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高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

高齢者の独り暮らし その4

2015年05月19日 | 老後と住まい
 話し相手がいなくなるのも一人暮らしの高齢者にとっては問題です。実家の母親の場合、足にしびれがあり介助があっても外に出にくいという事情があります。少し前までは近所の人が訪ねてきて世間話をしていたのですが、近所の人も体が弱って外に出にくくなっているという状況です。電話での会話という方法もあるのでしょうが、お互い顔を合わせてというようなわけにはいかないようです。デイサービスも考えられますが、やはり気心の知れた人ということでもなく、かえってストレスになりそうだと思っているようです。
 好ましい暮らし方は、高齢者一人ひとり異なると思います。持って生まれた性格、生い立ち、家族の状況、周囲の環境、体の状態、お金、などなどによって、適した暮らし方は十人十色です。十人十色ということは高齢者の暮らしのサポートにも汎用的な方法に限界があるということですから、公平であり共通的な方法にならざるを得ない介護保険サービスには限界があるということでしょう。
 高齢者それぞれによってニーズの異なる暮らしのサービスと共通的汎用的にならざるを得ない公的なサービスにギャップがあるのはやむを得ないのでしょうが、ギャップを埋めるにはどうしたら良いのでしょうか。先ずは家族が責任を持つのでしょうが、様々な事情で家族によるサポートが十分にできない場合のサポートについてはそれぞれの事情に合わせてそれぞれが考えざるを得ないのでしょうか。
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高齢者の独り暮らし その3

2015年05月18日 | 老後と住まい
 買い物も高齢者にとっては負担になります。介護保険のサービスで、ヘルパーさんに買物を頼むこともできますが、青物は週1回の買い物ではどうしても古くなりがちです。買い物をしてもらうのですから贅沢はいえませんが。
 買物難民、最近では買物弱者と表現するようですが、これが時々マスコミに取り上げられます。人口10万人未満の経済圏では2030年には自宅から最寄りのスーパーやコンビニまでの距離が現在の1.5倍ほどになると経済産業省が発表したと一年ほど前の読売新聞が報じていました。実家のある地域では昔は6軒もあった八百屋が今では1軒となり、スーパーへは車でないと行けないという状況になっています。
 八百屋での買い物は、必要な物を入手するということ以上に高齢社会にとっては一人暮らしの高齢者が外出するきっかけとなるという側面が重要なことだと思います。さらに外出によって引きこもりの防止、リハビリ、ボケ防止などにつながると思います。介護保険制度の改革で要支援のサービスを各自治体が提供することになるようですが、たとえばデイサービスに八百屋機能を含むような工夫も検討してほしいものです。
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高齢者の独り暮らし その2

2015年05月17日 | 老後と住まい
高齢者が一人暮らしをする際に本人や家族が最も心配なのが緊急時の連絡です。実家のある自治体でも緊急通報の器具を無料で貸与していますが、緊急通報を受けた時に家に駆けつける人(協力員と呼称しています)が3人必要というのがネックとなっています。ご近所や同じ地域に住む親戚はほとんどが高齢者で、むしろ自身が緊急通報の器具を必要とする人ばかりという笑えない状況です。投稿者の住んでいる自治体ではオペレーションセンターに通報ができるようなシステムになっていますので実家のある自治体よりは格段に優れていると思います。しかしオペレーションセンターなどへ連絡することになっていたとしても80歳代や90歳代の人にとっては、使いこなせない、事を大げさにしたくない、人様に迷惑をかけたくないなどの気持ちが強く、緊急通報のボタンを胸に下げていたとして、少々苦しくてもボタンは押さない可能性もあります。民間にも同様なサービスをする事業者も多くありますが事情は似たり寄ったりでしょう。
 高齢者が通報システムを使いこなせるようにするため、先ずは、一人暮らしになった高齢者には自動的に緊急通報システムを貸与してはどうでしょうか。そうすれば、人様に迷惑をかけたくないといったことからくる引け目は無くなります。システム貸与は無料にして通報1件ごとに費用をとることも考えられます。また、いざというときに使えるよう定期的な訓練も大切ではないかと思います。福祉予算は増えるでしょうが高齢者向け施設の建設と居宅とでは全体としてどちらが安いか、どちらが高齢者にとって好ましい住環境なのかを比較衡量してみてほしいと思います。
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高齢者の独り暮らし その1

2015年05月11日 | 老後と住まい
母親が一人暮らしとなりました。要介護2と認定されていますが、トイレなどは何とか一人でできますので、ヘルパーさんの助けを借りて暮らしています。最近ケア・マネジャーさんや訪問介護の担当者さんたちと今後について相談する機会がありました。そこでデイサービスを利用することを勧められましたが、母親は断りました。デイサービでは古い歌を皆で歌わされるというイメージが強いということのようです。実は、実家の隣も高齢の男性が一人暮らしをされていますが、やはり「チーチーパッパなんか歌っていられるか」ということで絶対に行きたくないとのことです。
 厚生労働省のWeb「介護サービス情報公表システム」によると、デイサービス(通所介護)は利用者が通所介護の施設に通い、食事や入浴などの支援や生活機能向上のための機能訓練や口腔機能向上サービスを日帰りで受けるというもので、加えて「生活機能向上グループ活動などの高齢者同士の交流もあり」となっています。こうした交流の一つとして歌のレクリエーションがあるのでしょう。 しかし、歌は好き嫌いがありますから人によっては拒否感が出てくるのは理解できます。一方、施設側でもマンパワーやマンアビリティーにも制約があるので比較的提供しやすい古い歌の合唱などを多くの施設でレクレーションのプログラムに取り入れているのでしょう。施設運営も大変でしょうが、「チーチーパッパ」のイメージを払しょくする取り組みを期待しています。

相続手続

2015年05月09日 | 老後と住まい
 父の他界後に経験したもう一つの大変なことは相続手続です。少額とはいえ銀行に預金がありました。銀行などの預金は、名義人が亡くなるとその日から引き出しができなくなります。銀行などがどうして名義人が亡くなったことを知るのかは分かりませんが。それはともかく母が全て相続することを決め手続きをすることにしました。
 預金などを相続する手続には名義人の出生から死亡までが記載された戸籍が必要と言われましたので早速役所に出向いて父の戸籍を請求したところ、父は別の市からの養子だったからだと思いますが出生に関する記載がありません。そこでその別の市に行き出生時の戸籍を得ることができました。
 あまり考えたくはないのですが、親の出生から亡くなるまでの戸籍はどうなっているのかを確認しておいたほうがよいのではないでしょうか。ただし、相続手続が面倒といって生前に銀行預金などを移すと贈与になりますが、贈与税の方が相続税よりも多いので良い方法ではないと思います。