出会い{チャーコ編}

チャーコに催促されて、やっと今日こたつ出しました。
おにゃたち入りびたり。

チャーコが我が家にきたのは、２年前の１２月１６日。
初めて遇ったのはその前日。
冬の午後７時過ぎ、JR駅の裏側を歩いていた時、かすかな猫の鳴き声がした。
ん？空耳かな？通り過ぎようとすると駅のトイレの下の隙間から、
猫が鼻のあたりだけ出して「ヒャッヒャッ」と鳴いている。。。ちっちゃい声
お腹空いてるの？手持ちのカリカリを少し置いて、、、バイバイ
すると、隙間から出てきて私を後追いしたり、カリカリのとこ行ったり、
決めかねて行ったり来たり、、、そのひょうきんな挙動がおかしくて可愛くて。
外灯に照らされた姿を見ると、茶トラのポッテリさん。
なんだか色も体型もチョビに似てる。。。「あんた、チョビ？チョビの生まれ変わり？」
でも家には猫嫌いが１人＋１猫居るからね～と言いつつさよならした。
次の日はどしゃ降りの雨ずぶぬれかも、、、やっぱりあの子が気になって
昨日と同じ時間あの場所に行ってみた。きっと居ないよ。。。
あの子だ・・・駅の4～5軒隣のアパートの軒下で雨宿りしてた。
ここの人からなんかもらってるのかな？顔だけこっちを振り返り、切ない目で見てる。
「うち来る？」抱っこしたら嫌がらず「うん」とうなづいたようなので連れて帰った。
夫は驚いて「どうするの？」私「里親さん探すから」。。。
しもぶくれの体型は太っている（野良なのに）のかと思っていたら
便がたくさん溜まっているせいだと、後日病院でわかった。
そして骨盤骨折の後遺症だということも。里親探しはやめることにした。
「よろしくチャーコ、ずっと一緒だよ」　チャーコ推定６ヶ月才頃の事。

今でもアパート前を通る時、あの日のチャーコの姿が目に浮かび、胸がいっぱいになります。

誕生日と出会い

今日はグレコの４回目の誕生日
「グレコ４歳おめでとう」
今日ずっと言い続けてますが、本人は知らん顔。
奇しくも今日は私の誕生日でもあります。

グレコは里親募集の張り紙を見て、貰いに行った猫です。
てっきり近くの人と思っていたら佐賀県の方で、佐賀に訪ねて行きました。
１１月末、可愛がっていたウサギを亡くした私は失意のどん底で、
ウサギ見たさにペットショップを訪れ、、、そこでグレコたち５猫兄弟の張り紙
を目にしました。‘ダンボール箱に入れられ捨てられていました、里親募集’
その頃団地に住んでいて、もちろんペット禁止。
自分でも猫は全くあきらめていたのに、、、でもその時はどうしてもあきらめきれなかった。
夫に話し、ケンカし、説得し、、、やっと引き取る事に成功。
H１６年１２月１９日。グレコと初めて出会った日。１ヵ月半才。
兄弟はみんなもらわれて、グレコだけが残っていました。
元親さんの話では、公園で保護した時が生後２週間位の時。逆算して
１１月４日生まれだと獣医さんは推定したそう。
え～～！私と一緒！やっぱり運命
夫もなぜか一目見て、この子なら・・・と気に入ったらしい。
他の4兄弟の写真を見せてもらった時、この子でよかった～と思ったそうです。
全員、色が違う、、、黒、白、三毛、茶トラ？、グレー。。。
兄弟みんないなくなり、今日は自分の番だと解っていたみたいに、
ちっちゃくてネズミみたいな子猫は、ずっと大人しく私の膝に座っていました。
猫と暮らす夢を見続け、３０数年。。。やっと夢が叶った瞬間。
大切にします　大切にします　大切にします
外はすごく寒かったけど、心の中はとっても暖かかった　グレコの小さな体も温かかった

あれから４年。いつも側に居て支えてくれてありがとう。