欲しい私で しょうかね
四季で句切りを尽け季節を知り目に診えない焦(アセ)りが聴こえる日々を大事にしている私ですが
この三百六十五段の町に来て一人暮らしをする毎日と厳しく侘しい積み重ねは ・・・
季節のない街に生まれ
風のない丘に育ち
夢のない家を出て
愛のない人にあう
人のためによかれと思い
西から東へかけずりまわる
やっとみつけたやさしさは
いともたやすく しなびた
春をながめる余裕もなく
夏をのりきる力もなく
秋の枯れ葉に身をつつみ
冬に骨身をさらけ出す
今日ですべてが終わるさ
今日ですべてが変る
今日ですべてがむくわれる
今日ですべてが始まるさ 泉谷しげる の 春夏秋冬からでした
当時も悪かった 泉谷しげる
現在は もっと悪い 親父
★この作品は観覧人数が一位に成りました 有り難う御座います
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