アナライザー”analyzer”は、行動の前に多くの情報を集め、分析し、計画を立てるタイプです。英単語analizeには「分析する、検討する、解析する」といった意味がありますね。
物事を客観的に捉える能力に長けており、堅実な仕事振りを発揮します。
完全主義的なところがあり、ミスを嫌います。
一方で変化には弱く、行動は慎重です。人との関わりも慎重で感情はあまり外には出しません。
助言者やコメンテーターという「傍観者」になりがちです。
典型的なアナライザーは・・・
話をするときは慎重に言葉を選んで話します。
プロモーターのように考える前に口が動いているというようなことはなく、考えをまとめ、整理し、それからアウトプットします。
ゆえに、質問されると、即答せずに、多少反応時間が長くなります。「そうですねぇ」「ええっと」など、間を取る言葉が多くなります。
感情表現は「うれしい!」のように直接的ではなく、「あの時はけっこううれしいって思いましたね」のように、客観視した表現を多く使います。
じっくり考えていることが多いので、表情はクールで、時に醒めていると見られることもあります。
知っている人は知っている、「テニスの王子様」の”データテニス”乾くんは、まさにアナライザーでしょう。