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私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

小松帯刀

2008年05月30日 | Weblog
hanaさんのご主人が、「もう少し長生きされていれば、西南戦争も回避できたのでは・・」と、おっしゃったというお話を伺い、いっそう興味が増した小松帯刀(こまつたてわき)という人物。
彼の生涯を紹介した本、原口泉著「龍馬を超えた男 小松帯刀」を読み始めました。

大河ドラマ「篤姫」では、瑛太くんが演じている優しそうな尚五郎さん(後に帯刀と改名)。彼のまっすぐな瞳が印象的な清々しいお侍さんぶりに魅了されていますが、実は、幕末にあってとても重要な役割を果たした人でもあったのだそうです。
若くして亡くなったため、新政府の中で活躍することもなく、維新の立役者であるとされる華々しい人物たちの影に隠れて今までたいして注目されることもない方でしたが、それもご自身の人柄ゆえの成り行きであったようです。
まだ、ほんの始めの頃を辿っているだけですが、彼の年表を眺めているだけでも、圧倒されるような数々の仕事振りに、大変有能な人物であった様子が伺えました。
何より注目すべきは、坂本竜馬との親しい関係です。龍馬の影に帯刀あり・・ともいえるような間柄だったのですね。ドラマの中でこれから登場してくる龍馬は、玉木宏さんが演じられます。二人の親交をなぞるのも、楽しみになりそうです。

二十代の後半に藩の要職に就き、35歳で病没するまでに、大きな視野で物事を進めて行った小松帯刀。大河ドラマの制作発表の時には、正直、「誰?」というイメージしかなかった印象の薄い人物でした。しかも、何故瑛太くんが・・?とも失礼ながらったのですが、今では良くぞ彼が演じてくださった・・と思うようになりました。
篤姫とともに、帯刀=瑛太くんのこれからもとても見ごたえがありそうです。

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2 コメント

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瑛太くん (塾長)
2008-06-01 23:40:09
「茫洋」という形容がふさわしいように思われる瑛太くん、彼が幕末の隠れたキーパーソンを演じるには、正直??ですが、そうした懐の深さ(?)をもっていたのが当時功績のあった若者の真の姿だったのかもしれませんね。

などとちょっとばかり瑛太くん贔屓なことを言いたくなるようなキャラではありますね。



塾長さん (竜虎の母)
2008-06-02 00:42:22
実際の帯刀さんは、どちらかというと志垣太郎さんを華奢にしたような方です(表紙の写真では・・)。
でも、どうしても瑛太くんのイメージで読んでしまいますね。
「新選組!」の流れから今の大河を見るのもパズルを組み立てているようでとても面白いです。

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