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イタリアですが!(ボマルツォ、ローマ、ヴァチカン、アッシジ)

ボマルツォ(怪物庭園・怪物公園)、ローマ、ヴァチカン、アッシジなどイタリア旅行記を連載中!ボマルツォの道案内は日本一!

じっくり見たい<サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会>

2006年05月17日 16時38分03秒 | イタリア旅行記

さて、サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会の最終話です。
帰ってみたらこの教会だけで50枚以上デジカメ撮ってたんですよね^^;

まずは礼拝堂の天井です。



素っ気ないかんじですけど、白い地肌に細かい彫刻が印象的です。

こちらはまた別の礼拝堂。


こちらは一転、華美な印象ですね。ひし形の部分は、よーく見ると全部天使の顔になってて、職人さんにご苦労さんと言いたくなりました^^;


で、礼拝堂の中をのぞくと横たわる女性像が(・ω・)
んー、高貴な方なんでしょうね。

たっぷり中を堪能して、右側の出口から外に出ます。



高い扉の上の部分には、聖母子を描いたモザイク画が。
しかし大きな扉だなぁ。

見所が多いので、次はもっとじっくり見たいと思います(^^)
さて、次行きましょう!!


まだまだ<サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会>

2006年05月16日 15時46分25秒 | イタリア旅行記

さて、サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会、まだまだ続きます。
帰ってみたらこの教会だけで50枚以上デジカメ撮ってたんですよね^^;

まずは主祭壇。すんごいシャンデリアがあったり、天井画があるので色彩豊かなんですけど、不思議と全体のトーンが落ちてるので、落ち着いた雰囲気です。


そして次は、入り口上部の壁の彫刻。
窓からいい具合の光が射し込んできます。



壁にはこんな絵があったりして目を引きます。



そしてこちらは司教のお墓でしょうか。画面下側に聖職者の像が横たわってますね。



そしてこちらは聖母子画。



絵が欠けてるところを見ると、恐らく壁のレンガからして古い時代の壁画をそのまま生かして祭壇にしているように思われますね。


床に気をつけろー<サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会>

2006年05月15日 16時22分58秒 | イタリア旅行記

さて、サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会の床には、気をつけてください。
なにせ、床にはお墓がばんばんあります^^;
ありすぎてお見せできないのが残念なほどあります^^;



お墓といっても人型の浮き彫りがあって、その下が墓になっているようなんですが、普通に歩くとこにあるので、踏みそうになってこわい(>_<)



っていうか、磨り減ってるところをみると、みんな踏んでるようですけど( ̄□ ̄;!!
日本とは概念が違うみたいですねぇ。



まぁ、とにかくここは、床にいろんな種類の人型の浮き彫りがあって楽しいです。
剣を持った人、聖職者風の人、商人っぽい人、いろいろいるので、見てみてくださいね。


礼拝堂にて<サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会>

2006年05月12日 15時21分50秒 | イタリア旅行記

さて、サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会の内部は柱で仕切られていて、左右には複数の礼拝堂がずらっと並んでいます。

まず、絵が立体的に配置され、遠近感でグロッタ(洞窟)を模した入り口近くの礼拝堂は、単純な手法ですが、はっと目をひきます。3Dの映画を見て、思わず手を伸ばしちゃう感覚というか。


そして何よりこの教会で有名なのが、「聖幼な子(おさなご)の礼拝堂 Cappella del S.Bambino」です。



この50~60センチくらいの「聖幼な子像」は、願い事を叶えてくれるということで、世界中から願い事を書いた手紙が届くのだそうです。
実際、手紙がどさっとカゴの中に入っていました。
宛名に「ローマの聖幼な子様」と書いただけで、届くほど有名だそうですよ(゜o゜)


階段で死ぬな<サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会>

2006年05月11日 14時28分00秒 | イタリア旅行記

コロッセオ駅から歩くこと約30分弱、直射日光が容赦なく降り注ぎ、まだ午前中だというのに、すでに崩壊寸前の私が見上げる視線の先には、サンタ・マリア・イン・アラチェリ教会がありました。

しかし、しかしである。



やっと着いたというのに、なんだこの階段わっ( ̄□ ̄;)!!
ゆうに500段はあるぞっ!!(←うそ)

うーむ、と見上げていても何も始まらないので、すごすごと階段を上り始める(-ω-)
途中何度か、もう見なくていいやと諦めつつも、やっとこさ到着(-_-;)

お約束とばかりに、くるっと振り返って眼下を眺める。



わっ!!いい景色!!!
はーー、上ってきてよかったぁ!!疲れもふっとぶぜー!!!、などと思うはずもなく、もう足腰ガタガタでどうしてくれよう(-_-メ)

さあ、気を取り直して観察だわ。
外観は質素なゴシック様式。



うーむ、けっこう地味ですねぇ。
ギギギっと中に入る。



うっぉぉ( ̄□ ̄;)!!
毎度で申し訳ないが、毎度ついでに、もう1回。
うっぉぉ( ̄□ ̄;)!!

ド派手!!中はしっかりバロックですね。しかし、今までのバロックとはちょっと違っていて、派手だけど、色調が落とされていて、ぐっと落ち着いて見えます。

天井に目をやると、金の格子状の内部が赤と青に塗り分けられており、うーむ、浮き彫りが見事だわ。



内部が暗いせいもあるかもしれないけど、全体が青白く見えますね。
朝イチのせいか、教会内には赤じゅうたんを巻き取る教会の職員さんみたいな人が2人と、観光客が2人だけ。
シーンと静まり返っていて、堂内の冷えた空気と相まって、ぐっと心が落ち着きます。
なるほど、さっきの長い階段もしんどい思いをした上で、教会内部に入ると、その落差から更に感動アップって演出もあるんでしょうね。

さて、もっと中に進んで行きましょう(^^)


ローマ時代はときめかず<コロッセオ、フォロ・ロマーノ…>

2006年05月08日 11時30分51秒 | イタリア旅行記

さあああ!イタリア、ローマもすでに3日目。
今日も昨日に引き続き教会巡りです。

昨日がかなりいいペースで周れたため、2日分の予定がほぼこなせました。
しかしおかげで足腰が恐ろしく痛い(@_@;)

特に“ガラスの腰”と恐れられた、繊細且つ大胆な腰が今にもクラッシュしそう(T_T)
しかも今日も相変わらず、カカッと暑い!!

さて、今日の予定はまずコロッセオ近くのサンタ・マリア・イン・アラチェリ教会から始まり、そのまま徒歩でテヴェレ川を渡り、ローマの下町(?)トラステヴェレ地区の教会へ。
で、またコロッセオに取って返して近くの教会を見る予定です。

というわけで、朝8時すぎに、テルミニ駅から地下鉄B線に乗り、2つめのコロッセオ駅で下車。
駅を出ると、当然そこにはコロッセオがありました。
明治神宮前駅で降りたら、そこには明治神宮があるってことですね^^;



私ははっきり言って、ローマ時代の遺跡には一切ほとんど興味がありません。
なぜか全然ときめかないんです、これが。

しかし、もしかするとコロッセオは違うんではないか!と思っていました。
映画「グラディエーター」の感動が蘇ってきて、圧倒的などどーん感で、個人の好みに関係なく、くるものがあるのではと期待していたのです。

しかし、朝日を背にしてそびえるコロッセオは、私にはどう見てもただのでかい石の塊でしかない(・ω・)


小さくないけど、想像以上にでっかくないなぁ、という印象。
「グラディエーター」で観た、コロッセオのほうがどどーんであったというか^^;

んーー、と、おみやげ代わりに写真を2枚ほど撮ってそそくさと歩き始める。

さて、コロッセオからサンタ・マリア・イン・アラチェリ教会に向かって歩くと、左手にフォロ・ロマーノという、古代ローマの中心地の遺跡地帯が見えてきます。



むぅぅ、ときめかんぞぉ(-。-)y-゜゜゜
私はローマ時代不感症症候群ではないか。

遺跡群にはネコがいっぱい住み着いてるようで、そこかしこでネコがくつろいでいます。
栄華を極めた古代ローマ帝国の中心地も、今やネコの住まい。
松尾芭蕉なら一句詠んでるところだろうが、私は当然芭蕉ではなく、健全なるローマ時代不感症症候群の男なので、かまわずズンズン歩いていく。

と、フォロ・ロマーノを過ぎて、曲がり角に今度はでかい“白亜の殿堂”と呼ぶにふさわしい建造物が見えてきました。
ビットリオ・エマヌエレ2世記念堂というらしい。



19世紀にイタリアを統一し、初代国王となったビットリオ・エマヌエレ2世を称える建物、ということだそうな。
うーむ、なんともわかりやすい、いかにもな建物ですね。
なんというか、風呂屋の壁の富士山のペンキ絵のようなわかりやすさ。

さてさて、そんなこんなで角を左に曲がってちょっと行くと、そこはサンタ・マリア・イン・アラチェリ教会があります。
ここまで30分弱、日除けのない道を直射日光バンバンに浴びて、クラクラしてる私を待っていたのは、教会に続く長くて急な階段であった。

マンマミーア( ̄□ ̄;)!!


ローマの地下鉄

2006年04月28日 16時54分12秒 | イタリア旅行記
さて、教会話しばっかり続いたので、この辺で小ネタを(^^)
小ネタ一発目はローマの地下鉄について、です。

ローマの地下鉄は2つの路線があります。
名称は「A線(Linea A)」と「B線(Linea B)」。
わっかりやすいなぁ、ローマ。

A線とB線は、それぞれローマ市内の対角線をつなぐようにバッテン(×)状に走っていて、ちょうどテルミニ駅で交わっています。

A線は、端っこの駅が「バティスティーニ駅Battistini」と「アナニーナ駅Anagnina」。
B線は、同じく端っこの駅が「レビビッア駅Rebibbia-Cotral」と「ラウレンティーナ駅Laurentina」と言います。

どっち方面の電車かを理解するのには、この4つの終点駅を覚えておけばOK。
地下鉄の改札やホームに下りる階段などには、例えば「バティスティーニ駅方面行き」のホームだよ、と表示されてます。
具体的には「ai treni direzione ●●●」という具合に表示され、●●●の部分に、BattistiniとかLaurentinaとか終点駅の名前が入るわけですね。

ただ、方向を間違った場合でも、途中で降りてまた逆のホームから乗ればいいだけだから、そんなにビビる必要はないです。
A線はテルミニ駅からだったら、「バティスティーニ駅方面行き」に乗ればヴァチカンや、スペイン広場に、B線はテルミニ駅から「ラウレンティーナ駅方面行き」の乗ればコロッセオに行けます。

地下鉄の駅の地上入り口は、赤の四角の中に「M」の白文字の看板が目印。
改札には検札機があり、切符を差し込んでガチャンと日時を打刻して入ります。

1日有効切符(BIG)や1週間有効切符(CIS)などは、すでに打刻済みだったら、駅員のいる改札通路を通ってその切符を見せればOKです。
と言っても、ほとんど検札されませんでしたが(^_^;)
ちなみに改札を出る時は、そのままスルーで、切符を出したりする必要はありません。

さて、地下鉄の駅はおせじにも明るいとは言えません。
日本の地下鉄の駅の半分以下の明るさぐらいでしょうか。
写真は見やすくするために、かなり明るく修正してあります(^_^;)



そして何より、電車が恐ろしいことになっています。
ほぼ、スプレーによる落書きだらけです。
いわゆる「ニューヨークの地下鉄」のイメージです。

ひどい車両だと、窓にもスプレーされていて、中が一切見えないのさえあります(^_^;)

朝、ラッシュ時などは、集団スリなどによる被害もあるそうで、私は乗り込む前に怪しそうなやつがいるとこには乗らないようにしてましたが、最初はみんな怪しく見えます(^_^;)

私はなるべく最後の方で乗り込んで、窓を背にして背後に人を立たせない、必殺『ゴルゴ13作戦』を敢行。
無事スリにはあいませんでした(^_^;)

怖いイメージのある地下鉄ですが、後半はだいぶ慣れてきました。
駅間が短いので、乗ってる時間もあまりないので、緊張する時間も短くてすみます(^_^;)

もちろん気をつけるにこしたことはないですが、みやげ話しついでに一度は乗ってみてはいかがでしょうか。

輪をかけてデーハー<サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会>

2006年04月26日 16時37分24秒 | イタリア旅行記

さて、金ピカのジェズ教会に続いて、さらに金ピカなサンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会です。
なんかジェズ教会に似てるなと思ったら、思いっきり影響されてたそうです。
さもありなん、ですね。

中に入ると、そこはジェズ教会以上の金色のるつぼ( ̄□ ̄;)!!
しかし、より多くの陽が差し込んでいるからでしょうか、非常に煌びやかで、これはこれで清々しい。



金色というと、金持ち成金親父のいやらしいイメージで好きではありませんでしたが、この空間はほんわかした光に包まれているようで、非常に清潔な感じをさえ抱かせます。
金色の色味がちょうどいい具合なんでしょうね。



ここも隙間という隙間は、彫刻と絵画で埋め尽くされていますが、ジェズ教会のように、いびつさがなく、調和がとれているなと感じます。
うまくネガ潰しができているということか。

立派なクーポラだなぁ、と思ったら、ローマでサン・ピエトロに次いで2番目に高いクーポラなんだそう。
壁面上部をグルリと取り囲むようにアルファベットで文字か書かれているのもいかします。
単純にかっこいいぞ、いい書体だなぁ。



他、彫刻関係もよくよく見ると凝っていて興味深いので、じっくり見ることをお薦めしますです。
キューピット像はベルニーニ親子の作品だそうですよ。






意外にも、お上品バロックの傑作教会であったサンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会。
しかし、電池切れ間近でモニターを消して撮影したために、自分の指がほとんどの写真に入ってしまっていたのです、ガッテム( ̄□ ̄;)!!

ということで、こうして教会巡り1日目は終了しました。
全部で10件、さすがにずっと歩いて周ったので足腰が^^;
さあ、ゆっくりホテルで休んで2日目に備えることにします!


デーハーすぎだぞ<ジェズ教会>

2006年04月24日 14時02分21秒 | イタリア旅行記
さあ、広場ばっかり続いちゃったのでそろそろ目の覚めるような教会に出会いたいと思っていたところに、飛んで火にいるジェズ教会にやってきました。

ジェズ教会は、日本人には馴染みのある、あのフランシスコ・ザビエルで有名な“イエズス会”の中心的な教会です。
反宗教改革の先鋒として、豪華絢爛主義に陥ったカトリック教会の中でも使徒的清貧主義を貫く一派であったそうです。

ジェズ教会の外観は残念ながら工事中で、プジョーの全面広告の垂れ幕がどーんとその外観を隠しまくっていて、なんてことするんだプジョーよ、ガッテム状態(-ω-)
しかし、歩き方を見ると、外観には渦巻き模様があり、バロックのにおいプンプンです。

中に入ると、お決まりで申し訳ないが、おびただしく、おおっっ( ̄□ ̄;)!!
バロック大洪水のサンタ・マリア・デラ・ヴィットリア教会とはまた一種違うド派手さ加減もいい加減にしろよ状態です。



壁や天井のベース色は金色、ちょっとでもスペースを見つけたら、彫刻と絵画で埋め尽くすという、偏執狂的しつこさ。
うーむ、イエズス会の母教会=地味、というイメージとはまったく正反対ですね。



どうやら、元々は質素な教会にしたいと思っていたが、宗教改革に対抗すべく、圧倒的な神の威光を表現すべく、こんなことになっちゃったようで、それってミイラ取りがミイラになったような…^^;

やはり、質素の極みは、ド派手の極みに通じ、ド派手の極みは質素の極みに通ず。
極端なもの同士は、表裏一体である、なんてことを言ってみたりしつつ、まあ、ちょこっとやってみたら、タガが外れて、えいやーーっ!!っていう感じでしょうか^^;



この教会の一番の見所は、なんといってもその天井。
一種のだまし絵のようになっていて、絵画が彫刻部分にもはみ出し、彫刻なのか絵なのかぱっと見よくわかんないようになっています。



うーん、ベニア板に書いたカキワリみたいなものが中空にぶらさげられているんでしょうか。
こういう技法が400年前にできていたというのは、素直に感動です。

クーポラも天井部分にはフレスコ画が描かれ、壁面部分は金色ベース。
窓から光が入って、キラキラ光り輝いています。



と、天井ばっかり眺めて首が疲れる人続出なのでしょう。
床には天井に向けて鏡が寝かされていて、そこに天井が映るようになっていました。
鏡に自分の顔を映しつつ天井を眺めると、なかなかに面白いですよ、是非お試しを(^^)


休憩するなら<ナヴォーナ広場>

2006年04月20日 14時59分36秒 | イタリア旅行記

さて、次は8件目の教会、サンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会です。
サンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会はナヴォーナ広場にあります。

細い路地を通って広場に抜ける。
その瞬間、空がスコーンと抜けて、パっと視界が広がる。
これ、イタリアの広場に共通する、広場を広く見せる手法だそうですね。
んー、気持ちいい。



ナヴォーナ広場は縦長の広場で、3つの噴水があります。
人がいっぱいいるのだけど、縦に長いのでそれほどゴチャゴチャ感じません。

北側から広場に入ると、まずあるのが1つ目の「ネプチューンの噴水」Fontana del Nettuno。
んー、ぶっちゃけ地味です^^; でも魚の顔はかわいらしいですよ。



そして、真ん中の噴水が、ベルニーニ作の「4大河の噴水」Fontana dei Fiumi。
オベリスクがどーんなのですぐわかります。



目立つのは、尻餅をつき、左手を挙げて、あわわわしてるおっさんの像。



目の前のサンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会が倒れてくるよー、っと倒れる教会を支えようとしているとかいないとか。
無理だからやめといたほうがいいぞ、おっさん。

ちなみに、この噴水はダン・ブラウンの「天使と悪魔」に出てきた噴水なのです。
ふーむ、ここであのシーンがねぇ、と思いつつ、ちょっと無理がないか、ダン・ブラウン、と思ってみたり。
そんな楽しみ方もできるので、是非ローマに行かれる際は、「天使と悪魔」を読んでから行かれることをお薦めします(^^)



さあ、ではサンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会に入ろうと思ったんですが、よくよく考えると15時半までシエスタです。
ふーむしょうがない。
朝から歩いてかなりお疲れ様なので、広場の脇に立ち並ぶカフェに入ることにしました。

アイス・カプチーノって何て言うんだろ。
とりあえず、「ウノ アイス カプチーノ ペルファボーレ?」と言うと、「カプチーノ フレッド!」と店員さんに教えてもらいました(^^)
なるほど、冷たいのは「フレッド」をつければいいんですね。
これ以降、BARで頼む冷たい飲み物はカプチーノフレッド一辺倒になったことは言うまでもありません^^;

さて、外の席に座って、日よけの傘の下で広場を眺めながら、カプチーノフレッドを飲みます、んー、至福(^。^)
ナヴォーナ広場は車が入ってこないので、歩行者天国の銀座にいるみたい。
ふぃーっと一息、気分いいですよぉ。

広場では偽ブランドのバッグをアフリカ系黒人が売っていました。
偽ブランドのバッグやサングラス、時計を売っているのは、大体がアフリカ系黒人ですね。
トレヴィの泉にもいた自動シャボン玉つくり器を売っているのは東南アジア系。
胴元が違うんでしょうかね。

誰もこんな偽物買わないだろ、と思ってたら、白人の観光客がけっこうバッグを買っていく。
偽物で十分というわけでしょうか。
しかし、そのグッチのバッグはあり得ないと思うぞ、外人さんよ。

さて、そんなこんなで1時間半ほどのんびり休んで15時半になりました。
いざサンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会に!と思ったら、入り口が見当たらない。
確かに工事中ではあるが、まさか、そんな…工事で入れないのね( ̄□ ̄;)!!



ふぅ、しっかり1時間半休んだだけでしたわ(-ω-)
しかし、この休憩はよかった。
シエスタは日本人から見たら、何休んでんだですが、それが存在するということは、それが必要だから、なのでしょうね。
誰でも本当は、お昼はゆっくり休みたいですよね^^;

ナヴォーナ広場の最後は、「ムーア人の噴水」Fontana del Moroのとぼけたラッパ吹きのおっさん像でしめたいと思います、はい。