It loves such me. 

等身大の來伊羅☆に触れてほしくて・・・  

沁みちゃった。

2005年12月19日 | life


昨日のことです。

いつものように仕事が終わり、みんなと別れ独りになった。

真っ暗になった夜道を車までの歩き、厳しい寒さと急な寂しさがこみ上がってきた。

真冬の独りの帰り道は、なんか苦手だ・・・

そう思いながら車にたどり着いた。

特に日曜のラジオは殆ど放送も終わってつまらないと思いながら、スイッチを入れた。

軽やかなリズムと心地よい声が流れてきた。

「ん?これ何の曲だっけ?懐かしぃなぁ・・・あ・・アジアの純真だ。」

でも、女性の声ではなく、しかもLIVEな様で曲が終わると歓声と拍手が起きていた。

悠長な口調で、その男性のトークが始まった。

40代から50代には特にであろうか、とにかくその年代のフォークの巨匠?

井上揚水らしい。もう一人男性の声がする、

ユニットを組んだ事もある奥田民夫の声であった。

彼の曲は比較的に好きで、時々聴いてたりもしてた。

彼が揚水の歌を歌い、揚水が彼の歌を歌うといった具合で、

時々、面白おかしくトークも交えていた。

しかし、よくものまね番組で揚水を真似てる人を見た事あるけど、

LIVEの揚水の話し方は、そのまんまでしたね。(笑)

さっきまで寂しかった気持ちが、ちょっと和らいできた。

揚水が「民夫の歌を僕は58曲知ってるんだけど(笑)、

その中で抜粋したのを歌います。」と言い歌い出した。

曲が流れた瞬間、凍ったものが溶け出したような気持ちになり、

ポロポロ涙がこぼれ出た。

私も大好きなユニコーン時代の「雪が降る街」であった。

正直、ユニコーン時代はちゃんと知らなくて、

ある友達がカラオケでこの曲を歌い

そのメロディーに私は惚れてしまった。

またギター一本と見事な歌唱力が、心に沁みちゃったなぁ・・・

やっぱり井上揚水って凄い人だったんだな。

寂しい冬の夜に、ぴったんこハマちゃった曲でした。

心が温かくなった気がした。