私の記憶と感性 そして 下書きのない日記 №52

多可が50 去れども半世紀の人生で この三百六十五段の湯けむり漂う
町に来てからの記憶と感性です

大場栄大尉       コバルトブル-に 映る 戦場・・・

2015-08-18 16:46:35 | 日記
それは 突撃しても突撃しても勝利を知ることの出来なかった南方の海そして緑の島々での戦いでした
万歳突撃での絶望感と日本兵たちの生き様でも有りました
この物語と成った戦場は サイパン島ですが現在 南方の島々は 観光地でにぎわっていますが過って日本軍とアメリカ
イギリス、オランダ、オ-ストラリアなどと戦った戦地でした
私が 海外出張でグアム島に半年居ましたがあの頃は 此処で日本軍が戦争をして居たなんて事は 何一つ考えずに
仕事をしていました
今 考えれば私も何にも考えないで日本人としての意識を持っていなかったと想います先人達が日本の為に戦って戦死
して逝った地で有る筈なのに今の日本人達が何も考えずに南方の島々に遊びに行く事を私は あの頃の自分に置き換えて
しまう自分が居ます今パソコンのキ-を叩いている指先に何か悲しさを感じます

映画で放映された実話 太平洋の奇跡フォクスと呼ばれた男で大場栄大尉をモチ-フにしました
大場栄大尉は 愛知県で1914年に生まれ地理の教員から兵隊に成りサイパン島で部下47人と日本国民を殺さずに無事
日本へ帰還してから愛知県の市会議員に成り1992年76歳で亡くなりました


大場栄大尉


大場栄大尉と峯子夫人

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