伊豆下田に到着した翌日は、幕末の時代を偲びながらの散策です。
柿崎地域にある「三島神社」です。
静岡県東部の三島市にある「三島大社」と関係があるのかは不明です。
境内に入って左手方向にそそり立つのが「偽層理」(天然記念物)。
地層が水流によって斜めに削られ、その上に新しい層が堆積し、またこれが切られ、その上にまた堆積が行われるということの繰り返しによってできた地層で、水流(波、潮流)の作用が可能な浅海性の堆積を意味し、斜めに交わる層理を特徴としているそうです。
幕末の激動期に、三島神社近くにある弁天島から、小船に乗って黒船に乗船を願い出たけれど願いがかなわず挫折したという「吉田松陰」像が、「偽層理」の横にそそり立っていました。
行く手に「玉泉寺」が見えてきました。
日本で最初の「米領事館」とあります。
領事館の執事はなぜかコーギーに変身していました。
本堂に隣接してある記念館には、タウゼント・ハリスが領事館当時愛用の遺品や関連資料、古文書等が多数展示してあります。
黒船来航時、下田港に於いて踏海の企を起こした吉田松陰の遺品や、ヒュースケンに使えたおふくの遺品、ロシア、ディアナ号将校モジャイスキー撮影の日本最古の銀板写真、その他多数の資料を展示する幕末開国の第一級の資料館です。
領事館として使われていた玉泉寺の本堂です。
本日の執事はアレックスが代理で務めさせていただきます。
マンホールにまで黒船のデザインが・・・
町のいたるところで幕末の歴史を感じさせてくれます。
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