【写真:徳志別川 2006年10月15日13時59分撮影】
かつて、北海道歌登町から美深町へ車で通り抜けるためには、狭く
荒れたダートを通り、ハードな峠を越えなければならなかった。その
ダートとは「道道 120号線大曲付近旧道」である。しかし、1995年に
天の川トンネルが開通するやいなや、上徳志別~仁宇布間の移動時間
は、劇的に短縮されたのである。
そして、今年もこのダートを通行すべく現場へ訪れたのだが、入口
には従来にもまして「堅牢なゲート」が設置され行く手を阻んでいた。
既に使命を終えた道であることと、ゲートの先の荒れ放題の状況から
このダートが再び開通することはもう無いだろうとこの時に思った。
また、ひとつ「廃道」が誕生しつつある。
さて、命を受け継いだ道道 120号線で開通した天の川トンネルでは
そのネーミングから、入口の形状に工夫が施されている。上徳志別側
には「牽牛」という名の駐車公園、仁宇布側は「織姫」という名の駐
車公園が設置されている。各々のトンネルの入口はご覧のとおり。
天の川トンネル入口(上徳志別側)
天の川トンネル入口(仁宇布側)
牽牛駐車場で休んでいると、徳志別川の清流に心が洗われる思いだ。
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