ハルビン空港から方正県までは約170kmくらいの距離だったと思います。
ハルビン空港も方正県も同じハルビン市ですが、中国では日本の市と県が逆で、またハルビン市は広いので、同じ市内でもとても距離があります。
そして方正県に日本人夫が来る場合、皆タクシーを使って行き来するようです。
タクシーだと高速道路で約3時間、650~800元(約12,500~16,000円)くらいらしいです。
私の場合、タクシーを使ったのは初めて来た時に空港まで迎えに来てもらったときだけ。
この時は、妻、義父、妻の兄夫婦、が揃って迎えに来てくれたので、タクシーを貸し切って来たそうですが、日本に帰国するときはバスで空港まで送ってもらいました。
バスの場合、空港からハルビン駅前までの直通高速バスが20元で所要時間1時間、ハルビン駅前から高速バスステーションまでの路線バスが1元で所要時間40分、高速バスステーションから方正県までの高速バスが52元で所要時間3時間、といった感じです。
合計で73元(約1,400円)、乗り換えや待ち時間もあるので、片道6~7時間はみておかないといけません。
しかも、方正県行きの高速バスの最終便はたしか16:20頃と、とても早いです。
妻は毎回空港までバスで迎えに来てくれて、バスで一緒に方正県に向かうので、まる1日を移動に費やしているようです。
ただ、ちょうど空港から方正県に車で向かう人がいれば、1人100~150元で乗せてもらえ、その場合は高速で方正もに直行するので、3時間で安く方正県に行くことが可能で、こういった車に乗せてもらったこともあります。
日本人の感覚からすれば、面倒で時間のかかるバスよりもタクシーを選ぶのかもしれないし、もしかしたら、中国人妻側がタクシーの使用を求めるのかもしれません。
私の場合は、妻が私に対して「高額なタクシー代を出させるのは申し訳無い」ということでバスを使ってますが、私としては、郷に入れば郷に従えで、中国に来た以上、現地の人達と同じ交通手段を使うべき、という考えで現地の公共交通機関を使っていますが、これはこれで毎回色々な発見もあり、結構楽しいです。
例えば、路線バスでは現地で生活している人たちを見ることもできるし、ハルビン中心部の街の様子も見れるし、高速バスステーションでは各地へ向かう人たちの様子や、日本の高速バスとの違いなども観察できるので、私は今後もバスを使い続けるつもりです。
↑ハルビン市中心部の路線バス
↑方正県行きの高速バスが出るバスステーション
↑方正県行きの高速バス
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