幸せの写心記

『幸せの写心記』 自然が日々繰り返す一期一会の美しい景色が大好きで日々の感じた事や旅先の風景写真の記録。

尊敬する人のお話

2012年11月18日 | ドバイ旅行記ブログ2012


僕のオススメの曲 斉藤和義カバー「歌うたいのバラッド」BENI (PV)




ドバイ ディナー船クルーズの写真






















































尊敬する人のお話

ブログを御覧の皆さんはご承知と思いますが、
僕らは今年の9月に中東のドバイ旅行に行ってきました。



これから、
その旅の中で尊敬した日本人のお話をします。



その出来事は、日本人観光客の年齢にして30歳くらいの女性が突然
写真の船のディナーを終えて船を下りた時におこりました。

日本語で小さくささやくような声で
お腹が痛い と聞こえた瞬間!


受身もせずに女性がバタンと路上に倒れました


僕は日本人として何とか助けてあげなければと思ったのですが…
大丈夫ですか? とかしか言えず、何一つ出来ませんでした。
過去に普通救命士の受講は受けた事があったのですが…。


どうしよう・どうしたらいい… どうなっちぁうの
心で呟いていました。


そしたら、
まるで映画のワンシーンように
偶然同じ船にいたドバイのお医者さんと奥様らしき人がその女性に駆け寄り

なんと! 
妻も医師と英語で女性の症状と様態を会話して救命処置を始めました。


夜9時頃でしたが気温は33度以上
彼女の意識もやや遠く 脈も弱い状態。
気道確保、症状の通訳など

15分ほどしているうちに
救急車がサイレンを鳴らしながら到着! 
医師と妻は彼女の様態を救急隊員に病状説明をしていました。


周りを取り囲んでいた50人くらいの人たちも僕も一安心。


妻の前職は看護師で
見知らぬ世界で日本人を救っていました。


こんな遠い異国の場所で
まるでナイチンゲールのような妻を誇らしく尊敬したと同時に

中東のドバイでもっと妻の事を好きになりました。




医療従事者でなくとも人命救助で手を当てる行為は、
その相手にとって最大に安心感が高まると聞いたことがあります。



妻と医師に『勇気と行動力』
大切さを教えられた素晴らしい旅となりました。



追伸…その倒れた日本人女性は
救急車で病院に搬送された翌日に無事退院しました。

※海外保険の重要性と持病がある場合
その病名を英語名と常備薬名のメモを携帯する必要性も感じました。


「世界中へ愛を祈ります。」