹いていて一日中吹き荒れていたようだ。
 そうだ、こんな時はあそこに行こう。
 渓谷ならば風の影響を受けずに済むかも知れない。
 正解だった、そこには風はそれほど吹かずに撮影日和だった。
 本来の狙いはミソサザイだったのにミソサザイは全く出ずにその代わりにオオルリが出てくれた。
 オオルリは埼玉県内でも有名なA公園には通過しているようだが、ここでは通過では無くペアリングが出来ていて営巣しそうな雰囲気である。
 つまりここは夏鳥が営巣しそうな山でもあるわけだ。
 長野ではまだ早かったがそれでも帰る日にはオオルリの鳴き声を聞いた。



 ここでオオルリがこんなにはっきり見えたのは初めてだ。尻尾を上げている。






 しかし、綺麗に見る瞬間は少ない。こんな頭の見えない姿や、






 こんな顔の見えない姿。





 こんな遠くの姿も。






 大きな声で鳴かないのは、すでにペアリングが出来ていて、これは尻尾を何回も振る行為で求愛行動ではないかと想像する。(コンデジで)






 ピンボケになってしまったが、これはモミジの中にいるメス。(コンデジ)






 オスは盛んに尻尾を上げ下げしている。そして変な声を出している。(コンデジ)







 ハナモモやボケ、ヤマブキなどが咲くこの渓谷は弁慶のお気に入りの場所である。ハナモモ。




 いずれも証拠写真しか撮れず、目的のミソサザイは帰り際にやっと見れたが満足な写真にはならなかった。
 1台のカメラでもやっとなのに今回も二刀流で挑んでみた。



                      撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7D
                            レンズ: シグマ  APO50-500mmF4.5-6.3 DG OS HSM
                      
      
                        撮影機材   Panasonic DMC-FZ150
                              テレコン使用 

 

カワセミひとり淋しく。

2013-04-18 21:36:24 | Weblog
 4月18日(木) 晴れ

 暖かい一日になる。
 家庭内の上司からの命令で粗大ごみの処理に処理センターに行った。本来は弁慶そのものが粗大ごみなのだが。
 帰りに、つも通る道の脇にカワセミでもいそうな池があるので気になっていたが寄ってみると本当にカワセミがいた。
 様子を見るためにカメラは持たずに公園に入ると早速カワセミが出てくれた。
 池の向こうの方にカメラマンが一人見えた。恐る恐る近づいてみると先日一緒にレンジャク撮影をした事がある人だった。



 小さな島が2つある。丁度藤の花も咲いていてそこに止まってくれると有り難いのだが。






 大きな魚を獲って来たが、叩きつけているので被写体ブレで、何枚も撮った画像にまともな物は無い。






 飛び込み。池にも映り込み。






 水しぶきをあげて飛び上がる。






 これは魚を獲るのでは無く水浴びだったようだ。






 お気に入りの枝に戻る。






 結構いい色をしているカワセミだ。






 夕日を浴びて目が良く光る。






 上が気になる?






 そう言えばこの間までは2羽で給餌シーンもあったりしたらしいが、今日は何故かひとりだ。






 グリーンをバックのブルーってどうだろう。





 もうすでにペアリングが出来ているのだろうか、今日はメスは忙しくて出て来れないのか?
 オスは獲った魚を自分で食べてしまった。
 所要のついでで立ち寄ったので早めの撤収をした。


                      撮影機材   カメラ: キャノン EOS 7D
                            レンズ: シグマ  APO50-500mmF4.5-6.3 DG OS HSM