子猫の季節がピークに達し、毎日走り回っています。
保護中の子猫の数、１０頭、２０頭、３０頭・・・
もう数えるの止めました。(ーー;)
娘から「日本で一番忙しい専業主婦」だと嫌味を言われていますが
今が頑張りどころだと思って、老体にムチ打ってます。
「犬の十戒」ご存じですか？
作者は不詳のまま、広く世界に伝わっている英文の詩です。
動物病院などにも貼られているので
一度は目にされた事があるかもしれません。
この「犬の十戒」をまねて・・・「猫の十戒」があります。
日本愛玩動物協会の長崎県支所が公開しています。
犬と猫とでは内容が全く違います。
犬好きさんも、猫好きさんも、一度読んでみて下さい。
ちょっと胸にじ～んときます。
黒が「犬の十戒」 緑が「猫の十戒」です。
【１】私は１０年から１５年ぐらいしか生きられません。
あなたと別れるのは何より辛い。
私と暮らす時は、別れのことも考えておいてください。
【１】私は１０年から１５年ぐらいしか生きられません。
ほんのわずかな時間でもあなたが離れていると腹が立ちます。
私が家族になってやってるので、そのことを覚悟しなさい。
【２】あなたが私に求めていることを理解するのに
時間がかかります。なのでそれを理解するまで待って欲しいのです。
【２】あなたが私に望むことを理解するつもりはありません。
待っても無駄です。
【３】私を信じてください。それが私の幸せなのです。
【３】私を崇拝しないさい。私にとってそれが一番大事なことです。
【４】私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないでください。
あなたには仕事や楽しいことがあって、友達もいるでしょう。
でも、私にはあなただけなのです。あなたしかいないのです。
【４】私を長い時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしてはなりません。
でも狭いところは好きなので段ボール箱を用意するのは許可します。
あなたは仕事や楽しみもあり、友達だっているかもしれないが
私のお世話をすること勝る悦びはないはずです。
【５】私に話し掛けてください。わたしは言葉は理解できないけど
私に話してるあなたの気持ちは理解しています。
【５】私に話しかけなさい。あなたの話してることが何かはどうでもいいのだけど
話しかけるあなたの声はわかるのです。褒め言葉は特に。
【６】あなたがどんな風に接してくれたか
私はそれを絶対忘れません。
【６】あなたが私にどんなふうにしてくれたか、私は決して忘れません。
恨みは倍返しします。
【７】私を殴る前に思い出してください。
私は鋭い歯であなたの手を簡単に砕くことができるのに
それをしないことを。
【７】私をたたいたりする前に思い出しなさい。
私の歯はあなたの手の骨をかみ砕くことぐらい簡単にできるのに
気が向いた時しか噛まない様にしていることを。
【８】言うことを聞かないだとか
怠けてるいるだとか叱る前に
その原因を考えてみてください。
例えば、正しい食事なのか。
長い時間暑い日の照りに置き去りにしていないか。
それとも、年老いて体が弱っているかもしれないと。
【８】私が言うことを聞かないと怒る前に、まずは自分に問いかけなさい、
たっぷり食事を与えましたか？それは私の好きなシーバですか？
日向で気持ち良く昼寝をしているのを邪魔にしませんでしたか？
もしかすると年を取って体が弱ってきているかもしれませんが
どのみち私がしたいことに従わない方が悪いのですから。
あきらめなさい。
【９】私が年を取ったら、世話してください。
あなたも年を取ったら、同じようになるんです。
【９】私が年を取っでも世話しなさい。
あなたも同じように年を取りますが
私は年を取っても可愛いのです。
【１０】私が死ぬとき、そばにいてください。
「見届けるのがつらい」「自分がいない間に旅立ってほしい」
なんて絶対に言わないでください。
あなたがそばにいてくれるなら
私はすべてを受け止めます。
あなたを愛しているのだから。
【１０】最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送りなさい。
「可哀想で見ていられない」とか「私のいないところで逝かせてあげて」
なんて言うのは許しません。撫でなさい。撫で続けなさい。
可愛いね、いい子だねと言いなさい。言いまくりなさい。
そうすれば私は着替えの時間を少し短くしてやってもいいです。
まあ、気が向いたら。
犬と比べて、猫の上から目線、に笑ってしまいますが
どちらを読んでも、アホな私は泣けてしまいます。(/_;)
私がこの活動を始めて７年目に入りました。
この６年間、たくさんの保護猫と関わりました。
不眠不休のお世話の甲斐なく
虹の彼方に見送った子達。
入院治療や手術で一命を取り留めた子達。
3本足になっても、片目になっても
けなげに生き抜いてる子達。
そしてほんの少しの時間差で救えた命
救えなかった命・・・
厳しい運命の別れ道に
安堵の涙と悲しみの涙が
交錯した日常でもありました。
こんな過程を経ながら
手塩をかけて育てた子達を
温かいご家庭へ送り出した際の
満ち足りた幸せ感があるからこそ
悲しみや淋しさ、喪失感を埋めてくれ
次のステップへと踏み出せるのだと思います。
私の力など、微々たるもので
救える命はほんの一握りですが
多くのご支援して下さる皆さんに温かく見守っていただきながら
預かりさんやミルボラさんのお力をお借りしながら
これからも命の重みを啓発しつつ
活動を続けていきたいと思っています。
