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琉球島和牛を知っていますか?

2013年04月22日 | 日記
沖縄北部農林高校と山原(やんばる)牧場がタッグを組んだ!
赤ちゃんを産んだ牛(経産牛)の肉質を高め、美味しくて安い和牛を育成しよう、
この挑戦が始まったのは2010年4月でした。初めて高校の牧場寄合原牧場にやってきた
お母さん牛の名は「さちひめ」、明日の成功を約束してくれるようないい名前でした。

えっ!さすが沖縄です。泡盛のモロミ粕を飼料に配合。
研究育成のポイントはやはり「飼料」何を食べさせたら大きく美味しく育つのか?
そこで注目したのが泡盛のモロミ粕です。モロミ粕には大量のクエン酸やたんぱく質が
含まれています。そして飼料にプラスされた泡盛の価値ある副産物が大きな効果を見せます。

そうだ!神戸で売ってみよう、ビーフにうるさい神戸っ子の反応は?
外国の賓客に日本で食べたいものは?と聞くと殆どが「神戸ビーフ」と答えます。
まさに神戸は和牛の聖地、メッカです。当然神戸っ子たちも肉にはうるさいのです。
神戸では肉とは牛肉のことであり、カツ丼といえばビーフカツ丼なのです。その神戸で
琉球島和牛に神戸っ子はどんな採点を下すのか。1日10食限定の鉄板ステーキが連日完売がそのすべてを語ります。地元紙神戸新聞も大きく取り上げてくださいました。この
販売をバックアップしたのが神戸に本社を持つ㈱ワールドワンでした。(ちなみに筆者は偶然ですが神戸生まれ神戸育ち、お母さんの牛肉手料理で育ちました)

カフーリゾートフチャクコンド・ホテルでの試食会に参加して。
この日のメニューはメインが琉球島和牛の肉豆腐、お豆腐は当然島豆腐です。
まず感じたのは、柔らかさです。豊かな風味を秘めた赤身、そして脂身とのバランスの良さです。商売優先で無理に降らせた霜降肉を珍重する風潮に一石を投ずるといっても過言ではありません。そして和牛に対していままであまりこだわりを持たなかった
と聞く沖縄っ子にもぜひその美味しさを味わってほしいと心から思います。この試食会では琉球島和牛の秋のメニュー提案も行われました。どんなお料理が登場するのかとても楽しみです。最後になりましたが肉豆腐をメインに素敵な前菜からデザートまで調理くださいました料理長はじめスタッフの皆様に心からにふぇでーびる(ありがとう)
琉球島和牛の肉豆腐

料理長の萩尾さん