らば~そうる “IN MY LIFE”

旅、音楽、そしてスポーツのこと。過去、現在、そして未来のこと・・・「考えるブログ」。

290.オフコース 「時に愛は」

2006-08-22 | 11.Music
【ALBUM "We are"】
 
 高校生の卒業間際の「さよなら」が、今でも心に響く今日この頃。
オフコースである。高校生の音楽の授業で、「自由課題」というのが
あった。その中で「愛を止めないで」を弾き語りしたヤツがいた。

 それがオフコースを知るきっかけだった。

 それにしてもヴォーカルのあの「ハイ・トーン」。「いったいぜん
たい、どんな人が歌っとるのやろ~」。小田和正・・・。「すごい。
ファルセットじゃないんだよね」とひたすら感心。わたしがカラオケ
かなんかで歌う場合、当然ファルセットになる。「イメージが崩れる
から、やめてッ!」と女性からの大ブーイングが聞こえてきそうだ。

※まじめに歌おうとしているんだけれど、ギャグになるのはなぜだ~。

 本題。最大のお気に入りは「時に愛は」である。1980年にリリース
されたアルバムの"We are"に収録された。前作の"LIVE"に収録された
「生まれ来る子供たちのために」も甲乙つけがたい。

 「時に愛は」の魅力はまずその「音」だ。どっしりとしたドラムと
ベースを聴いていると、思わずイーグルスを連想する。それまでとは
異なるサウンドだ。そしてオフコースならではの「コーラス」。特に
「傷つくだけ 傷ついて 立ちつくす ふたりを」の「傷つくだけ」
そして、「新しい いくつもの 嵐の訪れを」の「新しい」の箇所。
これらの箇所のコード「A7♭9/onC#」(別解あり)のコーラ
スは、教会音楽のような荘厳な響きさえ感じる。

 そして・・・。

 はじまりはいつも愛 それが気紛れでも
 ただ青くきらめいて うそのかけらもなく

 ・・・
 
 あなたは僕のことを 信じることに決めて
 ただ黙ってなつかしく 僕を見つめている

 この最初のフレーズと最後のフレーズのリリカルな表現の間にある
「時間」は、受け取る人の生き方によってその「長さ」がいろいろと
あるのだなと今さらながら感じるのである。

Comments (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 289.\'NORWEGIAN WOOD\'に関... | TOP | 291.それにしても「読み」の... »
最新の画像もっと見る

3 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
オフコース (くまみちゃん)
2006-08-22 18:24:49
ボクが初めてオフコースを聞いたのは深夜ラジオでの「愛をとめないで」でした。

最初聞いたときは女性だとばかり思いましたよ。

オフコースが「もちろん」の意味ではないことを知ったのはそれからずっと後のことです。
返信する
お知らせ (管理者)
2006-08-22 23:53:32
タイトル「相互リンク」のコメントは

リンク先の内容が本ブログの趣旨にそぐわない内容でしたので

削除させていただきました。

返信する
元気はつらつ? (さらぽわ)
2006-08-23 01:36:08
「オフコース!」

・・・ってCMでやってたね♪



to:くまみちゃん



「愛を止めないで」の最高音は「A#」。

CからC#へ転調後

五線譜の上の「A#」(実音はそこから1オクターヴ下ですが)

ですもん♪

もうわやです。
返信する

post a comment

Recent Entries | 11.Music