辺野古のケーソンをつくらせない三重県民の会です。
7~8月度のとりくみ、とくに7・22津市での集会や8・22松阪駅前でのチラシ配布の宣伝行動を中心に振り返りました。また、「辺野古のケーソンをつくるな」ととりくんできた署名について現在2万3千筆を超えたことが紹介されました。
「ケーソンをめぐる状況」については、福島瑞穂参院議員事務所から防衛省に出された質問への回答の紹介、戦争をしない戦争協力もしない三重ネットワーク発行の機関紙「平和を創ろう」紙面を通じてのこの間のケーソンの会のとりくみの紹介、アメリカ沖縄ジュゴン訴訟の報告などが行われました。
※米国沖縄ジュゴン訴訟-控訴審で原告主張を認め差し戻し判決。原告を構成する日本環境法律家連盟(JELF)の声明文に論点がまとめられています。
沖縄ジュゴン米国訴訟、米国連邦高裁の差し戻し判決に関する声明文
そのうえで今後のとりくみについて相談。
①9月定例チラシまき宣伝については 21日(木)17時半~18時半で近鉄四日市駅北口付近にて。
そのあと18時半過ぎより、中部地区市民センター(四日市市西浦1丁目8−3)に定例ミーティング。
②10月についても、後述の学習会との関係で定例宣伝&ミーティングの日程を決めました。10月11日(水)宣伝は津駅東口17時半~、ミーティングはアスト津3階18時半~。
③辺野古のケーソンをめぐる状況を踏まえて、沖縄の海底の地質の問題にくわしい土木技術者の奥間政則さんを講師に緊急の学習会を行うことを決めました。
10月21日(土)10時~11時半 アスト津3階イベント情報コーナーにて。資料代500円。
※辺野古の海底は地盤軟弱で大型ケーソンは設置できず、設計変更を模索せざるを得ない状況。専門の方のお話を伺い、今後のさらなる運動の発展をめざします。
④かねてから相談してきた「三重県民の会」として独自に沖縄の現地(辺野古・高江)へ赴き連帯行動を行うことを具体化しました。いわゆる格安航空券とレンタカーを借り、キャンプシュワブ・ゲート前の行動への参加や大浦湾の視察などの行動を行う予定です!
※辺野古の「いま」の状況については、ブログ「チョイさんの沖縄日記」や沖縄地元紙から緊迫した状況が引き続き伝えらています。
○「8月26日の辺野古-海上、ゲート前で熾烈な抗議行動が続く」
○「シュワブ前でひき逃げ 抗議市民2人けが」
沖縄県内はもとより、首都圏や各地で学習会が計画されています。「三重県民の会」のメンバーから国会議員を通じて質問や資料要求をしても、「資料はない」「未定」といった答えしか返ってきません。
何も明らかにせず、少なくとも「基地建設工事をはじめた」という「実績」をつくり「あきらめさせよう」という意図が見え隠れします。同時に、工事が予定通りすすめられずに政府・防衛省側が追いつめられている事態も様々な報道や調査から伝わってきます。
いまこそ正念場として、「三重県民の会」としても沖縄に連帯し、様々な場でアピールしていきたいと思います!
※9月24日(日)に津リージョンプラザ(市役所隣)で開催される三重の「うたごえ祭典」のなかでも、「辺野古のケーソンを送らせない」の歌を歌ってアピールする機会をつくっていただきました(7月22日集会でも歌われました)。
都合のつく方はどなたでも来てください。14時にお城ホール前に集合。