goo blog サービス終了のお知らせ 

ランニング徒然

ランニングやモータースポーツなどの話題を徒然なるままに綴ります!

猫も杓子もって?

2017-12-08 23:38:00 | クルマ

​諸説ありますが、一休和尚の狂歌『一休咄』にある

「生まれて死ぬるなりけり、おしなべて釈迦も達磨も猫も杓子も」から

「お釈迦様も猫もいつかはしんじゃうもの」

つまり、命は平等という意味らしい
でも、主な使われ方は「だれもかれもこぞって右倣え」という意味でしょう。

そんな言葉がぴったりな現象といってよいのが、
自動車業界のSUV(スポーツユーティリティヴィークル)モデルラッシュ
日本に限った話ではなく、アメリカも欧州も同様ですね。

日本ではトヨタH-CR、ホンダヴェゼル、日産Jukeなど小型なものが増え、
エクストレイル、フォレスター、ハリアーなどの大きめなものも売れています。

海外ではベントレーやマセラッティなどの高級モデルラッシュ

ちょっとおしゃれなお宅の前には、レクサスNXやRX、AudiQ3、BMW X1やX3が停まっています。

人気のSUVですが、自分的にはまったく関心がなくSUV特集の自動車雑誌は見る気がしません。

修理中の代車として約2週間ほどSUVモデルに乗りましたが、早く修理が終わらないかとばかり願い、運転をまったく楽しむことができませんでした。

腰高な重心でどうしてもピッチングが大きく、とても毎日の足として乗る気がしませんでした。

自分の車は、「もっと固められた足回りで、食後に乗ると吐き気を覚えるほどの乗り心地じゃないか」と突っ込まれそうなのですが、普通に交差点を曲がるだけでも快感なんです。

まあ、実際のところSUVは食わず嫌い的なところもあるので、複数の新モデルをいつかは試乗しようと思っていますが、たぶん買わないだろうなあ?

自分のオフロード車の原体験は“Jeep”
現行モデルならラングラーが一番それに近いかな?


革新

2017-11-02 19:33:00 | クルマ

​昨日はシューズに関する革新的技術について書きましたが、今日は東京モーターショー開催中ということで、車に関する革新的技術のお話。

学生時代にインターンシップで同じ研究室の友人はトヨタ自動車へ
教授がトヨタ出身ということで、代々成績優秀者は同社へいくことになっています(落ちこぼれの自分はトヨタへは行けずに総合電機メーカーへ)。

友人はフロントピラー(Aピラーともいう、フロントガラス両端の支柱のこと)の強度を維持しつつ視界確保のため細くする研究をしてきたとのことで、得られた成果は何年後かに製品に反映されると報告会で発表していました。
もちろん、特許等の関係で詳細は伏せられていました。

時は移り現代でもフロントピラーは高張力鋼を溶接や構造用接着剤を使って箱型断面形状として強度を確保するのが一般的です。

強度を求められている一方で、視界確保のためできるだけ細くという要件は今も変わりません。


フロントボンネットの大きな大型車では衝突時に頭部はボンネット上にぶつかる
確率が高く、柔構造のボンネットで衝撃を吸収することで、死亡率は低くなるのだそうです。

一方で、小型車は頭部がフロントウィンドーにぶつかる確率が上がり、強度の高いフロントピラーに頭部がぶつかった場合は死にいたる事例が多くなるのだそうです。

そんな問題を解決するかもしれない技術として注目できる技術(6月に発表)が、帝人のポリカーボネート製樹脂ピラー一体型のフロントウィンドーです。

https://www.teijin.co.jp/news/2017/jbd170619_48.html

端部まで透明で、射出成型時に強度が必要な部分は厚くし、不要な部分は薄くすることで、ガラス製に比較して36%の質量減、約6.6kgの重量減が実現できるとのことです。
そもそもポリカーボネートは透明性が高いうえガラスの半分の重量で、200倍の耐衝撃性を持つ、ヘルメットのシールドや射撃用サングラスにも使われる素材です。

これなら視界を確保しつつ強度も維持し、いざというときは樹脂ならでは弾力で歩行者を保護できるというわけです。

この技術で、自動車ウィンドーは「ガラス」という常識が覆るかもしれません。



バッテリー劣化

2017-09-29 17:04:00 | クルマ

して困っています。

買い替えてから1年ちょっとのスマホのバッテリーが一日持たなくなってきました。

出勤するときは90%余の状態で、職場のWiFiは使用せずに、メール、ブラウザをちょこっと使うだけでなのに、午後2時ごろには20%を切るほどに

あまり重要ではないバックグラウンドでプロセスが動くアプリを減らしてみてもあまり改善されず

しかたなく、夕方にはPCに接続して充電して持たせる状態になってしまったので、バッテリーを交換することを決意

内蔵式なので交換はメーカーに預けてやってもらうことになるので、ショップに来店予約をしようとしたところ、週末の時間帯が全て「空いてな~い」

「iPhone8、同Plusが発売されたばかりで来店ラッシュ?」

こんな状況では店頭に直接行ってもいやというほど待たされるので、オンラインでの手続きを実行

代替機と一緒に発送用の箱が送られてくるので、自分で代替機にデータを移してから、発送すると2週間ほどで戻ってくるので、再びデータを移行して代替機を返送する手順です。

届いた代替機は未使用の新品だったので、OSバージョンアップなどのステップがあって、データコピーと合わせて2時間ほど要しましたが、店頭で待たされるより快適(脇でワンコがうるさかったけど


でも、わずか1年ちょっとでこんな具合に劣化してしまうのですから、電気自動車もどれくらい劣化するのか心配です(当分、買わないけどね)。


左足ブレーキ

2017-05-22 19:12:00 | クルマ

櫛形ウィンドトレイルの28日まで新潟下越地方は雨が降らないようです。
24日(水)は降水確率が40%とやや高いものの、雨マークはなく、25日から27日も曇りのち晴れ、当日も最高気温24度、降水確率20%で晴れの
予報です。

5日に行った試走前も晴れ続きで、櫛形山脈縦走路は表面が乾燥しきって滑りやい箇所がありました。

コースディレクターの方のFacebookにも雨が降ってくれて、多少湿っているほう
滑りにくいという記述がありますので、このままなら5日の試走のとき以上に滑りやすい状況と思われます。

往復で6kmほどはロード区間があることになりますが、多少スピードがでにくい点を我慢してもラグ高が高くグリップ重視のシューズを選ぶほうがよいでしょう。
滑りやすいところにはロープをつかむ必要があるほどの急斜面もあり、無駄な力をつかわないほうがトータルではプラスだと思います。

さて、高齢者の運転する車の事故が続いています。

今日は滋賀県で民家に突っ込む事故が、数日前には仙台で薬局に車が突っ込む事故が起きました。
しばらく前には大分で病院待合室に車で突っ込んでけが人が多数でましたね。

いずれもアクセルとブレーキの踏み間違えが原因かもしれないとされています。
同じような事故が多いため、オートバックスでは「ペダルの見張り番」なる後付の安全装置を販売しており、高齢の父母を心配するご家族が相談・購入する例が増えているそうです。

国会での答弁の様子によると、警察、公安委員会は自動運転機能の一部として急発進防止装置の新車装着義務化で対処しようとしているようです。

これらが普及する前に、いかにして防止するかということで、左足ブレーキを推奨する向きがあることをご存知でしょうか?

ですが、マニュアル車を基準として免許講習を行っている関係なのか、警察、公安委員会はAT車でも左足ブレーキを推奨することを望まないため、この動きはあまり報道もされず本格化しないようです。

高齢者に慣れていない左足ブレーキを推奨することは、別のリスクも増えるとも思うのでどうかとは思います

人にはお奨めしませんが、私は左足ブレーキを使います。
ワインディングロードでも使うし、感覚を維持するため通勤時にも左足ブレーキを使っています。

ラリー界ではずいぶん昔から左足ブレーキを使う場合があり、私もラリーの練習でマスターしたものです。

現代の競技用ラリー車は、セミAT・パドルシフトが主流なので、さらに左足ブレーキがなにかと都合がよく、圧倒的に左足ブレーキが主流のようです。

まあ、普通の人には関係ないお話ですが、慣れれば踏み間違いもないし、早く走るうえでのメリットもあります。


デザイン

2017-04-15 21:38:00 | クルマ

今日は車のデザインについてのお話を!

現行トヨタシエンタは、かつてフィアットムルティプラをみたときに近いインパクトを感じました。

ご近所でいち早く緑色のものを買われた家があり、通勤のたびに見かけていたのですが、「結構、冒険したデザインだな!」と思っていました。

そして先日、仕事で出向いた先で隣に新型プリウスPHVが停まっていて、じっくりみることができ、ここまで複雑な面構成でできているとは驚きました。

かなり攻めているなあと思ったし、従来の空力デザインの常識が通じない感じで、さぞやデザイナーと空力エンジニアとの間で葛藤があっただろうと勝手に推察

特にフロントは角ばった感じの面構成が複雑

動的に空気の層をコントロールして、仮想的になだらかな曲面を形成してスムーズにサイドへ流しているように見受けられます。
剥離や渦を上手に生み出して理想的な流れを形成するという手法のようです。

サイドビューはキャブフォワードで、BピラーCピラーもブラックアウトされてルーフを低く流れるように意識させ、低くスポーティな印象を生んでいて、カッコよさを感じます。

これなら環境対策車として買ったというだけでなくかっこいいから買ったという人も多いでしょう。

一方で、かつてはワンモーションデザインでカッコよさが光ったエスティマは歩行者保護対策でボンネット高が高くなり、フロントのずんぐり感が増し、カローラなどと同じ魚が大きく開けた口のようなグリルとの相性が悪く、かっこ悪くなったなあと
思っています(個人的印象です。現エスティマユーザの方、ごめんなさい)。

まあ、平凡な似通ったものばかりでは目立たず、時にムルティプラのようなアグリー(醜い)なものが出てくることがデザインの面白さです。

水平基調のヘッドライトが全盛のときに縦長ライトのプレリュードが出て「おお!」と驚いたし、

VWがワッペングリル、アウディがシングルフレームグリルを出してきたときも「ここまででかくなくても」と驚きました。

今後LEDライトが主流となり、ライト周りのボリュームが小さくなって、フロントグリルのデザインももっと変化していくでしょう。

次はどこのメーカーがデザインで驚かせてくれるか楽しみです。