Jツアー開幕戦の宇都宮クリテリウム。キナンは日本人フルメンバーでの参戦。
スプリントになれば雨乞。逃げになれば自分が入って狙うという作戦で挑みました。
今回注意しないといけないのは、宇都宮ブリッツェンとマトリックス。
どちらも色んなパターンで勝ちを狙えるチームなのでそこの動きはよく見ないといけません。
スタート直後は昨年の逃げきりがあるので決まらないと判断して少し後ろから様子見。
しかしチームメイトは決まりそうじゃない逃げにも1人は反応してくれている。
一見無駄な動きだけど、かなり重要な動き。
自分は走っていてかなりの安心感がありました。
そして作戦通りに自分も中盤に逃げにトライしてみる。
が決まる気配が全くない。
今回チーム力を示したマトリックスは逃げには1人、2人乗るけど積極的ではない。
完全にスプリント体制だった。
念の為後半にも逃げが出来たら後乗りを考えてはいたけど、この時点でほぼ雨乞の発射台に頭を切り替える。
案の定その後も逃げは決まらずゴールが近づく。
キナンはスプリントになればラスト2キロ前後から列車を組んでスプリントに挑戦する予定だった。
しかしラスト一周のホームストレートで上手く噛み合わず、全員で列車を組める状態じゃない。
何とか椿と自分が先頭付近に出たけど予定通りの列車は諦める。
それでも椿が第一コーナーを先頭で引始め、愛三2人を挟んで自分、雨乞といった並びになった。
椿が引き終わると愛三の2人が先頭で引く。
まだ距離はあるし2人なので最後までこの隊列は持たないと思っていたけど、このまま長くいってもらえればそれに越した事はない。
しかしここで愛三がまさかの右に締めてペースを緩める。
自分はこの動きで少し埋もれてしまい10番手以降に下がってしまう。
雨乞はそれでもさばいてマトリックスの後ろに付けている。
自分は180度ターンの次のコーナーを抜けた辺りからもう一度前に上がる。
前を見ると雨乞がマトリックスの後ろに完璧に位置取っている。
ここは牽引をマトリックスに任せて自分は雨乞の後ろに入った方が良いと思い雨乞の後ろに入ろうとしたけど、前を引くマトリックスの引が少しだけ緩んでいる。
周りから被されたらマトリックスと一緒に雨乞も埋もれてしまう。
それは避けたいのでマトリックスの前に出る。
少しでも被せてくる選手を無くすため全力で牽引。
最終コーナーの直前で左にそれて自分の役割は終了。
見るとマトリックス2人の後ろにまだしっかり雨乞が付いている。
後は後ろから勝利を願って眺める。
どうだ?
残念ながら優勝は逃したけど見事2位に入った。
本人は悔しがっていたけど、前々から相当プレッシャーをかけられた状態でしっかり表彰台を掴んだのは凄いと思う。
メンタルが強いのか弱いのかよく分からないのが雨乞だ。笑
あと中島さんも中間スプリントをとったのでキナンからは2人表彰台に上がりました。
チームの雰囲気は良いし明日もキナンの存在感を示して行けるように頑張ります!



写真 福光俊介
スプリントになれば雨乞。逃げになれば自分が入って狙うという作戦で挑みました。
今回注意しないといけないのは、宇都宮ブリッツェンとマトリックス。
どちらも色んなパターンで勝ちを狙えるチームなのでそこの動きはよく見ないといけません。
スタート直後は昨年の逃げきりがあるので決まらないと判断して少し後ろから様子見。
しかしチームメイトは決まりそうじゃない逃げにも1人は反応してくれている。
一見無駄な動きだけど、かなり重要な動き。
自分は走っていてかなりの安心感がありました。
そして作戦通りに自分も中盤に逃げにトライしてみる。
が決まる気配が全くない。
今回チーム力を示したマトリックスは逃げには1人、2人乗るけど積極的ではない。
完全にスプリント体制だった。
念の為後半にも逃げが出来たら後乗りを考えてはいたけど、この時点でほぼ雨乞の発射台に頭を切り替える。
案の定その後も逃げは決まらずゴールが近づく。
キナンはスプリントになればラスト2キロ前後から列車を組んでスプリントに挑戦する予定だった。
しかしラスト一周のホームストレートで上手く噛み合わず、全員で列車を組める状態じゃない。
何とか椿と自分が先頭付近に出たけど予定通りの列車は諦める。
それでも椿が第一コーナーを先頭で引始め、愛三2人を挟んで自分、雨乞といった並びになった。
椿が引き終わると愛三の2人が先頭で引く。
まだ距離はあるし2人なので最後までこの隊列は持たないと思っていたけど、このまま長くいってもらえればそれに越した事はない。
しかしここで愛三がまさかの右に締めてペースを緩める。
自分はこの動きで少し埋もれてしまい10番手以降に下がってしまう。
雨乞はそれでもさばいてマトリックスの後ろに付けている。
自分は180度ターンの次のコーナーを抜けた辺りからもう一度前に上がる。
前を見ると雨乞がマトリックスの後ろに完璧に位置取っている。
ここは牽引をマトリックスに任せて自分は雨乞の後ろに入った方が良いと思い雨乞の後ろに入ろうとしたけど、前を引くマトリックスの引が少しだけ緩んでいる。
周りから被されたらマトリックスと一緒に雨乞も埋もれてしまう。
それは避けたいのでマトリックスの前に出る。
少しでも被せてくる選手を無くすため全力で牽引。
最終コーナーの直前で左にそれて自分の役割は終了。
見るとマトリックス2人の後ろにまだしっかり雨乞が付いている。
後は後ろから勝利を願って眺める。
どうだ?
残念ながら優勝は逃したけど見事2位に入った。
本人は悔しがっていたけど、前々から相当プレッシャーをかけられた状態でしっかり表彰台を掴んだのは凄いと思う。
メンタルが強いのか弱いのかよく分からないのが雨乞だ。笑
あと中島さんも中間スプリントをとったのでキナンからは2人表彰台に上がりました。
チームの雰囲気は良いし明日もキナンの存在感を示して行けるように頑張ります!



写真 福光俊介