豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

三杯

2007年12月29日 | Weblog
お節料理。本を見ながら、重箱にきっちり詰めるように作ったこともあったけれど、基本的に最近はお重を頼むので、気の向いたものを数点作ってお茶を濁しています。きんとん、ぶりか鶏ももの照り煮、お煮しめ、菊花かぶか二色なます、そんなところでしょうか。お正月、このあたりでなくてはならない季節の料理・・というものがあるとしたら、何だろうと考えていたら、今日の地元紙に正月に欠かせない料理として「三杯」の作り方が紹介してありました。いわゆるレンコンの酢の物。でも、広島の一般的なお正月料理と言えるほど浸透してない気もするのですが・・。

「三杯(さんばい)」
材料:レンコン(岩国レンコンが望ましい) ナガイモ 酢で締めたコノシロ ショウガ ニンジン ユズ
作り方:レンコンは5ミリの厚さに切り、酢水にくぐらせます。沸騰させた酢水でさっとゆで、水気をよく切って熱いうちに砂糖と酢であえます。ナガイモも同様にレンコンとあわせます。どちらも歯ごたえを残すためにゆですぎないのがこつだとか。コノシロは1センチ幅に切り加えます。ショウガは針ショウガにし、ユズは皮を千切りに、果汁も使います。ニンジンは薄切りにし梅型で抜き、レンコンとナガイモに加えて混ぜます。「味が落ち着くように、作ってから二晩は置いてくださいね。」ということで、12月30日までには作っておくそうです。

以上が、新聞の記事です。
この「三杯」は私の実家でも毎年作っています。特に郷土料理だと意識したこともなかったのですが、こうして紹介してあるとなんだかありがたみも増すというものです。ナガイモは生ですぐに加えていましたが、一度湯にくぐらせるという方法もあるのですね。コノシロは、関東ではコハダと呼ばれる魚で、新鮮さが命。海に近いので新しいものが手に入りやすいこのあたりでは気軽に利用しやすい魚です。母はこれだけで酢の物にしておいて食べる時に加えています。コノシロの新鮮なものがない時にはお刺身にしたぶりやはまちの残りを酢でしめて加えたりもしていました。これも美味しいです。
毎年、大きな器にたんと作ってあるので、自分で作ったことはありませんが、そろそろ手順も教えてもらっておかなくてはならないですね。
写真をネットで探してみましたが見当たりません。お正月に作ってあったら写真を撮ってこようと思います。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初カキです (ムッシュ村上)
2007-12-30 21:33:00
はじめまして^^
楽しく見させてもらって初カキしてます♪またちょこちょこ遊びに来ますね
そうそう、楽しいと言えばこれも相当よかったですよ~。お正月休みによかったら(//▽//)http://tarou55.net/d/340
最近 (塾長)
2007-12-31 00:03:04
怪しいコメントが多いですね。
「三杯」から何を連想するんでしょう。

何がなんだか分かりませんが、世の中には奇特な人が多いと思うしかないですね・・。



塾長さん (竜虎の母)
2007-12-31 00:39:29
あはははは・・・。

思い浮かぶおじ様がいらしたので、もしやと思いましたがやはりはずれでしたね。残念!
当たらずとも遠からじというのがなかなか可笑しいです。

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