今回の京都旅行の目的は、このホテルに泊まる事ではなく
屋上にあるルーフトップバー「K36」へ行くこと。
「ルーフトップバー」って
簡単に言えば「屋上のバー」ね。
ビアガーデンのイマドキバージョン?!
インスタを見ているとやたらあがってきて
と~っても雰囲気が良さそうなので
気になって気になって~~
きっとこんなオバサンには不釣合いな
若者の行くところだとは承知していましたが
そんな事など気にもせず
寒くなる前の今
事前にお天気をしっかりチェックして
行ってきました。
15時からのオープンですが
残念ながら予約が出来ません。
口コミを見ていると
夕日の沈む時間帯が一番人気で
17時前後はかなり並ぶとあったので
私はそれより少し早めの16時半前に到着。
運良く並んでいる人はゼロで
すんなり入店できましたが
席はそこそこ空いているのに
なぜか案内された場所は、一番入口に近い末席。
「奥の1段高くなっている席ではダメですか?」と尋ねると
「良いお席はお泊りのお客様優先なので」とやんわりお断りされました。
改めて、青龍のHPを見ると「K36お席確約プラン」というのがあり
少しお高めの料金設定になっています。
確かに宿泊のお客様が座れなくて
一般のお客さんばかり良い席を占領してては
申し訳ないですものね。
バーなのでお酒がメインですが
お料理もなかなか美味しくて
軽く飲むだけのつもりががっつり食べてしまいました。
ただし外なので、お料理がすぐ冷めてしまうのが難点。
これからの季節はもっとでしょう。
はて・・・ここ真冬でも営業するのかしら?
かなり寒そうだけど。
ビアガーデンは夏季限定ですもんね。
段々日が沈んでいき、とても良い感じ。
ただ残念なのは、夕日は西に沈み
八坂の塔は東側にあるので
夕日と八坂の塔のコラボ写真が撮れませーん。
ちなみにこの丸いカウンターは立ち飲み席でした。
でも座っているインスタ写真も見た事があるので
混雑具合で変えてるのか
夜はイスが置かれるのか??分かりません。
そのうち、段々人が混んできて満席になり
入口にお待ちの客さんがズラリと10人以上。(かなり密)
私の席が、そのお待ちのお客さんの目の前なので
見られている感がすごくて、「早く食べ終わって~」と
プレッシャーを掛けられているようで
と~っても居心地が悪かったです。(~_~;)
夕日が沈む直前は皆さん、撮影大会。
モザイクしなくても全員後ろ向き~~笑
ここは、17時以降は席料が1人1000円掛かります。
17時前に入れば、掛かりませんが
いくら17時前に入店しても
17時以降に何か注文すると
1000円掛かります。
なので17時前になると、数組の方が帰られました。
17時前に入店し、17時までに注文し終わり
17時過ぎてず~っと居座っていても
席料は掛からないので
それが一番お得かも?!笑
お隣の席の方がお会計の時に伝票を見て
何か文句?ぽいことを言われていたのですが
その時に「17時以降に注文されたので席料が掛かっています」と
説明されていたのが聴こえてきたので
そういうことか・・・と納得できました。
今回、私は
席が悪かったせいなのか
期待が大き過ぎたせいなのか
正直・・・ちょっと残念なK36でした。
もっと素敵な空間を想像していたので。
インスタには一部分を切り取った
素敵な写真ばかり紹介されていますが
実際は、結構スペースが狭くて
テーブルの間隔も狭く
とてもごちゃごちゃした空間でした。
手前の席になると、このプランターの草が邪魔をして
八坂の塔も、眺望もとても悪いので
立ち上がって写真を撮らないといけません。
そのつもりでお出掛け下さい。
テーブルにお酒を置いて、八坂の塔を背景に
おしゃれな構図の写真を何枚も見ましたが
あれは1段上の、良い席から撮ったんでしょうねーきっと。
私の席からはどんなに頑張っても無理でした。
そんなK36は、ちょっと残念でしたが
ホテル青龍はとても素敵で
帰りに館内を少し散策しましたが
泊まってみたくなりました。
入口のエントランスも、竹が植えられ良い感じ。
この階段の写真も雑誌でよく見かけますね。
小学校の面影を残しつつ
感心するほどおしゃれ―にリノベーションしてあります。
客室はどんなでしょう~?
お手頃なお部屋もあるので、gotoが使えるうちに
泊まってみたいですねぇ~
ただ、少し驚いたのは、入口で検温こそありましたが
K36に行くまでの案内が一切なく
ここの入口から入り
ドアの先は、このデスクなんですが
誰も座っていないし、辺りに聞く人もいなくて
K36へ行くには
どちら行けばいいのかサッパリ分からず
適当に館内を歩き、エレベーターを探し、屋上へ。
セキュリティーが甘々でした。
私のような宿好きな者には
写真を撮る格好のチャンスでしたが。(;^ω^)
ここはどういうスペースなのか分かりませんが
写真右の扉を開けると、ラウンジへ繋がっているようです。
(さすがに部屋のキーをかざないと開かない)
宿泊者は無料ラウンジが利用でき
ドリンクやお酒、お菓子類がいただけるそうですよ。
外から見えたラウンジ。
広くて高級感漂ってました。
どんなドリンクやお菓子が置いてあるんでしょ。
(外からガラス越しに撮りました)
こちらがホテルのフロントロビー。
K36へ行く入口とは、別の場所にあります。
なかなか素敵でしょ!
ちなみに、このお宿「プリンスホテル」の経営です。
館内はまさに学校!
昔を思い出し、懐かしく感じました。
私は見つけられませんでしたが
生徒が書いたらくがきをそのまま残してあるそうです。
庭続きにレストラン「ブノア」があります。
ここ、デュカス・パリ監修のモダンビストロだそうです。
出た~~また「デュカス」
もう覚えました。
アラン・デュカス、忘れないわよ。
外来者も利用できるので、今度はランチに行ってみようかしら。
MUNI京都のレストランより、リーズナブル。
こちらはホテルの車寄せ。
下の写真の左上、パラソルが見える場所がK36です。
夜のライティングされた「ホテル青龍」もと~っても素敵です。
八坂の塔がイイ味出してます。
そういえば・・・
K36で、すぐ後ろの席に座っていた若者男子4人。
(未成年に見えたけど、お酒飲んでたから成人よね)
1杯注文しただけでサンセット狙いで、ず~っと居座ってたけど
その男子4人の会話にオバちゃんはずっこけました。
八坂の塔を見て
「あれって東寺?」
「違うんじゃねぇ?」
「法隆寺の五重塔って京都だっけ?」
「俺、歴史苦手だから聞くな」
若者よ===!!
もっと歴史を勉強しろよ。
・・・と偉そうに言いつつ
私こそ京都に行ったのに神社仏閣には一切行かず
ホテル巡りばかりしている「変なオバサン」です。苦笑
ホテル青龍を出て、夜の二年坂を歩き
パークハイアットの前を通過し
石塀小路を抜けて、表通りに出る途中に
ホテル「ラグジュアリーホテルそわか」があったので
その写真もパチリ。
こちらの宿も1階に
「La Bombance祇園」という
レストランがあり、外来者もOKなので
八坂神社まで行かれる機会があれば
すぐ近くなので、どーぞ。
あと、烏丸御池にある「新風館」へ寄ったので
アジア初上陸のエースホテルの写真も少し撮ってきました。
京都駅から乗り換え無しで地下鉄3駅。
アクセスはとても便利です。
旧京都中央電話局をリノベーションした商業施設の「新風館」
1階は商業施設、お庭を囲んで、オシャレなお店が並んでいます。
飲食店もあるので食事も出来ます。
2階3階がエースホテルの客室になっています。
ホテルの正面玄関は、烏丸通りから脇に延びる
姉小路通りに面した新築棟の1階にあります。
看板を探したら・・・ドアにあるこの控えめな「Ace Hotel」のみ。
知らずに通り過ぎちゃう人もいるかも。
隈研吾が建物のデザインをしたエースホテル。
一般的なホテルとは一線を画すアートなホテルでした。
ロビーエリア。
フロントカウンターは木の円形です。
スタッフの方もとてもカジュアルな服装でフレンドリーな印象。
木を多用したオーガニックなテイスト。
高級ホテルとは一味違う
ナチュラルででモダンな設え。
ロビーの壁に飾られているのは、有名画家の絵ではなく
鹿児島の「しょうぶ学園」制作の
ファブリックアート作品なんだとか。
( しょうぶ学園とは、知的障碍者支援施設 )
ホテル1階にある「スタンプタウン コーヒー」
テイクアウトして、ロビーで飲ませていだきました。
スタンプタウンとはポーランド発のコーヒーストアで日本初出店。
このホテルロビーの一角は
宿泊者以外も利用できます。
買ったコーヒーを飲むもよし
単に座って休憩したり
京都観光のプランを練ったり
フリーWi-Fiが飛んでいるのでPC作業をしたりと
パブリックに開放されています。
近所だったら通っちゃいそうだわ。
なんとなくいらっしゃるお客様が
個性的な雰囲気の方々が多い気がしました。
残念ながら客室は見る事は出来ませんでしたが、
HPを見る限り、客室にレコードプレイヤーが置かれていたり
ギターが置いてあったり
廊下の内線電話が昔の「黒電話」だったり
紙パック入りのミネラルウオーターだったり・・・と
とっても個性的なんですって!
チャンスがあれば泊まってみたいホテルの1つです。
ただし好みが分かれるホテルでもありますね。
やはり若い人向けのホテルかな。
さて、京都のホテル巡りはここまで。
次は肝心の泊まったホテルを紹介しますねー