YUNTAKU NOTE

『ゆんたく』とはウチナーグチで「おしゃべり」と言う意味。

沖縄の映画

2006年08月13日 | Weblog
この夏から秋にかけて沖縄を舞台にした映画が2本公開される。
両方とも沖縄だけを扱った作品ではないが、かなり重要なテーマを描いており
必見である!

・「島ノ唄~Thousands of Islands~」
日本を代表する詩人、吉増剛造が奄美(鹿児島)から沖縄本島にかけての島々を巡る
ドキュメンタリー・ロードムービーだ。
中国からの伝来文化や基地によって生み出された様々な島の「顔」を
唄(詩)によって綴られた作品。

・「Marines Go Home」
これは米軍基地問題を真っ向から扱ったドキュメンタリー。
沖縄・辺野古、北海道・矢臼別(やうすべつ)、韓国の梅香里に暮らす住民たち
の姿を描いた作品だ。

辺野古はキャンプ・シュワブという基地がある名護市東部の町である。
以前、訪れたことがあるが、あの爆音さえなければ何とものんびりした雰囲気の
沖縄らしい街に思えた。
最近では普天間基地移設問題で頻繁に辺野古の様子がニュースに流れていた。
映画「ホテル・ハイビスカス」の舞台となった街と言えばわかりやすいかも・・。

北海道・矢臼別あるのは自衛隊の基地だが、ここでは在日米軍最大規模の
実弾演習が行われているそうである。

基地の問題をどのような視点で描かれているのか・・興味のある作品だ。

「Marines Go Home」は9/16からシネモンドで公開予定である。
「島ノ唄~Thousands of Islands~」は金沢での公開予定が決まってないが
映像が素晴らしいとの評判なので何とかスクリーンで見たい・・・。

実は9/16-29までシネモンドでは「六ヶ所村~パレスチナまで」という特集を
するようだが、「Marines Go Home」もその一つだ。

ちなみに上映作品は・・・

「六ヶ所村ラプソディー」・・・青森県六ヶ所村(核燃料再処理施設がある村)
「ヒバクシャ 世界の終わりに」・・・イラクから広島まで核の被爆者を描いた作品。
「ガーダ ーパレスチナの詩ー」・・・パレスチナ戦火と難民を描いた作品。
「Marines Go Home 」・・・沖縄・辺野古をはじめとする米軍基地を抱える街を描いた作品。




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