S&R shudo's life

ロック、旅、小説、なんでもありだ!
人生はバクチだぜ!!!!

ちょっと行き過ぎ韓国は釜山 6

2009-04-10 15:29:01 | 韓国
 今日はいよいよ日本に帰る日だ。ビートルの時間は15時だ。14時までに釜山国際ターミナルに行けばいい。
朝10時、2人を電話で叩き起こし、朝の身支度を整えた。帰り支度は寝る前にバッチリにしておいた。2人が大量の荷物を抱えて俺の部屋にやってきた。俺も負けないぐらいの荷物を抱えて部屋をでた。フロントでチェックアウトをして、タクシーを呼んでもらった。ひょっとしたら、普通車のタクシーでは荷物が収まらないんじゃないかと思ったけど、そこはチャレンジ精神旺盛の韓国人。あれやこれやの試行錯誤の後、なんとか荷物をトランクと助手席に収めこんだ。後部座席の俺達の膝の上にも当然荷物があった。ものすごく、気持ちが良く温かいエンジェルホテルのスタッフに別れを告げて、俺達はそこを後にした。

 釜山国際ターミナルの手荷物預かり所に荷物を預かってもらい、余った時間で最後の観光に出かける事にした。身軽になった俺達はまたタクシーに乗り込み、南浦洞に向かった。



 PIF広場の屋台でホットックを食べた。数ある屋台の中でも、いつも行列のこの屋台のホットックは格別だ。その後あまり腹は減ってなかったが、あまり時間が無い事もあって昼飯を食おうって事になった。俺は他に食いたい物があったけど、2人を参鶏湯の有名店に連れて行くことにした。3人で同じものを注文した。前俺が食べたものと違うちょっと高いヤツにしてみた。黒参鶏湯というヤツだ。他に普通の参鶏湯と紅参鶏湯があった。この黒参鶏湯は普通の参鶏湯よりも味が濃くて美味しかった。日本人の舌にはこっちの方が合うみたいだった。今度来たときは紅参鶏湯に挑戦してみよう。

 吐くほど食った俺達は、1人が初めての釜山だったので「釜山タワー」に登る事にした。通りから続く長く狭いエスカレーターを上り、「釜山タワー」の下まで行った。



 そこで何かイベントがあるらしく、ステージをセッティングしていた。周りにいる人達はお年寄りばっかりだ。作りかけのステージの上で音楽に合わせて一心不乱に踊り狂うおじさんがいた。ハゲかけた頭にスパンコールのTシャツ。俺はしばらく目を奪われた。やっぱいいな韓国は。



 1人400ウォン払い「釜山タワー」に登った。ここからは360度釜山が見渡せる。眼下には建設途中の地上100mを越すって話のロッテも見えた。いつ完成するんだろう。完成する頃には円高ウォン安も終わってるんだろうな~。



 後30分程時間があったんで、国際市場をぶらつく事にした。よく考えたらお土産ばっかり買って、自分の物は何一つ買ってなかった。俺はこの短い時間で30,000ウォンのジーンズ、20,000ウォンのパーカーと30,000のジャケットを買い込んだ。しめて80,000ウォンの買い物だ。これだけ買っても日本円で\6,000ぐらいだ。ホント韓国って衣食交通費は安いよねー。

 時間もあまり無くなってきたんで、俺達は釜山国際ターミナルに戻った。2Fに上がり乗船手続きをしようと思ったらビックリ!200人ぐらいの女子高生達が!チケットはすんなり貰えたが、出国ゲートをなかなかくぐれない。こんなに人の多い国際ターミナルは初めてだった。修学旅行かなんかで女子高生達はフェリーで大阪に行くみたいだ。何人かは段ボールいっぱいの韓国ラーメンや韓国食材を抱えていた。たぶん大阪にいる在日韓国人の親戚に持っていくんだろうな。出国手続きが終わるともうビートルの乗船時間だった。国際ターミナルに着いて、出国ゲートを出るまでに1時間近くかかった。焦ったわ。でも今回はこれも含めていろんな事があった釜山旅行。結構楽しめたんじゃないかな。でもやっぱり俺は1人旅のほうが性に合ってるな。

 次は10月の釜山国際映画祭にあわせて2週間ぐらい釜山に行くつもりだけど、金さえ出来れば、それまでにもう2,3回は行きたいところだな。ウォンが高くなっても、日本で遊んだりゆっくりするよりは安く済むから、みんなも韓国に行って楽しんだほうがいいぜ。だってカジノも女遊びも行かなかったら、旅費含めて\50,000もあれば余るぐらいだぜ。それから旅はやっぱり1人、もしくは2人がいいな。
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ちょっと行き過ぎ韓国は釜山 5

2009-04-09 17:58:58 | 韓国
 パラダイスにはすんなりと入れた。また在日韓国人の仲間が止められるんじゃないかと気を揉んでいたけど、要らぬ心配だった。
さすがに土曜日だ。客が一杯でカードのテーブルは全滅だった。2人がサッと空いているルーレットに座ったんで、俺も並んで座ることにした。2人は\10,000ずつチップに換えていたが、VIPカードの俺はそういう訳にもいかず、\50,000をチップに換えた。
今日イケそうな気がしていた俺は結構な枚数を張って勝負に出ていた。しかし、なんと撃沈!あっという間にチップが無くなっていった。あとの2人は調子がいいみたいだったから、俺は黙ってカジノを離れた。グラグラしていた俺は「やっぱセブンラックやろ!」と思い、終電まじかの地下鉄に駆け込んだ。西面に着いてから2人に電話して、「ロッテにおるけ、帰る前に電話してくれ」と伝えて、セブンラックカジノに入った。



セブンラックも今日は一杯だった。BJがなかなか空かない。ようやく1つ席が空いたけど、1人バカ勝ちしてるヤツがいたんで、そのテーブルに座るのは止めた。だいたいそのテーブルでバカづきしてるヤツがいたら、他のヤツにはつきが回ってこないってのが俺の持論だ。仕方なくルーレットで\10,000だけ遊んだ。少なく賭けながら時間を潰していたら、BJが空いたんで急いでBJのテーブルに座った。横に座っている白人がうっとおしかったけど、我慢しよう。だって、なんだか今日イケそうな気がする~!あるとおもいます!だから。
とりあえず\20,000だけチップに換えた。最初の一発目でペアが入り11倍にチップが帰って来た。そのうえディーラーがバーストでゲームも勝った。調子が良さそう。さぁーゲームはこれからだ。
何度目かのハイタッチを隣の白人と交わしたとき、俺の携帯電話が鳴り出した。パラダイスに置いてきた2人からだった。俺はベッティングしながら会話を続けた。向こうはもう止めてこっちに向かうとの事だった。俺はロッテに着いたらもう一度電話するように言って電話を切った。腕時計を見ると、もう3時をまわっていた。
増えたり減ったりだけど、今夜は確実にチップは増えていた。本日5度目のペアで11倍の払い戻しをうけたとき、携帯電話が鳴り出した。2人がもうロッテに着いたとの事だった。例のごとく在日韓国人の仲間は入れない。俺は10,000ウォンのチップを全部ベットし、このゲームを最後にする事にした。
やっぱり、人生はそう甘くない。ベットしたチップは全部ディーラーに取られた。それでも100,000ウォンのチップは7枚あった。昨日ポケットにしまいこんだチップも200,000ウォンある。合計で900,000ウォンあった。交換所で現金に換え、それをまた日本円に換えた。約\70,000あった。本日合計で\10,000の負けなり…。なんだか今日イケそうな気がする~!は俺の勘違いだったみたいだ。

午前4時、俺達3人は最後の釜山の夜を歩いた。土曜の夜だけあって、この西面の街はまだ人でごった返していた。「いったいコイツらいつ寝るんだ」と思いながら、ホテルまでの15分程の道のりを歩いた。
ホテルの近くまでくると、急に1人が「パンが食べたい」なんて言い出した。俺はさっさと帰ってベッドにもぐりこみたかったが、買い物に付き合ってやることにした。だって、置いていくと2人は帰れなくなっちゃうからさ。
韓国で有名な「パリバゲット」ってパン屋のチェーン店の1つが、24時間でやってたのを見てたんで、そこに連れていってやった。大食漢の2人はもう朝が近いと言うのに、大量のパンを買い込んだ。俺は見ていてもうすでに気持ち悪い。なんていいながら、甘くそうでおいしそうなパンを1つわけてもらった。明日のっていうか今日の朝食べよう。
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ちょっと行き過ぎ韓国は釜山 4

2009-04-08 17:26:56 | 韓国
 部屋のチャイムが鳴り響く。俺ははっきりしない頭のままでベッドから抜け出し、確認もせずにドアを乱暴に開けた。そこには身支度を整えた貧乏チーム3人が立っていた。
「お前ら何時やと思っとんのかー!」
携帯電話のアラームを10時にかけていた俺は大声でソイツらを罵倒した。
「シュドー君、もう11時よ」
ヤツらはキョトンとした顔でそう言った。あれ?おかしいぞ…。俺はドアを開けたまま携帯電話を開いた。電源が入っていない。自動電源ONにしてなかったみたい…。電源を入れると、11時をまわっていた。
「ごめん、30分で用意するわ!」
俺はドアを閉めて大慌てで用意を始めた。この日はカズが金持ちチームと一緒に14時30分のビートルで帰る事になっていた。タラ達は10時半に海雲台を出るって昨日言っていた。やばい。
 なんとか11時半までに身支度を整えられた俺は、3人の待つカズの部屋に謝りながら入った。そしてタラに電話してみたら、もう南浦洞の焼肉屋で飯食いしてるって事だった。だいたいの場所を聞き、部屋を飛び出してタクシーを拾った。
 20分程でタラ達のいる焼肉屋に着いた。ここは牛肉の焼肉屋だった。まだ時間が早いか人気がないのか店内には俺達だけだった。俺達もバタバタと飯をかきこんだ。俺が寝坊したせいであまり時間がなかった。



 タラ達がヂャガルチ市場にお土産を買いに行くと言うんで、俺達も一緒に行く事にした。俺はヂャガルチが苦手だ。お店の人のしつこいまでの呼び込みに耐えられなくなるからだ。いろいろと物色してるうちにビートルの乗船手続きの時間が迫ってきた。ここから釜山国際ターミナルまではタクシーで5分程だが、あと5分でその時間だった。



 俺は通りまで出てタクシーを拾い、4人をタクシーに放り込んだ。タクシーの運ちゃんに国際ターミナルまで急いで行ってくれと伝えドアを閉めた。さーこれから自由時間だ。とはいうものの、初めての釜山一人と久しぶりの釜山一人の計2名のひも付きだった。



前日の朝スーパーで買い込んだお土産を入れるためのバッグを買いに、国際市場のカバン屋に行った。ファスナーを開けば3段階に伸びるコロ付きのバッグを買った。3人とも同じ物を買った。全開に伸ばせば俺の背ぐらいの高さになる優れ物だ。20000ウォンだった。俺の買い物はもう無かったけど、残りの2人がメガネを作ると言い出したんで、メガネ店に行くことにした。2人はしきりに安い安いと言ってたけど、目の良い俺には縁がないんでそれが高いか安いかまったく判らなかった。俺はメガネ待ちの2人を置いて国際市場をぶらつく事にした。少し歩いたところで見知らぬ韓国人女性に「シュドさん」と声をかけられた。「なんだコイツ」と思って目で威嚇していると、その女性の背後にあるお店の中から、笑いながら見てるヤツらが目の端に映った。どうやらこの女性はその店の店員さんで、客の日本人に頼まれておれに声をかけたみたいだ。ソイツらを見ると俺の地元の知り合い達だった。釜山にまで来て自分の知り合いに会うなんて変な気分だった。俺は2,3言葉を交わしてメガネ店に戻った。2人のメガネも出来上がったところだった。
3人になった貧乏チームは地下鉄で西面のホテルまで戻るようにした。地下鉄の駅まで歩いて行く途中で、また別の日本人の知り合いを見つけた。今度のヤツはあまり好きでもないヤツだったんで、気付かないふりして通りすぎた。今日は何かが違うな…。地元におっても、そんなに会わない2人にこの釜山で出会うとは…。今日は、なんだか今日イケそうな気がする~!あるとおもいます!



地下鉄が西面に着き、長い地下街を抜け、地上にでる階段を上っていると俺たちの横を乱暴におばさんが走り抜けて行った。そのすぐ後、他のおばさん達3人が大声を張り上げながら追いかけてきた。どうやら「捕まえてー!」と叫んでるようだ。俺もおばさん達と一緒に残りの階段を駆け上がったけど、最初に走り抜けていったおばさんの姿はもう無かった。話しを聞くと、3人の内の1人のおばさんのバッグから財布をスッて逃げたそうだ。スラれたおばさんは大声で怒りをぶちまけて、その場に座り込んだ。他の2人はおばさんが買い物に行ってたお店の人だそうだ。滅多に見られないものを見て、心配そうな顔をしていたが、俺は内心嬉しかった。そうだ!やっぱり、なんだか今日イケそうな気がする~!あるとおもいます!

ホテルに辿り着き、買い忘れた物を思い出して前日にいったスーパーまで行くことになった。俺のお気に入りのシャンプーとリンスを買いに。スーパーに行く途中、歩きながら初日に行ったクラブのオネェちゃんに電話してみた。だって電話してくれって言ってたからさ。電話はつながったけど、韓国語、日本語、英語を駆使して会話してみるが、なかなか会話が通じない。顔を突き合わして話すと以外とコミュニケーションとれたのだが、電話だとサッパリだな。俺はまた釜山にきたら電話するわと韓国語で言って電話を切った。

 スーパーから帰ってくると18時ちょいだった。まだそんなに腹は減ってなかったけど、飯を食う事にした。今夜は西面でも人気店の焼肉屋に行くことにしていた。
まだ18時過ぎだというのに店内はもういっぱいだった。テーブルが2つしか空いてなかった。俺達はその内の1つに座る事が出来た。ここは初めて釜山に来たときに連れてきてもらった店だ。俺は弁当とハーブで漬け込んだサムギョプサルを頼んでやった。2人もとても満足してくれて、俺も嬉しかった。結局2人は肉をもう2人前、弁当1つ、冷麺を追加で頼み、見ていて気持ちが悪くなるくらい食った。俺達が店を出るときにはもう長蛇の列になってた。

腹も一杯になって時間もいい頃合いになってたから、地下鉄で海雲台まで行ってパラダイスに行く事にした。地下街を通って地下鉄の駅まで行って切符を買っていたら、なんとあのクラブのオネェちゃんに会った。これは運命だろうか?この大都会釜山のごった返した地下街でまた再び出会うとは…。俺達は少し会話して握手して別れた。これは…、なんだか今日イケそうな気がする~!あるとおもいます!
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ちょっと行き過ぎ韓国は釜山 3

2009-04-07 16:58:22 | 韓国
 18時20分にホテルに着いた。友達はもう来ていた。その友達は明日の都合が悪くなった事を謝っていたが、俺は全然気にしていなかった。だって、俺が釜山に来るたびに朝から晩まで付き合ってくれるんだぜ。逆にいつもいつも悪いねって気持ちなんだよね。
 なんか、もう一人の今日来れない釜山の友達からのお土産を預かってたらしく、それと韓国のお酒を貰った。なんか悪いね。晩飯がまだだった俺達は、その子に海雲台の名物を聞いた。有名なフグ料理の店があるらしく、その店の名前と電話番号をメモして渡してくれた。値段を聞いたら日本で食うよりも断然安かったんで、俺達は調子に乗ってフグを食いに行くことにした。途中で俺が渡さなくちゃいけない物を渡してない事に気付いた。もうフグで頭が一杯だった。俺は慌てて部屋に戻り、友達にそれを渡した。何の為にみんなと別れてホテルまで戻ってきたか忘れる所だった。バカだねぇ~。



 地下鉄の改札の前で釜山の友達と別れ、俺達はフグの待つ海雲台へと向かった。友達は判りにくいから地下鉄降りたらタクシーに乗れと言っていたけど、パラダイスにも近いって聞いてたから、たぶん行けば判るだろうって感じでタクシーに乗らなかった。やっぱ案の定迷子になったわ。メモ持ってフラフラしてたら人のいいおじさんが、俺達の手を引き、その店まで連れて行ってくれた。感謝感謝です。釜山のおじさん温かいぜー。

 さー、釜山での2回目の失敗。そのフグの店でフグチリを人数分頼んだ。韓国ってのは一品頼むとおかずがいっぱい付いてくるんだよね。それなのに昨日ジャージャー麺で失敗したヤツが、またしてもやらかした!フグチリとは別にフグの天ぷら、フグのお好み焼き、それからなんかフグと野菜がたっぷり入った真っ赤な炒め物を注文しやがった。なんとその三つとも、巨大な皿に乗ってきたからさぁー大変だ。俺達はメインのフグチリが来るまでにノックアウトよ。注文したヤツに責任払いで大分食わせたが、結局ギブアップ。半分以上残すという失態を演じてしまった。お店の人ごめんなさい。


 吐くほど食って重くなった体を引きずって、金持ちチームの待つパラダイスカジノに乗り込んだ。

 

 またしても仲間の在日韓国人が入り口で引っ掛かった。今度はえらく時間がかかっている。どうも日本の韓国領事館がパスポートを発行するときに、記号を間違えてたらしく、在日じゃなく、普通の韓国人の記号になってたらしい。しかし、なんとか確認が取れカジノに入ることが出来た。
 俺は基本BJプレイヤーなんでけど、この日のパラダイスはBJテーブルが一杯で座れなかった。俺は仕方なくルーレットに座った。俺は会員カードと\100,000をディーラーに渡しチップに換えた。そしたら男女6人の日本人グループの女が、
「あの人見て、あんなにチップに換えてるよ。すごいー!」
だってさ、うるせーよ!うっとおしいわ!素人どもめ!俺のカード見てみろよ、お前らのと違って黒いだろ!これがVIPカードってヤツなんよ。このカード持っとったら最低でもこんぐらいチップに換えんといけんのよ!俺も辛いんやけ、だまっとけ!!!!
 2ゲームめに0に入った。俺はそこにボリッと置いてたんで大体150枚前後チップが帰ってきた。それを見た6人組がまた大騒ぎよ、もう勘弁してくれ。この日は嫌いなルーレットの調子が良く、結構数字が入ってくれた。俺のチップが増える度に6人組が大騒ぎする。もう耐えられんと思って、ルーレット用のチップを普通のチップに換えてもらった。日本円で7万~8万ぐらい勝ってた。ちょうどタラがBJが空いたから行こうぜって誘いにきたから、そのチップ持ってタラとBJのテーブルに着いた。あの6人組の魔力か何かか?あれよあれよって間に、勝ってた分のチップが無くなった…。こりゃ今日はルーレットだねっと思い直し、さっき座っていたルーレットに戻った。あの6人組はもういない。よっしゃ!と思い300,000ウォンをルーレット用のチップに交換した。もちろん色はさっき調子が良かった時と同じ白にしてもらった。しかーし、今度は全然当たらない。俺が選んだ数字を避けるようにゲームが進んでいく。あっと言う間に300,000ウォン失った。あの6人組はうっとおしかったけど、あいつらが俺の幸運の女神やったと気付いた。もう遅いけど…。俺はこんな所おられんわと思い、タラにロッテに行くと吐き捨てて、貧乏人チームを引き連れてロッテにタクシーを飛ばした。



 ロッテホテルに着いてセブンラックカジノに入ろうとしたら、また在日韓国人の仲間が止められた。昨日は入れたから大丈夫だろうと思って、俺達はソイツを置いて先にカジノに入った。俺は腹が痛かったんで、まずトイレに駆け込んだ。トイレットペーパーを引っ張り出していると携帯電話が鳴り出した。入り口で捉まってたミョンホからだった。何か今日はどうしても入れないらしく、ホテルに帰っとくと言ってた。もう時間が遅いんで、領事館等に確認が取れないんだそうだ。一緒に帰ってやっても良かったけど、博徒の血がそれを許さない。俺は空いていたBJテーブルに座った。残りの二人はルーレットだった。
 ここではチップが増えたり減ったりで時間だけどんどん過ぎていった。腕時計に目をやるともう3時半だった。ルーレットを覗きに行くと、一人はもう負けてしまい、もう一人ももうすぐチップが無くなりそうだった。俺は止めるときは声かけてくれと言いBJに戻った。テーブルに戻って10分もしないうちに二人が呼びにきた。俺は100,000ウォンチップ2枚だけポケットに突っ込んで、残りの10,000ウォンのチップ8枚をベッティングした。配られたカードは合計で15だった。ディーラーのオープンカードはピクチャーだ。俺はヒットした。見事にバースト。ポケットの中のチップは入れたままでカジノを後にした。今回の旅行ではあんまり調子が上がらないな~。
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ちょっと行き過ぎ韓国は釜山 2

2009-04-06 13:57:28 | 韓国
 2日目3月27日、俺の部屋のチャイムがなる。携帯電話を開いてみた。電源はまだ落ちたままだ。10時に電源が入り、アラームがなるようにセットしていた。ベッドからどうにか這い出し、テーブルの上の腕時計を見た。まだ9時前だった。昨日なんやかんやで死んだのは5時ぐらいだった。俺は不機嫌にドアを開けて、そこに立っているカズって後輩に
「お前何時と思っちょんか、バカやねーんか!」
と毒づいた。そしたらカズは
「タラちゃんから8時半に電話があってみんな起こして集合しようやって。シュドー君にも電話しよるけど、つながらんけっち言いよったよ」
 おいおい自分が早起きしたっていってみんなを巻き込むなよ。俺が寝たのは5時過ぎだぜ。起こしに来たカズに予定通り10時ぐらいに集合してから動こうぜと伝えて、俺はもう一度ベッドにもぐりこんだ。しかし一度目が醒めるともうダメだ、眠れない。俺は顔を洗って用をたし、身支度を整えた。まだ電源が落ちたままの携帯電話の電源を入れた。9時40分だった。貧乏チーム全員の部屋をまわったみたら、さっきのタラの攻撃ですでに起きていた。用意ももう出来ていた。
「シュドー君、タラちゃんの所早くいかんでいいん?」
その内の一人が言った。
「いいよいいよ、俺が後で電話するけ。俺達は予定通りスーパーにお土産買いに行こうぜ」
俺はそう言って昨日行けなかったスーパーにみんなを連れて行った。
 ラーメンやらレトルト食品やら海苔やら買い込んで、レジに並んでいると、タラから電話がかかった。
「まだ来んのか?早く来な負けっしまうけね!」
俺はタラを優しくなだめて、昼ぐらいには海雲台に行けるから待っててくれと言った。タラはもう30万程カジノに寄付してるって言ってた。朝起きてすぐカジノに行くかねって感じだ(笑)。



 俺達は両手いっぱいの荷物をホテルの部屋に投げ込んで、西面の地下街を通って地下鉄の駅まで行った。ソウルと違って3路線しかないからわかりやすい。1,300ウォンで切符を買い、タラ達金持ちチームの待つ海雲台に行く地下鉄に乗り込んだ。
 30分程で目的地に着き、タラ達と合流した。12時を少しまわっていた。とりあえず飯を食う事のした。俺は簡単な物で十分だったが、金持ちチームの希望で焼肉を食う事になった。タラが以前行って美味しかったという店を探しまわったけど、結局見つけられず適当な店に入った。サムギョプサルを食ったけど、みんな「美味しい美味しい」と言ってたけど、あんまり美味しくなかったな俺は。サムギョプサルなら美味しい所に連れて行ってやるって言ってるのにさ。

 適当に腹を満たして、出来たばっかりの新世界デパートに入っている巨大スパに行くことにした。ここは昨日行ったサウナとは何もかもが違いすぎた。料金は12,000ウォンだったけど、それでも安いぐらいだったね。1F~3Fまで全部風呂サウナとチムヂルパン。ふかふかのシートのDVD鑑賞ルームもあり、TV付のリクライニングシートの並ぶ休憩室があり、こりゃ、半日ぐらいじゃ全部楽しめないね。今度来るときは気合入れてここメインで来よう。
 風呂から上がって携帯電話を見たら、釜山の友達からの不在着信があった。明日会う約束をしていたけど、俺は電話をかけてみた。そしたら、急な都合で明日がNGになったんだと。俺はもう一人の釜山の友達に渡さなくちゃいけない物があったんで、今から会う事にした。向こうは西面にいるとの事だったんで、俺達の泊まっているホテルで待ち合わせる事にした。タラ達金持ちチームと貧乏チームの一人カズをタクシーに乗せてパラダイスに向かわせ、俺ともう2人は目の前の地下鉄の入り口を降りた。
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