昨日行われたcoupe de aaca第2戦で優勝しました!
今回はマトリックスやブラーゼン等の有力チームも居てメンバーも濃かったので優勝した瞬間は今までのaacaの中で一番嬉しかったです。
と言っても僕はキナンの日本人の中では2番目に年上で、このレースでは優勝経験があるので若手を勝たせたいと思っていました。
というのも僕がキナンに移籍してきて最初のレースがこのaacaで、若手ではありませんでしたが、そこで優勝した事がその年のモチベーションに良い影響を与えてくれたからです。
なので作戦では、ゴールスプリントで雨乞か、少人数の逃げで中西、自分はその間の展開でサポート。ゴールスプリントになれば雨乞のリードアウトをする作戦でした。
勿論展開によっては自分で勝ちを狙う事も頭に入れて。
レースがスタートしてからは4人それぞれが自分の役割を理解していて、ほぼミスなくレースが進みました。
前半は圭介がアタックの応酬に反応。
そのサポートに自分と中西が入って、雨乞はスプリントに向けて温存。
そして何時もよりかなり長い時間逃げが決まらない展開が続きましたが、半分辺りでブラーゼンとインタープロの2人の逃げが決まりそうになっていたので自分が反応。
3人の逃げが決まると後ろからブラーゼンとイナーメの選手が合流。
ブラーゼン2名、インタープロ1名、イナーメ1名、自分という構図。
マトリックスは入ってないし、人数的にもこのまま決まるとは思えない。
けどこの逃げが長く続けばマトリックスは足を消耗するし雨乞もゴールスプリントに落ち着いて準備出来るので少しでも長く逃げようとハイペースを維持。
逃げのメンバーの足をよく知らなかったのでゴール前にはタレて捕まると思っていましたが、予想外に誰もペースを落とさずに周回を重ねる。
特にブラーゼンの新城選手の引きは強烈。
ハイペースで引く。強かった。
後ろはマトリックスが引いているのが見えるけど、差をコントロールしているのか全開で追っているのかは分からなかった。
けどラスト3周ぐらいから逃げ切りもあると判断。
そこからはハイペースを維持して少しでも逃げる事よりも捕まっても良いので自分でペースをコントロールして最後のゴールスプリントに足を貯めることに集中しました。このメンバーでスプリントなら多分勝てる。
そしてラスト一周。
差は大きくは無いけど、これまでの詰まり方から考えたら逃げ切りも全然ある。
しかしブラーゼンの新城選手がアタックしたのをきっかけに協調体制が崩れる。
アタック合戦になり牽制もあったので、後ろとの差が一気に詰まる。
折り返してから後ろを確認すると、シエルボの雅道さんがブリッジに成功している。
足の残り具合は分からないけど、フレッシュなら危険。
集団はそこでペースが落ちたみたいで勝負は6人に絞られる。
注意するのは新城選手の不意を突く早駆けと雅道さんのスプリント。
ゴール前の直角コーナー2つ。
最初のコーナーでトムボシス選手と競り合う。
最終コーナーは2番手。
最後の登りに入るとスプリント開始。
横に雅道さんが並んでくるのが見える。
踏み直すと離れていく。
後ろが迫る様子もない。
勝った!

途中から自分が勝つ事を意識してましたが、決まった瞬間はやっぱり気持ちよかった。
そして後続は雨乞がしっかり頭を取っていた。
仮に捕まっていてもキナンが勝っていた。
途中で多少のミスはあったもののほぼ無駄がなくレースを運べた。
勿論今回のレースが目標でやっているわけではないけど、皆今後のレースに向けての良いイメージは出来たと思う。
今年のキナンは、作戦の幅が増えてる事を実感しました。
キナンファンの皆さん是非レース会場に来てキナンを応援して下さい。
きっと期待に応えるレースをお見せします!
それでは長く書いちゃいましたがこの辺で。

Photo:Akihiro Nakao
今回はマトリックスやブラーゼン等の有力チームも居てメンバーも濃かったので優勝した瞬間は今までのaacaの中で一番嬉しかったです。
と言っても僕はキナンの日本人の中では2番目に年上で、このレースでは優勝経験があるので若手を勝たせたいと思っていました。
というのも僕がキナンに移籍してきて最初のレースがこのaacaで、若手ではありませんでしたが、そこで優勝した事がその年のモチベーションに良い影響を与えてくれたからです。
なので作戦では、ゴールスプリントで雨乞か、少人数の逃げで中西、自分はその間の展開でサポート。ゴールスプリントになれば雨乞のリードアウトをする作戦でした。
勿論展開によっては自分で勝ちを狙う事も頭に入れて。
レースがスタートしてからは4人それぞれが自分の役割を理解していて、ほぼミスなくレースが進みました。
前半は圭介がアタックの応酬に反応。
そのサポートに自分と中西が入って、雨乞はスプリントに向けて温存。
そして何時もよりかなり長い時間逃げが決まらない展開が続きましたが、半分辺りでブラーゼンとインタープロの2人の逃げが決まりそうになっていたので自分が反応。
3人の逃げが決まると後ろからブラーゼンとイナーメの選手が合流。
ブラーゼン2名、インタープロ1名、イナーメ1名、自分という構図。
マトリックスは入ってないし、人数的にもこのまま決まるとは思えない。
けどこの逃げが長く続けばマトリックスは足を消耗するし雨乞もゴールスプリントに落ち着いて準備出来るので少しでも長く逃げようとハイペースを維持。
逃げのメンバーの足をよく知らなかったのでゴール前にはタレて捕まると思っていましたが、予想外に誰もペースを落とさずに周回を重ねる。
特にブラーゼンの新城選手の引きは強烈。
ハイペースで引く。強かった。
後ろはマトリックスが引いているのが見えるけど、差をコントロールしているのか全開で追っているのかは分からなかった。
けどラスト3周ぐらいから逃げ切りもあると判断。
そこからはハイペースを維持して少しでも逃げる事よりも捕まっても良いので自分でペースをコントロールして最後のゴールスプリントに足を貯めることに集中しました。このメンバーでスプリントなら多分勝てる。
そしてラスト一周。
差は大きくは無いけど、これまでの詰まり方から考えたら逃げ切りも全然ある。
しかしブラーゼンの新城選手がアタックしたのをきっかけに協調体制が崩れる。
アタック合戦になり牽制もあったので、後ろとの差が一気に詰まる。
折り返してから後ろを確認すると、シエルボの雅道さんがブリッジに成功している。
足の残り具合は分からないけど、フレッシュなら危険。
集団はそこでペースが落ちたみたいで勝負は6人に絞られる。
注意するのは新城選手の不意を突く早駆けと雅道さんのスプリント。
ゴール前の直角コーナー2つ。
最初のコーナーでトムボシス選手と競り合う。
最終コーナーは2番手。
最後の登りに入るとスプリント開始。
横に雅道さんが並んでくるのが見える。
踏み直すと離れていく。
後ろが迫る様子もない。
勝った!

途中から自分が勝つ事を意識してましたが、決まった瞬間はやっぱり気持ちよかった。
そして後続は雨乞がしっかり頭を取っていた。
仮に捕まっていてもキナンが勝っていた。
途中で多少のミスはあったもののほぼ無駄がなくレースを運べた。
勿論今回のレースが目標でやっているわけではないけど、皆今後のレースに向けての良いイメージは出来たと思う。
今年のキナンは、作戦の幅が増えてる事を実感しました。
キナンファンの皆さん是非レース会場に来てキナンを応援して下さい。
きっと期待に応えるレースをお見せします!
それでは長く書いちゃいましたがこの辺で。

Photo:Akihiro Nakao