前川は結局解雇

■　オリックス、前川を解雇＝本人は「心からおわびしたい」－プロ野球（時事通信・2007年1月18日20時17分更新）

　まぁ、こればかりは仕方ありませんね。
　逮捕後の報道を見る限り、前川は無免許運転を何年も続けていたわけです。事故後の隠ぺい工作は弱さゆえのことと考えることはできても、この点は見過ごすわけにはいかないでしょう。
　ただ救いは、檻・雑賀社長の「社会的に許してもらえれば、手助けしてもいいのではないか。（球界復帰の）門戸は閉ざさない」という一言。
　議論の余地はあるかも知れませんが、現時点ですべての可能性を閉ざしてしまうのは厳しすぎるようにも思います。犯罪を起こして逮捕された選手が復帰した事例は過去にもあります（個人的には、その事例に関しては復帰に疑問は感じていますが）。
　月並みな言葉にはなりますが、まずはこれから下るであろう刑事処分がどのようなものであれ、十分に果たすこと。また民事的な責任も果たすこと。
　すべてはそれからの話ですが、前川には扉が完全に閉じていないことの意味を十分認識してほしいと思っています。

　あとどうでもいいのですが、犯罪を起こしたプロ野球選手で構成されるハンザイ・リーグ選手迷鑑によると、ブルーウェーブには道交法違反系の犯罪が多く、バファローズには暴行系が多いそうです。
　今回ひき逃げ事件を起こしてしまったのは、バファローズ系の前川。
　球団合併による統合効果なんて、その程度のものです。シャレにも何にもなりやしません。