気分はルイルイ♪

ゴルの男の子、ルイです☆

「南部九戸落城」

2017-05-24 | ごきげんよう
これは秀吉によって滅ぼされた、九戸城の物語の女性側から見た、ものである。
・・・といってもというか、その通りだと思うのだが。
作者は、故あって二戸市に住んで、その歴史を肌で感じ取った。古本屋(ネットで)での貴重な1冊です。
歴史は勝者の記録しか残さない、典型だと。
(これ一人静)

「関東大震災と鉄道」

2017-05-23 | ごきげんよう
こんな本があったんですね、すごい、これも100冊以上の資料。火の海に包まれて
、どうにもならない人々。貨車で郊外への避難を助けようとした国鉄。駅を避難場所として開放したこと。
積んである荷物(食料として)解放したこと。いわゆる緊急避難としての駅長たちの決断。今の世では考えられない、全く想定できない決断。

「骨が語る奥州戦国九戸落城」を読んで

2017-05-16 | ごきげんよう
いわゆる秀吉による奥州征伐、その九戸城での征伐の様子について、それがどのようにしてなされたのか、発掘調査が行われ、その報告書が標題の出版物である。
発掘された一つ一つの骨を、その傷跡を分析し、槍によるものか、刀によるものだとか、写真入りで解説してある。これに関係する、関心がある人にとって、本当に興味のあるものだ。特に、勝者の歴史記録だけがのこる状況にあって、証拠を添えられることとなった貴重な資料であるといえる。