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Samsung好調、1Qのスマホ予想シェアは34%――Counterpointが予想

2013年03月29日 11時00分29秒 | 日記

Samsung好調、1Qのスマホ予想シェアは34%――Counterpointが予想

ITmedia Mobile 3月29日(金)10時4分配信

 Counterpoint Technology Market Researchは3月28日、最新のスマートフォンメーカーの動向予想を発表した。第1四半期(1月~3月期)は携帯電話の売上が落ち込むサイクルにあって、Samsungの出荷台数は過去最高の7000万台に達する見込みだという。また、今期にはスマートフォンがフィーチャーフォンを上回るとも予想している。

 1月と2月の実績を基に予測した第1四半期の市場動向によると、1月と2月のスマートフォンの出荷が順調なことから、第1四半期は好調に推移すると予想している。第1四半期は携帯電話が最も売れる年末商戦後の時期であり、通常は年間で最も携帯電話が売れない四半期といわれている。今期の好調な出荷実績を牽引したのは、この期間に旧正月を迎える中国だったという。

 また、Counterpoint Technology Market Researchでは、今期に出荷される携帯電話に占めるスマートフォンのシェアがフィーチャーフォンを逆転することも報告している。特に、日本や韓国ではスマートフォンのシェアは90%を上回るという。

 メーカー別で見ると、好調なのはSamsung、Apple、LG、それに中国メーカーのみ。Samsungの端末出荷台数は月に2500万台ペースで推移しており、1月~2月のシェアは34%に達した。こうしたことからSamsungでは、次期フラッグシップ「Galaxy S 4」発売を控えているにも関わらず、第1四半期の出荷台数が7000万台を上回ると見込んでいる。

 Appleも好調ながら、12月から引きずっている在庫のために第1四半期の出荷台数は3500万台と予想している。これは、Samsungの約半分で、1月~2月のAppleのシェアは19%にとどまった。

 ZTE、Huawei Technologies、LGも好調で、Nokiaを追い抜いている。Lenovo、K-Touch、Gionee、Alcatel OneTouchなどの中国ベンダーは1月~2月期に、前年同期の倍近くを売り上げたという。

 なお、OS別ではAndroidが70%、iOSが21%だった。Windows Phoneは5%を獲得し、ナンバー3の地位を確実にしたと評している。(プロモバ)

[末岡洋子,ITmedia]



抗生物質排出する輸送体解明=多剤耐性菌の新薬期待―東大

2013年03月28日 17時00分50秒 | 日記

抗生物質排出する輸送体解明=多剤耐性菌の新薬期待―東大

時事通信 3月28日(木)3時4分配信

 細菌などの細胞膜上にあり、薬物を細胞外に排出させる輸送体たんぱく質の立体構造を詳細に解明したと、東京大大学院理学系研究科の濡木理教授や菅裕明教授らが27日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。複数の抗生物質が効かず、院内感染が問題になっている多剤耐性菌の輸送体について、この働きを邪魔する物質を作ることができれば、有力な新薬になると期待される。 
 濡木教授らは、高温環境を好む好熱性古細菌の輸送体たんぱく質をモデルとして、脂質の中で結晶にし、X線で立体構造を詳細に解析した。
 その結果、抗生物質を排出する機能を直接担う部分を特定。アミノ酸が連なった環状ペプチドを使い、排出できないように阻害することにも成功した。
 輸送体たんぱく質に環状ペプチドが結合した状態も結晶化して立体構造を解析できており、研究成果は多剤耐性菌を退治する新薬を開発する基盤になるという。



トロイの木馬型Androidマルウェアをばらまく標的型電子メール攻撃が登場

2013年03月27日 17時00分54秒 | 日記

トロイの木馬型Androidマルウェアをばらまく標的型電子メール攻撃が登場

Computerworld 3月27日(水)16時20分配信

 ウイルス対策ベンダーのロシアのKaspersky Labは3月26日、人権活動家や政治活動家を狙い、情報を盗み出す機能を持つトロイの木馬型Androidマルウェアをばらまく標的型電子メール攻撃を発見したと報告した。

 報告によると、3月24日に有名なチベット人活動家の電子メール・アカウントがハッキングされ、その連絡先リストに含まれるメール・アドレスにスピア・フィッシング(特定の標的に狙いを定めたフィッシング)メールを送信するのに使われた。この攻撃は、トロイの木馬型Androidアプリがこうした標的型攻撃に使われた証拠が記録された最初の事例だと、Kaspersky Labの研究者は公式ブログで述べている。

 この攻撃で送信された電子メールには、apkファイル(Androidアプリケーション・パッケージ)が添付されていた。送信に使われた連絡先リストには、他の多くの活動家が含まれている可能性が高い。

 受信者をだますために、このメールの本文では、世界ウイグル会議(WUC)がスイスのジュネーブで今月開催した中国の人権問題に関する会議がテーマとなっていた。

 この会議は、複数の活動家グループを狙って3月に仕掛けられた別の電子メール攻撃でも、メール本文で取り上げられていた。ただし、この攻撃はWindowsユーザーを標的に、不正なExcelファイルをばらまくものだった。

 今回の電子メール攻撃のメール本文には、添付ファイル「WUC's Conference.apk」に、会議主催者からの手紙が含まれていると記されている。攻撃者は、多くの受信者がこのメールをAndroidスマートフォンで読み、このapkファイルをクリックしてインストールすると想定していると、Kaspersky Labのシニア・マルウェア・アナリスト、デニス・マスレニコフ(Denis Maslennikov)氏は述べている。

 このapkファイルは、「Conference」というトロイの木馬アプリをインストールする。このアプリは、WUC幹部のものとされるメッセージを表示するとともに、バックグラウンドで、米国でホストされているC&C(指令)サーバに感染の成功を報告し、各種データのアップロードを指示するSMSコマンドを待つ。アップロードされる各種データには、連絡先の詳細、通話ログ、テキスト・メッセージ、地理位置情報、電話ID情報などが含まれる。

 さまざまな証拠から、この電子メール攻撃の犯人は中国語を話す可能性が高いと、マスレニコフ氏は指摘した。例えば、このマルウェアでは、中国語の記述を含むさまざまな関数が使われているほか、C&Cサーバで稼働するWindows Server 2003は、中国語のロケールを使って構成されており、同サーバ上で見つかったあるWebページは、ランダムな中国語テキストを含んでいるという。

 チベット人やウイグル人の活動家は従来、WindowsやMac用のリモート・アクセス・ツール(RAT)を使った高度で執拗なAPT(Advanced Persistent Threat)型攻撃の標的になってきた。今後、Androidユーザーを狙って今回のような新手の標的型攻撃が横行するかもしれないと、Kasperskyの研究者は述べている。

 今回の攻撃では、ソーシャル・エンジニアリングによってAndroidマルウェアがばらまかれたが、Kasperskyの研究者は、攻撃者が今後、Androidデバイスにマルウェアを感染させるために、ゼロデイ脆弱性を悪用する手口などを使うようになると予想している。

 「エクスプロイト・コードを使って、ユーザーの介在なしでマルウェアをAndroidデバイスに感染させる攻撃が2013年に登場することを、われわれはほぼ100%確信している」(マスレニコフ氏)
(Lucian Constantin/IDG News Serviceルーマニア支局)



今世紀末、サンゴ消滅も=海が酸性化、「ソフトコーラル」に―東大

2013年03月25日 23時00分57秒 | 日記

今世紀末、サンゴ消滅も=海が酸性化、「ソフトコーラル」に―東大

時事通信 3月25日(月)3時1分配信

 海の酸性化が進むほど、硬い骨格を持ちサンゴ礁を作るサンゴが減り、柔らかい「ソフトコーラル」が増えて最後は両方死滅する可能性があることを、東京大大学院理学系研究科の井上志保里さんらの研究チームが突き止めた。サンゴは今世紀末に消える可能性もあるという。24日付の英科学誌ネイチャー・クライメート・チェンジ電子版に発表した。
 酸性化は、産業活動で二酸化炭素が排出され、海水に溶け込むことで起きる。炭酸カルシウムでできたサンゴの骨格を溶かすが、サンゴの仲間ソフトコーラルは骨が小さく、肉で覆われているため酸性化に強い。ただ、サンゴほど複雑な骨格がなく、さまざまな生物のすみかになるのは難しいと考えられている。
 研究チームは、火山活動の影響で大量の二酸化炭素が海水に溶け込んでいる沖縄県・硫黄鳥島周辺を調査。水槽で飼育実験も行い、酸性度が高いほどサンゴが育ちにくくなることを確認した。
 数字が小さいほど酸性度が高いことを示す水素イオン濃度指数(pH)が、海水の平均値8.1pHの時はサンゴがよく育った。7.8pHではソフトコーラルが主になり、7.6pHより下がると両方育たなかった。今世紀末の酸性度は7.8pH程度と予想されており、サンゴが消える可能性があるという。 



宇宙誕生は138億年前=星や銀河の物質は4.9%―欧州衛星が精密観測

2013年03月23日 23時00分45秒 | 日記

宇宙誕生は138億年前=星や銀河の物質は4.9%―欧州衛星が精密観測

時事通信 3月23日(土)18時12分配信

 宇宙がビッグバンで誕生したのは従来の推定よりやや古い138億2000万年前で、星や銀河などを構成する通常の物質の割合も推定より若干多い4.9%の可能性が高いことが分かった。欧州宇宙機関(ESA)が2009年に打ち上げた天文衛星「プランク」で宇宙全体から一様に届く電波「宇宙背景放射」を精密に観測、分析した成果として発表した。
 宇宙は誕生した頃には非常に熱く、密度が高かったが、その後膨張して冷え、現在は絶対温度2.7度(セ氏零下270.4度)まで下がった。この温度は短い波長のマイクロ波として観測でき、宇宙の方向による微妙なむらを分析すると、宇宙の膨張ペースなどが分かる。
 米航空宇宙局(NASA)が01年に打ち上げた「WMAP」の観測では、宇宙誕生は137億7000万年前と推定されたが、より高性能なプランクの観測により、膨張ペースが遅く、やや古かったことが分かった。
 宇宙全体の質量のうち、星や銀河、星間ガスなどとして存在する通常の物質の割合は、WMAP観測による4.6%から4.9%、謎の暗黒物質の割合は24.0%から26.8%に増えた。一方、正体不明の暗黒エネルギーの割合は71.4%から68.3%に減った。
 暗黒物質は現在、重力によってのみ観測でき、通常の物質を引き寄せて星や銀河を形成させたと考えられている。一方、暗黒エネルギーは宇宙の膨張を加速させているとみられ、ともに国内外の物理学者らが正体の解明に取り組んでいる。
 宇宙の温度のむらの分布はどの方向もほぼ一様とされていたが、プランクによる観測では、方向による違いが予測以上に大きいことも分かり、新しい宇宙理論につながると期待されている。
◇宇宙背景放射
 宇宙背景放射 宇宙誕生直後には熱かった温度が膨張して冷え、現在は宇宙全体から届くマイクロ波(波長の短い電波)として観測される。1965年、米国のペンジアス氏らが電波望遠鏡の「雑音」を調べていて発見し、78年のノーベル物理学賞を受賞。米航空宇宙局(NASA)のマザー氏らは宇宙背景放射を観測する最初の衛星「COBE」を89年に打ち上げ、絶対温度で2.7度(セ氏零下270.4度)と解明し、2006年の同賞を受賞した。