RUN BABY RUN

ラブラドゥードル・オリジン・1のラムちゃんとのドタバタでアウトドアな日常。

マムシ

2019-09-28 15:31:00 | 日記

ラムちゃんと月が住んでる

神戸市北区のとある場所は、

大雑把に言うと南側に六甲山系、
 
北側には丹生山系と
 
(「丹生」は「にう」または「たんじょう」)、
 
どっちを向いても
 
山また山に囲まれた場所。
 
 
 
散歩といえば山を歩くこと
 
みたいに育ったラムちゃんだけど、
 
今年は梅雨入りが記録的に遅かったり、
 
そのせいもあって
 
去年に比べて降水量が少なかったり、
 
やっぱり同じ理由が関係してるはずで
 
川の水温や気温も高かったり、と
 
全体的に「ちょっと変」な気候のせいか、
 
8~9月はアブが異常発生したし、
 
スズメバチもやけに多いし、
 
マダニもすごく多いから、
 
本格的に山に入るのがためらわれる。
 
 
 
いつもなら
 
「病院で薬もらって使ってるし、
 
 帰ってすぐ念入りにケアすれば
 
 マダニなんてへっちゃら~!」
 
とか、
 
「ハチ?
 
 こっちが攻撃したり
 
 変に刺激与えたりしなければ
 
 向こうから仕掛けてくること無いよ。
 
 だいじょぶ、可愛いよ~♪」
 
とか、
 
「マムシが怖くて山に登れるかっ!」
 
なーんて
 
お気楽な月なんだけど、
 
今年はそんな楽観的な気持ちになりきれない。
 
 
 
 
今年の夏から秋の山が
 
例年より特に危険かどうか別にしても、
 
わんこさんと山に行くなら
 
基本は冬。
 
 
 
マダニに関して言えば
 
12~2月上旬までは
 
どんなに植物がワサワサした場所でも
 
マダニがついてくる心配はない。
 
 
 
スズメバチだって冬は活動しないし
 
(てか、女王蜂以外は死ぬからな!)、
 
その時期はマムシも冬眠してるから
 
ほんとに何の心配もない。
 
 
 
冬は一切の憂いなく
 
思う存分山を満喫できる貴重な季節。
 
 
 
しかも雪が降れば景色は最高になる!
 
 
 
 
ただ、
 
冬の山には別の危険がある。
 
 
日の出は遅いし日の入りが早く、
 
活動できる時間が限られてる。
 
 
 
暗くなって
 
山で身動きがとれなくなったら
 
冬の山は寒さで命に関わるでしょ。
 
だから下山する時間には特に気を遣う。
 
 
 
真冬でも急登コースでは汗をかくから
 
汗冷えは低体温になったり、と
 
これまたデンジャラース。
 
 
 
あんなことやそんなこと、
 
気にして準備すると
 
防寒や着替え、温かいお湯、
 
ヘッドランプや予備のライト、と
 
冬の装備はかさばるし重くなる。
 
 
 
虫やヘビの心配はないけど、
 
自分の行動にはいつも以上に
 
責任持たないといけないから、
 
いやがおうにも緊張感は増す。
 
 
 
 
本文とは直接なんの関係もない
 
前置きが長くなったけど
 
(いつものこと!笑)、
 
そんなこんなで
 
本格的に山に登れない時期の
 
ラムちゃんと月がよく行く場所が
 
「逢山峡(ほうざんきょう)」。
 
 
 
 
六甲山系の
 
「逢ヶ山」と「古寺山」に挟まれた谷を

奥山川、鍋滝川などが流れ、

「猪ノ鼻滝」や「鍋谷ノ滝」、

「地蔵滝」などがある

穏やかでとても美しい場所。




夏はここで毎朝遊んだり泳いだりして、

気が向いたら周囲の山々のうち

どれかに登ってみたり、

逆に六甲山に登った帰りに

逢山峡へと下って

泳いで体の熱を冷ましてから帰ったり。



とにかく

ラムちゃんと月にとっては

「なくてはならない遊び場」なの。





そんな逢山峡には

地元の「毎日登山」で

朝早くから歩きに来る人も多い。



毎日登山の中でも特に

ラムちゃんが仲良くしてもらってるのが

「しんちゃん」、

「ミツバチのおじさん」
(自宅でニホンミツバチを育ててる)、

「鈴のおじさん」の3人。




自称「逢山峡三馬鹿トリオ」。



 
この三馬鹿トリオによると、
 
「今年はまむしが多いから気ぃつけや」
 
なんだって。
 
 
 
 
マジかよ!(|| ゜Д゜)
 
怖いんですけどーー!
 
 
 
 
マムシ、
 
別に見つけてもビックリしないけど
 
気づかずにすぐ横を歩いたり、
 
尻尾踏んづけたりするのが恐ろしい!
 
((((;゜Д゜)))
 
 
 
 
マムシは基本、ノロマだからね。
 
人間が近づいても
 
慌てて逃げるようなことはあまり無い。
 
 
 
いや、ちょっと言い過ぎた。
 
嘘です。
 
逃げるよ。
 
逃げるんだけどノロマでしょ。
 
間に合わないの。
 
 
 
 
だから居直って噛み付いてくる。
 
 
 
 
いわゆる「窮鼠猫を噛む」状態。
 
 
 
マムシだって
 
噛みたくて噛んでる訳じゃないんだよな。
 
「いたしかたなく」なんだよ。
 
「攻撃は最大の防御なり」なわけよ。
 
他に身を守る方法が無いから噛む。
 
 
 
 
だからね、
 
こっちが先にマムシの存在に気づいて
 
避けてあげればいいだけの話。
 
 
 
 
 
簡単でしょ?
 
 
 
 
それが簡単じゃない。(>_<)笑
 
 
 
 
だってさー、
 
「ナチュラルボーン・カモフラージュ」
 
なんだもの。(あたりまえ!笑)
 
 
 
 
しかもジーッとしてたりするから
 
(これも当たり前!)、
 
気が付かないこともあるわけ。
 
 
 
それが怖い。
 
 
 
山の中なんて
 
落ち葉とマムシの区別つかないよ。
 
 
 
踏み跡にマムシいても分かんないよ。
 
 
 
マムシにしてみたら
 
人間が勝手に
 
彼らのテリトリーに侵入してるわけで、
 
早い話が
 
こっちが山に行かなきゃいいだけ
 
なんだけどね。
 
 
 
 
さすがにマムシの人口密度は
 
渋谷並みではないから、
 
そうそう出会うこともないんだけど、
 
あまり頻繁に山ばっかり歩いてたら
 
当然遭遇する危険性は高まる。
 
 
 
あの三馬鹿トリオが
 
「気をつけろ」って言うぐらいだから、
 
(彼らはマムシハンターでもある!)
 
今年は冬まで少し自粛ぎみに、
 
と思ってる。
 
 
 
 
今年の山はいつもと違って
 
いろいろ怖すぎる。
 
 
 
 
他の山域ではどうなんだろ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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