
■ 日本ハム・ダル「メジャー行かない」宣言(サンスポ・2008年11月23日)
はじめに言っときたいんですが、ほかに写真はなかったのか。
って、ファンフェス直後なだけに、こんな写真になるのは仕方ないんですけどね。
さておき、以前からメジャー行きの噂が絶えなかった割に、まるで素っ気なかったダル。
ファンフェスのトークショーでもメジャー行きの話をきっちり否定し、集まったファイターズファンは拍手喝さいだった模様。
私自身はというと、以前からダルがアメリカに移るとはとても考えられなかったので、言ってしまうとアレですが、そんなに驚きはありません。
とはいえ、こうして公の場でダルからの発言があったと聞けば、やはり嬉しいものではあります。
特に、NPBファンとしては。
「じゃぁファイターズファンとしてはどうなんだ? 嬉しくないのか?」という疑問を持たれた方は、当然いらっしゃることでしょう。
そりゃ、私だって悪い気はしませんよ。差し当たりの流出の可能性はなくなるんですから。
ただ、それがいつまでもつものか?
二岡・林⇔MICHEAL・工藤のトレードの時にKIDさんが書かれたエントリは、ファイターズのあり方を必要最小限の言葉で衝いています。
想像ではありますが、ダルだってファイターズには居心地の良さを感じているはずです。練習中に久と会話しているところなどを見れば、そういう雰囲気は伝わってきます。
ただ、彼にふさわしい対価を、ファイターズがいつまで払い続けられるか。もっと言えば、いつまで払う気でいられるか。
あるべき金額と、現実の金額とに差が出てきた時に、その差を埋めるだけの付加価値を、ファイターズが提供できるのか。
いや、球団だけの義務にしちゃいけない。
こう言いましょう。はたしてファイターズとファンが提供できるのか。
ファン1人1人にできることなんて、たかが知れてます。だけど、そのたかが知れだけでも、どれだけのファンが集められるだろうか。
ビジネスが絡む移籍というのを嫌う人は多いことでしょう。私だって、いい気はしません。おそらくは、ダルもそうかも知れない。
あるいは、球団や親会社がダルと共存共栄のビジネス関係を続けられれば、わざわざ看板選手を放出する理由なんてなくなります。
ただ、そううまくいくという保証はない。うまくいけば、資金に余裕のない球団にとって、新たなビジネスモデルができることになりますし、そう期待したいとは思いますが。
ダルが好きなプロ野球ファンにとって、ダルがメジャーに行かないという宣言は、手放しで喜べるものでしょう。
ただ、ファイターズのダルが好きなファンにとって、彼の言葉は、新たな問題を突きつけるものにほかなりません。
ダル自身が突きつけたわけじゃないし、球団ともちと違う、読売や阪神辺りを犯人にしたくなるような問題ですが、それでいいのかどうか。
とにかく、これは一件落着じゃない。これから新たな問題を解決していかなければならないわけで、問題の終わりどころか、始まりです。
もっとも、今終わられるよりは、始まる方がはるかにマシだと思うのは、まぎれもない事実なんですけどね。
少なくとも、日本にダルがいるという以上、ファイターズにいてくれ続ける可能性は間違いなくあるわけですから。
はじめに言っときたいんですが、ほかに写真はなかったのか。
って、ファンフェス直後なだけに、こんな写真になるのは仕方ないんですけどね。
さておき、以前からメジャー行きの噂が絶えなかった割に、まるで素っ気なかったダル。
ファンフェスのトークショーでもメジャー行きの話をきっちり否定し、集まったファイターズファンは拍手喝さいだった模様。
私自身はというと、以前からダルがアメリカに移るとはとても考えられなかったので、言ってしまうとアレですが、そんなに驚きはありません。
とはいえ、こうして公の場でダルからの発言があったと聞けば、やはり嬉しいものではあります。
特に、NPBファンとしては。
「じゃぁファイターズファンとしてはどうなんだ? 嬉しくないのか?」という疑問を持たれた方は、当然いらっしゃることでしょう。
そりゃ、私だって悪い気はしませんよ。差し当たりの流出の可能性はなくなるんですから。
ただ、それがいつまでもつものか?
二岡・林⇔MICHEAL・工藤のトレードの時にKIDさんが書かれたエントリは、ファイターズのあり方を必要最小限の言葉で衝いています。
想像ではありますが、ダルだってファイターズには居心地の良さを感じているはずです。練習中に久と会話しているところなどを見れば、そういう雰囲気は伝わってきます。
ただ、彼にふさわしい対価を、ファイターズがいつまで払い続けられるか。もっと言えば、いつまで払う気でいられるか。
あるべき金額と、現実の金額とに差が出てきた時に、その差を埋めるだけの付加価値を、ファイターズが提供できるのか。
いや、球団だけの義務にしちゃいけない。
こう言いましょう。はたしてファイターズとファンが提供できるのか。
ファン1人1人にできることなんて、たかが知れてます。だけど、そのたかが知れだけでも、どれだけのファンが集められるだろうか。
ビジネスが絡む移籍というのを嫌う人は多いことでしょう。私だって、いい気はしません。おそらくは、ダルもそうかも知れない。
あるいは、球団や親会社がダルと共存共栄のビジネス関係を続けられれば、わざわざ看板選手を放出する理由なんてなくなります。
ただ、そううまくいくという保証はない。うまくいけば、資金に余裕のない球団にとって、新たなビジネスモデルができることになりますし、そう期待したいとは思いますが。
ダルが好きなプロ野球ファンにとって、ダルがメジャーに行かないという宣言は、手放しで喜べるものでしょう。
ただ、ファイターズのダルが好きなファンにとって、彼の言葉は、新たな問題を突きつけるものにほかなりません。
ダル自身が突きつけたわけじゃないし、球団ともちと違う、読売や阪神辺りを犯人にしたくなるような問題ですが、それでいいのかどうか。
とにかく、これは一件落着じゃない。これから新たな問題を解決していかなければならないわけで、問題の終わりどころか、始まりです。
もっとも、今終わられるよりは、始まる方がはるかにマシだと思うのは、まぎれもない事実なんですけどね。
少なくとも、日本にダルがいるという以上、ファイターズにいてくれ続ける可能性は間違いなくあるわけですから。
ただ、やはり、その活躍振りから、(株)日本ハム球団が払う事の出来る金額というのは、極端な話ではありますが、限界が近付いてきているという見方もできなくはないかと思います。
日ハムの貴重な存在であると同時に、彼はパ・リーグの貴重な存在であり、日本球界の宝でもあります。
どうか末永くこのままの状態が保てますように。
あるいは、球団がコストパフォーマンスだけを優先するかも知れないですし。
北海道日本ハムファイターズのダルビッシュの市場価値がさらに高まって、
その恩恵を本人と球団が十分得られるなら、話も違うんでしょうけどね。
ちなみに、(株)日本ハム球団は北海道移転後に清算したみたいです。
今は(株)北海道日本ハムファイターズになってますが、
日本ハム以外の地元資本もちょっと入ってるみたいですね。
例えば上限を5億として、それ以上の分は引退後の年金として支払い続けるということで。
ファイターズから仮に「日本ハム」の文字が取れても日本ハム株式会社は存在続けるでしょうから、多分(苦笑)
ほとんどのドミニカ選手がメジャーを目指して去っていきました。(苦笑)
詰まる所、メジャーリーグで活躍しないと、
野球選手として認められないからだそうです。
(日本球界の話は、ドミニカでは報道されないため。)
こういう話を聞くと、彼らがメジャーリーグへ行きたがるのも止む無しか、と思います。
この話は特別な例だとしても、メジャーリーグに選手が何を求めるか、が一つのポイントだと思います。
軽い物言いかもしれませんが、イチローにしろ新庄剛志にしろ、
黒田にしろ、お金ではなく夢を追いかけてのメジャー移籍でしたし。
>ふさわしい対価
ダルビッシュに限った事ではないですが、
「お金はいくらでもいいから、このチームで(ここ、重要です)優勝したい」という選手が
一人でも多くいれば、と思います。
一方で、球団側は、それに甘えることなく正確に選手を評価する。
もっとも、このあたりのバランスが難しいのですが……。
ただ、生涯収入が安定すると、モチベーションをなくす選手も表れそうな。
出来高で調節するというのも手になるとは思うんですが。
もっとも、下手に短期間で大金を手にしたせいで、人生が狂った人もいるんで、
そういう人にはいいかも知れませんけどね[;;0J0]
より広く考えれば、見返りとはチームの魅力ということにもなるでしょう。
今の選手が求める見返りや魅力が妥当なラインかどうかも問題もありますが、
球団側が金銭以外でどのぐらいの魅力を発信できているか、
(むしろ金銭以外の面が大事なのかもと思ったり)
自問を続ける必要はあるでしょうね。
あるいは、ファンが自分を単なる「お客様」と規定せず、
それ以上の存在だと自分をみなしているなら、
ファンにもその自問は必要になると思います。
それでも出ていくヤツは出ていくんですけど(苦笑)、
なんでも100%は無理なんで、それは縁がなかった、ぐらいで。
でもって、私からすればホームゲームに通うなど無理話で(苦笑)
それだけに、できる人がしっかりやってほしい、とは思います。