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H-IIAロケット、情報収集衛星2機を打ち上げ

2013年01月28日 05時00分35秒 | 日記

H-IIAロケット、情報収集衛星2機を打ち上げ

sorae.jp 1月28日(月)4時37分配信

 三菱重工と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は今日、情報収集衛星レーダ4号機と実証衛星の2機の衛星を搭載したH-IIAロケットの打ち上げに成功した。

 2機の情報収集衛星を搭載したH-IIAロケットは、1月27日13時40分、鹿児島県にある種子島宇宙センターの吉信第1射点から離昇した。その後の発表によれば、ロケットは順調に飛行し、衛星を予定通りの軌道に投入、打ち上げは成功したとのこと。

 情報収集衛星は内閣衛星情報センターが運用する衛星で、海外の軍事基地などの監視など安全保障に関する目的、また国内外で大規模な災害が起きた際に情報を収集するために使われる衛星だ。そのような目的の衛星は、他国では偵察衛星と呼ばれるが、日本ではそう呼ばれたことはない。

 情報収集衛星は大きく2種類、光学衛星とレーダー衛星が存在し、前者は光学センサー(言い換えればカメラ)を使って地上の物体を撮影し、後者はレーダーを使って撮影する。光学衛星はレーダー衛星より地上の物体を細かく見分けられるが、撮影したい地域が夜だったり、あるいは上空に雲がかかっていたりすると撮影できない。レーダー衛星は、物体を見分ける能力は光学衛星より劣るが、夜間や天候が悪くても撮影することができる。

 今回打ち上げられたレーダー4号機は1m以下の物体を見分ける能力を持つと言われている。実証衛星は将来の光学衛星の開発に向けた試験機として開発され、40cmの物体を見分ける能力を持つ光学センサーを持つと言われる。これは現在、商用の地球観測衛星としては最高の性能を持つジオアイ1と同等の能力で、得られた実績は来年度に打ち上げ予定の光学5号機の開発に生かされる。ともに衛星の大きさや質量、投入された軌道は明らかにされていない。

 情報収集衛星は2003年3月28日、光学1号機とレーダ1号機を同時に打ち上げたことから構築がはじまった。以来、光学衛星2機、レーダー衛星2機の、計4機体制を目指して開発と打ち上げが続けられている。4機あれば、最低1日1回、決まった地域の上空を通過するため、最低限偵察衛星としての運用が可能になるからだ。

 しかし2003年11月29日に、その4機が揃うはずだった光学2号機とレーダ2号機の打ち上げに失敗、2007年に新しいレーダ2号機を打ち上げるも、その直後に軌道上のレーダ1号機が故障し運用できなくなり、さらにレーダ2号機も2010年に故障し運用ができなくなるなど、今日に至るまで4機体制が実現したことはなかった。

 今回の打ち上げ成功で、軌道上に光学衛星の2号機、3号機、4号機、実証衛星、そしてレーダ衛星の3号機、4号機が揃い、ようやく光学衛星とレーダー衛星がそれぞれ2機以上と言う体制が整った。ただし光学2号機は設計寿命を超えている。

 H-IIAロケットは今回が22機目の打ち上げとなり、また7号機以降、16機連続の成功となった。

sorae.jp編集部



カテキン+ED薬=抗がん作用強化 動物実験で確認

2013年01月26日 17時00分56秒 | 日記

カテキン+ED薬=抗がん作用強化 動物実験で確認

朝日新聞デジタル 1月26日(土)5時27分配信

 緑茶に多く含まれるカテキンを勃起不全(ED)治療薬とあわせて使うと、カテキンの抗がん作用が大幅に強くなることを、九州大の立花宏文主幹教授(食品機能化学)らが細胞やネズミの実験で確かめた。新しいがん治療薬の開発につながる可能性があるとしている。米医学誌「ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション」電子版に論文を発表する。

 立花さんらは、カテキンの一種で、抗がん作用があるエピガロカテキンガレート(EGCG)の働きを研究。がん細胞の中でいくつもの分子を介して信号を伝え、細胞を死に導く道筋を解明した。途中で別の酵素が信号を弱めており、高濃度のEGCGでないと効果が出ないこともわかった。

 この酵素は、「バイアグラ」をはじめとするED治療薬が働きを抑える酵素と同じだった。人のがん細胞やがんを移植したネズミにEGCGとED治療薬を一緒に与えると、単独では効果が出ない濃度でも、細胞が死んだり、がんが小さくなったりした。

朝日新聞社



公転逆向き惑星、仕組み解明=すばる望遠鏡の観測で―国立天文台など

2013年01月25日 23時00分48秒 | 日記

公転逆向き惑星、仕組み解明=すばる望遠鏡の観測で―国立天文台など

時事通信 1月25日(金)4時14分配信

 太陽系以外の惑星系では、中心にある恒星の自転と逆向きに公転する惑星(逆行惑星)が見つかっている。国立天文台などの研究チームは25日までに、すばる望遠鏡(米ハワイ島)の観測で、逆行惑星を持つ惑星系に中心星とは別の恒星(伴星)があるのを発見し、この伴星の重力が逆行を引き起こした可能性が高いことを突き止めた。
 国立天文台の成田憲保特任助教らは、2009年に逆行惑星が初めて発見された恒星「HAT―P―7」を、すばる望遠鏡で3年にわたり観測。中心の恒星から約1200天文単位(地球―太陽間の約1200倍)離れたところを回る小さな伴星のほか、中心星の直近を回る逆行惑星の外側により大きな別の惑星があるのを見つけた。 
 惑星の軌道については、古在由秀・元国立天文台長らが、軌道の傾いた伴星や大きな惑星が内側の惑星の軌道を乱すとする理論(古在機構)を提唱。惑星の逆行もこの仕組みで起きたと考えられてきた。
 成田助教は、観測結果は理論を裏付ける初の証拠とした上で、「伴星がまず外側の大きな惑星の軌道を傾け、その影響で内側の小さな惑星が逆行する2重の古在機構が働いたのではないか」と話している。



公転逆向き惑星、仕組み解明=すばる望遠鏡の観測で―国立天文台など

2013年01月25日 17時00分49秒 | 日記

公転逆向き惑星、仕組み解明=すばる望遠鏡の観測で―国立天文台など

時事通信 1月25日(金)4時14分配信

 太陽系以外の惑星系では、中心にある恒星の自転と逆向きに公転する惑星(逆行惑星)が見つかっている。国立天文台などの研究チームは25日までに、すばる望遠鏡(米ハワイ島)の観測で、逆行惑星を持つ惑星系に中心星とは別の恒星(伴星)があるのを発見し、この伴星の重力が逆行を引き起こした可能性が高いことを突き止めた。
 国立天文台の成田憲保特任助教らは、2009年に逆行惑星が初めて発見された恒星「HAT―P―7」を、すばる望遠鏡で3年にわたり観測。中心の恒星から約1200天文単位(地球―太陽間の約1200倍)離れたところを回る小さな伴星のほか、中心星の直近を回る逆行惑星の外側により大きな別の惑星があるのを見つけた。 
 惑星の軌道については、古在由秀・元国立天文台長らが、軌道の傾いた伴星や大きな惑星が内側の惑星の軌道を乱すとする理論(古在機構)を提唱。惑星の逆行もこの仕組みで起きたと考えられてきた。
 成田助教は、観測結果は理論を裏付ける初の証拠とした上で、「伴星がまず外側の大きな惑星の軌道を傾け、その影響で内側の小さな惑星が逆行する2重の古在機構が働いたのではないか」と話している。



公転逆向き惑星、仕組み解明=すばる望遠鏡の観測で―国立天文台など

2013年01月25日 05時00分22秒 | 日記

公転逆向き惑星、仕組み解明=すばる望遠鏡の観測で―国立天文台など

時事通信 1月25日(金)4時14分配信

 太陽系以外の惑星系では、中心にある恒星の自転と逆向きに公転する惑星(逆行惑星)が見つかっている。国立天文台などの研究チームは25日までに、すばる望遠鏡(米ハワイ島)の観測で、逆行惑星を持つ惑星系に中心星とは別の恒星(伴星)があるのを発見し、この伴星の重力が逆行を引き起こした可能性が高いことを突き止めた。
 国立天文台の成田憲保特任助教らは、2009年に逆行惑星が初めて発見された恒星「HAT―P―7」を、すばる望遠鏡で3年にわたり観測。中心の恒星から約1200天文単位(地球―太陽間の約1200倍)離れたところを回る小さな伴星のほか、中心星の直近を回る逆行惑星の外側により大きな別の惑星があるのを見つけた。 
 惑星の軌道については、古在由秀・元国立天文台長らが、軌道の傾いた伴星や大きな惑星が内側の惑星の軌道を乱すとする理論(古在機構)を提唱。惑星の逆行もこの仕組みで起きたと考えられてきた。
 成田助教は、観測結果は理論を裏付ける初の証拠とした上で、「伴星がまず外側の大きな惑星の軌道を傾け、その影響で内側の小さな惑星が逆行する2重の古在機構が働いたのではないか」と話している。