先日書いた通り呉市立美術館で「こうの史代漫画原画展」-街から国へ、そして世界へ- が本日より9月8日までの予定で始まったのでクレアラインで呉へ。時間が早いので呉駅からぶらぶら歩いて会場へ。このイラストも年月を経て薄くなって来たなぁ…
ここへ来るのは昨年10月の明和電機展以来。
初日の今日は10時から「こうの史代✕とだ勝之スペシャルトーク」があるのだが、通常10時開館の所9時半前には既に開館していたのでまずは原画をじっくり鑑賞。
生原画を見るのは2017年11月の福屋でのコノセカ原画展以来だが、夕凪桜となると2010年8月の廿日市さくらぴあでの原画展に遡る。何回見てもスクリーントーンを使わない繊細なタッチのアナログ原画は素晴らしい!
さてトークショー。お二人の広大漫研時代の裏話がたっぷりで大変面白かった。1時間じゃ足らないなぁ。またやらないかな? 頂いた小冊子の夕凪の街の街の字が話に見えたのでよく見ると「話」が隠されていた。
終了後は再び呉駅までぶらぶら歩き、昼食はちからのがんすうどん。
すずさんバスは健在だが旧呉そごうはもうほとんど残っていない…
「このお話はまだ終わりません 何度夕凪が終わっても終わっていません」これは「夕凪の街 桜の国」を読み返す度に胸に刺さる文である。
文中敬称略