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RYOMA Nonaka

キナンサイクリングチーム 野中竜馬のブログ

宇都宮クリテリウム

2017-03-18 21:32:16 | 日記
Jツアー開幕戦の宇都宮クリテリウム。キナンは日本人フルメンバーでの参戦。
スプリントになれば雨乞。逃げになれば自分が入って狙うという作戦で挑みました。
今回注意しないといけないのは、宇都宮ブリッツェンとマトリックス。
どちらも色んなパターンで勝ちを狙えるチームなのでそこの動きはよく見ないといけません。
スタート直後は昨年の逃げきりがあるので決まらないと判断して少し後ろから様子見。
しかしチームメイトは決まりそうじゃない逃げにも1人は反応してくれている。
一見無駄な動きだけど、かなり重要な動き。
自分は走っていてかなりの安心感がありました。
そして作戦通りに自分も中盤に逃げにトライしてみる。
が決まる気配が全くない。
今回チーム力を示したマトリックスは逃げには1人、2人乗るけど積極的ではない。
完全にスプリント体制だった。
念の為後半にも逃げが出来たら後乗りを考えてはいたけど、この時点でほぼ雨乞の発射台に頭を切り替える。
案の定その後も逃げは決まらずゴールが近づく。
キナンはスプリントになればラスト2キロ前後から列車を組んでスプリントに挑戦する予定だった。
しかしラスト一周のホームストレートで上手く噛み合わず、全員で列車を組める状態じゃない。
何とか椿と自分が先頭付近に出たけど予定通りの列車は諦める。
それでも椿が第一コーナーを先頭で引始め、愛三2人を挟んで自分、雨乞といった並びになった。
椿が引き終わると愛三の2人が先頭で引く。
まだ距離はあるし2人なので最後までこの隊列は持たないと思っていたけど、このまま長くいってもらえればそれに越した事はない。
しかしここで愛三がまさかの右に締めてペースを緩める。
自分はこの動きで少し埋もれてしまい10番手以降に下がってしまう。
雨乞はそれでもさばいてマトリックスの後ろに付けている。
自分は180度ターンの次のコーナーを抜けた辺りからもう一度前に上がる。
前を見ると雨乞がマトリックスの後ろに完璧に位置取っている。
ここは牽引をマトリックスに任せて自分は雨乞の後ろに入った方が良いと思い雨乞の後ろに入ろうとしたけど、前を引くマトリックスの引が少しだけ緩んでいる。
周りから被されたらマトリックスと一緒に雨乞も埋もれてしまう。
それは避けたいのでマトリックスの前に出る。
少しでも被せてくる選手を無くすため全力で牽引。
最終コーナーの直前で左にそれて自分の役割は終了。
見るとマトリックス2人の後ろにまだしっかり雨乞が付いている。
後は後ろから勝利を願って眺める。
どうだ?
残念ながら優勝は逃したけど見事2位に入った。
本人は悔しがっていたけど、前々から相当プレッシャーをかけられた状態でしっかり表彰台を掴んだのは凄いと思う。
メンタルが強いのか弱いのかよく分からないのが雨乞だ。笑
あと中島さんも中間スプリントをとったのでキナンからは2人表彰台に上がりました。
チームの雰囲気は良いし明日もキナンの存在感を示して行けるように頑張ります!



写真 福光俊介
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宇都宮到着

2017-03-17 22:29:40 | 日記
宇都宮に到着しました。
今日は明後日のロードのコースの試走に行きました。
ハードな展開になりそうなコース。
やれることはやって来たので後は落ち着いて走るのみです。
明日はお馴染みのクリテリウム。
大集団も逃げもどちらも考えられるので最後まで気の抜けないレースになりそうです。
言える事は1つ。

キナンサイクリングチーム

最高の結果を求めて

やるぞやるぞやるぞー!!!
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準備万端

2017-03-16 20:24:10 | 日記
宇都宮には明日出発です。
Jツアー開幕戦なので気合い十分!
トレーニング、体のケアは完璧。
荷物もカバンに詰め込んで準備万端。
後は心に余裕を持ってレースを待つのみ。

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西日本チャレンジロード

2017-03-13 23:35:21 | 日記
昨日の投稿でも少し書きましたが、もう少し詳しくレースの事を。
このレース、僕にとっては結構思い入れのあるレース。何しろロードレースを初めて生で見たのがこのレースだったので。
高校入学前に親に連れられて初めて見たロードレース。
色々圧倒されたのを覚えてます。
そんなレースで自分自身が活躍したいと思うのは自然な事。
今回は数年ぶりの出場だったし、エントリーをしてからは本当に楽しみにしていました。
しかし前日にaacaもあったので少し不安もありました。勿論勝つつもりで臨んでましたが。
レースがスタートしてから直ぐに疲れは無く調子が良いと思いました。
注意しなきゃいけないのは人数を揃えているシマノ。
シマノ数人に逃げられると他のチームでは対抗出来そうに無かったので逃げ遅れないように自分から動くように心がけました。
下りは流れるので後ろで休んで登り区間はとにかく前で積極的に動きました。
その結果、2周目にはシマノ4人、自分、ビクトワールの6人の逃げが出来る。
数的不利ではありますが、シマノは後ろにまだ5人も居るので、追いつかれて降り出しに戻るよりこのまま行ってくれた方が自分には好都合。
しかし次の周の登り区間で後ろの集団からシマノ3人が追走しているとの情報。
合流してしまったらシマノ7人になってしまう。
まさに四面楚歌。笑
自分は追いついて欲しく無いので踏むけどシマノは待ち。
登り区間はいいけど下りは全力で引いてもしょうがないのでしょうがなく自分も待ち。
3周目に入る時には集団は1つに。
その後は6人の逃げが出来るけど30秒差で開かないので自分も無駄には動かず次の登り区間で一気に踏むことに。
三段坂の最初のトンネル区間で後ろから一気にアタック。
ここはどんなにきつくても単独で追いつきたいので全開。
2段目の坂の終わりで何とか単独で合流。この日1番キツかった。
次の登りで逃げていたシマノの西村選手がアタック。
一気に追いついた直後だったので本当にキツかったですが何とか離されず登り切る。
思わず声が出る。
「がぁぁー!!!」
大学の時によく元喜が追い込んで
「おぇーーー!!!」
って言ってたのを思い出しました。笑
しかしその逃げもラスト一周に入る前に吸収されてレースは振り出し。
その後のシマノの波状攻撃は流石にキツかった。
そしてこの後やってしまった。
シマノだけが何人も行っている状態に、誰か行ってくれないかなーと後ろを見た時に横から抜いてくる選手と接触。
落車はしませんでしたがスポークが1つ折れてしまって走行不能に。
モトから車輪をお借りしましたが時すでに遅し。
集団ははるか彼方。
ここまで積極的に動いて調子も良かっただけに本当に悔しい。自分のちょっとした気の緩みでレースを台無しにしてしまった。
最後の最後に反省。
しかし今回の走りは前日のaacaを含めかなり良い動きが出来たと感じてます。
多少は熱くもなりましたが、常に状況を考えながらレースを運べたので。
悔しい気持ちは宇都宮に持って行って、良かったところは自信にしていきたいと思います。
レース後にエゴサーチで横山選手のブログをチェックしましたが、少し自分の事にも触れてくれているので皆さんもチェックですよ!笑
よこたんありがとう!
あと優勝した入部の走りは流石でした。
シマノ時代に3年間一緒に走って居るので今でも気の知れた仲です。
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aaca第3戦

2017-03-11 21:55:32 | 日記
今回のaacaは日本人のフルメンバーで出場。
来週の宇都宮も控えているのでその動きも確認するために、さらに身体に刺激を入れるにも良いレース。
作戦はスプリントで雨乞か、逃げで中西。
自分は敵チームを揺さぶる動きでレースを有利に進めて行く事を意識。集団スプリントになれば雨乞の発射台。
スタート後、最初に決まった4人の逃げには椿が乗る。
ここは作戦通り。
途中からバラけて椿の単独になりましたが、椿強し。
追走も全開では無いにしろ追っているのに差は詰まらない。
その間の動きとしては追走からブリッジをかける選手をマーク。単独、もしくはキナン勢で椿に追いつけそうならアタック。
これを繰り返しているうちにペースは上がり椿は吸収される。
その後はアタック合戦で集団は落ち着かない。
2周を切った所で圭佑が単独アタック。
そのままラスト一周に入りそこに中島さんが単独で追いつく。
その時点で集団はかなり小さくなっていたので、雨乞は最悪列車は組まなくてもいけると判断。
自分は追走のアタックに反応。
キナン3人、名前を把握してませんでしたが、他チーム1人の4人に。
ローテしていると中島さんと圭佑が千切れたので2人になる。
後ろはキナン以外が追っているのが見える。
自分は2人でのスプリントは勝てると思ったのでそのままゴー。
ラスト500ぐらいから早駆けして単独になりそこからは全力。
勝ったと思っていましたが、後ろが迫る感じがある。
もしキナンじゃ無い選手に差されたら最悪だ。
来たのは雨乞でした。
ぎりぎりの所で差される。
雨乞で良かったという気持ちと、差されて悔しい気持ちもありましたね。笑
雨乞のスプリントは掛かってました。多分…後ろちゃんと見てないから分からんけど。笑
あの距離詰まったので掛かっていたでしょう!
雨乞は練習でもがいた時もかなり掛かっていたし。
自分もスプリント力もっとつけんとダメだ。
でも今日の動きは自分でかなり冷静に状況判断が出来てたと思うし、レース後のミーティングでも皆お互いの動きを説明しあい納得したので宇都宮に向けては良い感覚で終わることが出来ました!
と言いつつ宇都宮の前に明日は西日本チャレンジがあるので、まずはそちらの方を頑張らないと!
地元ですし。

写真 福光俊介
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