タヌキなデブ猫日記

私ruriruriとデブ猫ルリルリの日常です。
寝る。。。食べる。。。寝る。。。
一日23時間程度寝てます。

みなさんへ

2012-11-30 11:00:25 | デブ猫

 

   これは、闘病中のルリルリです。

 

     

 

    

 

 

            

 

 

  そして。。。

 

                    

   

   2012年 11月25日 午後1時56分

   ルリルリは永眠しました。

 

   もう食べるのは無理

   実家に戻っていた間、ルリルリをみていただいた病院の先生から

   はっきりとそう言われたあとの

   実に3ヶ月もの間

   歯や喉がゴハンを食べる度に痛んで

   ( 腎臓が弱っていて痛み止めもそうそうは使えない状況でした。 )

   見ている私が耐えられないほどだったのに

   ルリルリは決して食べることをやめませんでした。

  

   かわいそうでかわいそうで

   神様なんかいるのかと思っていました。

   いろいろありすぎて

   何をどう書けばいいのか。。。

   なんだかまとまりません。

   

   でも、心臓も悪くなってしまって後ろ脚に水がたまるようになり

   胸水も抜かなければならなくなったルリルリが

   少しでも楽になるようにと

   毎日あれこれ必死にやってきました。

   ルリルリがいよいよ食べられなくなってからは

   3日間、病院で鼻チューブで流動食を入れてもらいました。

 

   ( 私は自宅マンションの工事が終わったので

     ルリルリとひと夏を過ごした実家から戻り

     もともと診ていただいていた先生に

     ルリルリの診察をお願いしていました。)

   

   その先生が鼻チューブをしてくださった3日めの朝

   「ルリちゃん、苦しんでないからよかったですね。

   こういう病気の子は最後は呼吸困難で苦しむことが多いけど

   ルリちゃんはもう水がたまるほど心臓が空回りしてないですね。」  

   そう言われました。 

 

   とは言うものの2度ほど痙攣があって

   これからどうなるのかという思いで

   ルリルリを自宅に連れ帰り、次の日の病院行きの準備をしていたときでした。

 

   ベッドに横たわっていたルリルリが

    『ナ、ナ、ナ』 と声にならない声で私を呼んだんです。

   ルリルリは最期まで意識ははっきりしていましたが

   もう立つことも ニャーーと鳴くこともできなくなっていました。

 

   なにか言いたげにしているルリルリの顔をみて

   きっとさみしいんじゃないかなという気がして

   私はルリルリに添い寝して

   ルリルリが元気なころから

   いつもルリルリに唄っていた子守唄をうたいました。

   

   ♪  ねんねんころりよ

       おころりよ

       ルリちゃんはよい子だ ねんねしな

       ルリちゃんのおかぁちゃんはどこへいった

       いつもルリちゃんをみているよ

       ねんねちな  ねんねちな  ♪

 

   てな具合の唄が延々と5番まであるのですが

   ( もちろん私のテキトーな替え歌です。)

   私が唄っている間、ルリルリは

   じーっと私をみつめていました。

    ( ほとんど視力もなかっただろうと思いますが。。。)

  

   そしてこれこそ漫画みたいな本当の話ですが

   その子守唄を唄い終わると

   ルリルリはハァーッと大きな息を吐き

   呼吸の間隔が遠くなって私のもとから旅立っていきました。

     

 

     

    

   

   もしいつか誰かが愛する猫ちゃんやわんちゃんが臨終を迎えそうなとき

   もし偶然にもこのブログを見ることがあればと思い

   少しだけ私がルリルリにしたことを書いておきたいと思います。

 

   とってもおかしな人みたいですが

   私はルリルリの内臓さんたちに話かけていました。

   「 肝臓さんや腎臓さんや胃さんや腸さん、そのほか心臓さん以外のもろもろさん、

   あなたたちは決して心臓さんが止まるまでその動きを止めないでね。

   そして心臓さん、あなたはあなたのご主人(ルリルリ)を絶対に苦しめないで

   寿命がきたならゆっくりゆっくりゆっくり、とまってちょうだいね。

   みんなルリルリといっしょに天国にいってちょうだいね。」と・・・

 

   ただの素人考えですが

   身内の死を見てきた私はやはり心臓が止まる前に

   肝臓や腎臓が致命的になるとその苦しみが耐え難いんじゃないかという

   思いがあったのです。

 

   ルリルリが食べなくなってからの何日かは

   亡くなる日まで輸液も続けました。

   脱水状態になるのは、猫ちゃんにとって

   かなりきついものとのこと。

   鼻チューブでの流動食もルリルリの肝臓を守るために必要なことでした。

   

   最期まで親身になってルリルリを診てくださった先生には

   本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

   ルリルリは自宅で亡くなったわけですが

   寝たきりになってからは

   ご存知の方も多いと思いますが

   レスキューレメディ を水を入れた紙コップに5、6滴たらし

   ルリルリの首まわりにチョンチョンとつけていました。

   いよいよ悪くなってからは直接スポイドの液を何滴かつけていました。

 

   前述したように子守唄を唄い終わって

   ルリルリが大きな息を吐いたあと

   使ったものは家電量販店で購入していた酸素缶をふた缶。

   ルリルリに蓋の部分のマスクをあてがいながら

   私がやったことは心臓マッサージでした。

 

   酸素缶のひと缶めで、すでにルリルリの息はありませんでしたが

   とにかくやれるだけと思ってふた缶使いきりました。

 

   苦しんだらどうしよう

   一生忘れられないだろうと心配でならなかったルリルリの最期、

   それは、とても安らかなものでした。

    

   神様はいたんだ

   そう思いました。

 

   かわいいかわいいかわいい本当にかわいい私の宝物のルリルリでした。

   ものすごい根性で病気に向かっていった、小さな戦士でした。

 

   ナァーナァーと最期まで私に甘えてくれたやさしい子でした。

   至らないところもあって、わかってあげられず苦しい思いもさせたことも

   あっただろうに、、、ごめんね ルリルリ

 

   ルリルリはあんなにがんばったんだから

   きっと今頃は天国でおいしいものをパクパク食べて

   以前のデブ猫に戻って、お父さんやおかぁさんやお友達や

   かわいい子に囲まれてとっても楽しんでいると思います。

 

   でも、ルリルリを触れなくなった私

   あの宝石のような瞳や、短いかぎしっぽや、ほくろのあるかわいい肉球、

   その実物を見ることができなくなった私は

   なにかにつけ涙が出てしまっています。

 

   ルリルリの使っていた食器、

   ゴハンやお水やルリルリが過ごした部屋、

   お気に入りだった隅っこの場所や

   ぬいぐるみのスキちゃんや、おやつやトイレなどなどは

   すべてカメラにおさめ、プリントアウトし

   火葬の前に自宅のベランダで缶に入れて燃やしました。

 

   こうすると天国に行ったペットが迷わずに

   自分の居場所を見つけられると

   ずっと以前、なにかの本で読んだことがあったものですから。。。

      

  

      縁あってこのブログで仲良くさせていただいた方々

   ときおりルリルリの様子を覗いてくださってたみなさん

   長い間、ありがとうございました。

 

   みなさんのやさしいお気持ちは

   ルリルリにもきっと伝わっていたと思います。

   だからルリルリはこんなにがんばれたんです。

   ルリルリが安らかな最期を迎えられたのは

   みなさんのおかげです。

 

   みなさんの人生に

   これからたくさんいいことがありますように

   きっとルリルリが天国から守ってくれると思います。

 

  

       

 

 

   今までルリルリを見て下さって本当に本当にありがとうございました。

   

   たまにはお茶目なルリルリのこと、思い出してくださったら

   とってもとってもうれしいです。 

 

                       天使猫 ルリルリ & オネェ より