宇都宮から無事に松阪の家に帰宅しました。
現在2時。
渋滞などありこんな時間になってしまいました。
簡単にですが今回のレースの事を書いていきます。
今回のレースは脚質的にもあっていると思っていたので、前からここで結果を残せるように意識してトレーニングをしてきました。
レースが近づくにつれ調子がどんどん上がっている感覚があり、先週の広島でも結果は出なかったものの調子の良さは確認できていました。
レース前のミーティングではロードは自分がエースで行くと伝えられたので、何が何でも勝って期待に応えたいと思っていました。
レースが始まるとチームメイト皆前方でアタックに反応してくれている。
お陰で自分は本当に安心して楽な位置で走らせてもらっていた。
レース後半には登りで中切れする選手が増え始めそろそろだと思い前方に上がる。
ラスト2周の鶴の登りでブリッツェンがペースアップして集団を破壊する。
自分は動かず足を貯めれていたのでこの動きには少し余裕を持って反応出来ました。

そしてラスト一周。
先頭集団は約10人。
マトリックス、ブリッツェンは3人ずつ居たので、自分は下手に足を使わされないように周りの動きをよく見てアタックに反応する。
自分から行かずとも他チームが潰し合いになって居た場面もあるのでここは上手く立ち回れたと思う。
そんな事をしていたら後ろから集団が追いついてきて降り出しに戻る。少し焦ったけど、後ろは後ろで足を使ったはず。大丈夫だと冷静になる。
ラスト2キロを切ったぐらいで元喜が前に出てくれていい位置で登り口に入る事ができた。
前半から動いたにもかかわらず流石の足だった。
そしていよいよ最後の激坂区間に入る。
自分は5番手。
ここではスリップストリームは無いし距離も短いのでとにかく全力で登り切る事しか考えなかった。
全力で踏み始める。
後ろからブラーゼンの吉岡選手が抜いて行く。強い。
全力だけど離される。
2番手は吉田選手。
その後ろブリッツェンの増田選手と岡選手。
勝てないことは残念ながらラスト200辺りで感じていた。
だけど表彰台だけは確保したい。
前のブリッツェン2人からも少し離されるけど垂れてくれと思いながら諦めず踏む。
しかしここも届かない。
表彰台に乗れないとエースとして全く意味がない。
最後は諦めてしまい、西村選手にかわされて6位でフィニッシュ。
チームとしては作戦通りの動きで、自分は足を貯めて最後のゴール勝負だけだったが完全に踏み負けた。
ゴール後はアシストしてくれたチームメイトに合わせる顔がなかった。
何時も勝負には絡めても表彰台が遠い。
もう一段階強くならないといけない。
まだまだ詰めれるところはあるので、今後は今出来てない事を詰めて少しでも勝ちに近づけるようにトレーニングを行おうと思う。
次戦はフランスのステージレース。
ここも自分にあったレースなので気を引き締めて挑みたいと思います。

写真 福光俊介