先日 公休日を利用して 古代ガラスを展示中の ”古代オリエント博物館” 体験してきました。
- 池袋サンシャインシティーの 一番奥の文化会館 7F
- 池袋駅から 人をかわしながらの20分弱の道行き
- 春休みなんだ~
本日の収穫
同じ時期(5~6世紀)に 同じ工房で作られたと思われる カットガラス碗 ”白瑠璃碗” の その後。
- 西アジアで 長く土中に埋蔵され 風化した金銀色の被膜におおわれ、古物の美しさを見せている。 『銀化』 が見られる。 (展示品)
- かたや シルクロードをへて わが日本にもたらされ 東大寺正倉院に収められた 白瑠璃碗。 ”櫃 ひつ”に 大切に保管されていたため、 製作された時の風合いをそのままに残している。 正倉院ガラスといわれている。(写真のみ)
ガラスの銀化
金属のサビのように 時代を経てガラスの表面も変化し、真珠貝色に輝くものを 特に銀化と呼んでいる。 これは 土中の水分(空中で雨・露などにぬれてもできる)などにより、表面に雲母状に珪酸のそうができ、これが光を乱反射させ、金色や銀色に輝いて見せるのである。 使われていた当時のガラス器には 見られないものであった。
実は ”円筒印章” を目的に出かけたので チョットがっかりしました・・・・ガラスに彫られた印章が数点、展示中・・・・ 『平山郁夫とシルクロードのガラス展』 が終了後 円筒印章が 展示されるようです。
事前に その日の展示内容をご確認の上、 03-3989-3491 足を運ばれる事をお勧めいたします。 受付の若い女性が とても親切でした