YUNTAKU NOTE

『ゆんたく』とはウチナーグチで「おしゃべり」と言う意味。

STANDARD

2007年04月25日 | Weblog
今週は3日間、名古屋だったためギターを全く演奏していない。
やはりしばらく触らないと寂しいものである・・・。

今日、早めに仕事が終わったため電車に乗るまでの時間、栄の名古屋パルコに立ち寄った。パルコの5Fには大きな楽器店があるのだ。さすがにギターの品揃えが充実していて、かなりめずらしいギターも置いてあった。帰りの電車は3時間も載っていなければならないため、暇つぶしに音楽雑誌でも・・・と思い、スコアのコーナでいろいろ物色していたのだが、結局こんな本を買ってしまった・・。スコア(楽譜)である。

いくら電車に乗っている時間が退屈だからと言って、何も楽譜を買わなくてもいいのに・・・と思われるだろうが・・俺もそう思う。しかし中身を見てみると、かなり有名な曲がアコギ一本で演奏できるように編曲されており、しかも譜面を見る限りかなり弾きやすくアレンジされている。CDも付いているし・・思わず買ってしまった。

チャンプルBANDの練習もぼちぼち始まっているし、「沖縄ソング+誰でも知っているスタンダードナンバー」なんて構成もなかなか良いかも知れない・・。



課題曲3 「桜・咲くころ」

2007年04月11日 | Weblog
天才ギタリスト・押尾コータローのオススメ練習曲も今回で3曲目。

桜も満開を迎えたと言うことで、押尾氏の名曲中の名曲「桜・咲くころ」を紹介しようと思う。この曲は幸い?な事に他の押尾氏の比べて比較的簡単に演奏できます。あくまでも、「押尾ナンバーの中では簡単な方・・」なので一般的には決して難易度が低いということではないですが・・。前々回に紹介した「黄昏」に比べれば、左手の運指は楽だが、それでもストレッチやセーハーの押さえ方がたくさん登場します。

●ストレッチ
この曲では左手のストレッチが何箇所か出てくる。特に3フレット6弦と7フレット1弦を同時に弾くところは、最初は結構つらいと思う。ベース音とメロディのハーモニーがとても美しいので、ここは何としても頑張って練習するしかないです・・・。ショートスケールのギターなら簡単と言うわけではないので注意する必要があります。スケールよりも弦高に気を使ったほうがよいです。弦が高いとストレッチは押さえにくいので、ネックが逆ゾリ気味のギターはメンテナンスしましょう。

また、この曲もセーハーがいたるところに登場します。セーハーは人差し指で6弦全てを押さえ、残りの指で他のフレットを押さえるフォーム。3フレット分を押さえることが多いですが、この曲では4フレットのセーハーも出てきます。「黄昏」もこのスタイルが多く登場するが、これらの曲を練習する事は非常によい左手の練習になり、ほとんどのコードが押さえられるようになります。

●右手
普通のアルペジオです。一音一音、確実に音を出すように心がけます。

●ハーモニクス
一箇所だけ5フレットのハーモニクスが出てきますが、曲を装飾する重要な部分なのできれいなハーモニクスが鳴るように心がけましょう。上手く音が出ない場合は、右手はなるべくブリッジに近いところで弾くと綺麗なハーモニクスが出やすいです。なお、ハーモニクスは弦が古いと綺麗に鳴らないので要注意。

●気持ちを込めて・・・
これが最も重要な演奏ポイント・・・。
満開の桜の中を大切な人と一緒に歩いている・・そんな情景を思い浮かべて、その想いをギターに載せるように一音一音を大事に演奏してください。押尾氏のような歌の無い・・・インストルメンタルはギターに唄わせるため、「気持ち」が大切です。

ある偉大なギタリストが言ってました・・「ギターの演奏は料理を作る事とよく似ている・・」。これは本当にそう思います。別にギターに限ったことではなく、楽器を演奏される方なら、この意味はよく分かると思う・・。料理も誰かを喜ばせたい!という気持ちがあれば、よほど致命的なミスをしない限り、うまくできる。相手も喜んでくれる。ギターの演奏も同じです。多少、技術が追いつかなくても気持ちを込めて演奏すれば綺麗に聞こえます。特にこの曲のようなバラードは「手」ではなく「心」で演奏してみてください。格段に上手に演奏できるようになります。

あと・・料理好きの人が道具を大切にするように、ギター弾きの人は自分の使っているギターを大切にしてあげることも大事です。これはギターの値段が高いとか安いとかは全く関係ないです。何かの縁があって自分のところにやって来たギターです・・愛情を込めてあげてください。

そんな気持ちを込めて、演奏すると上達は速いですよ!




昭和ワンダーランド

2007年04月04日 | Weblog
4月21日(土)~5月27日(日)の約一ヶ月間、石川県立歴史博物館で『昭和ワンダーランド』という特別展が開催される。玉音放送(終戦時にラジオ放送された天皇陛下の声明)から天皇崩御までのいわゆる「戦後昭和」を色々な展示物により振り返るという展覧会である。展示されるのは流行・ブームをつくった玩具や映画のポスター、プロ野球選手のブロマイドや当時の看板や広告、電化製品などだ。

自分が生まれたのは昭和42年。1967年だ。高度経済成長も終盤に差し掛かった時代だ。金沢で路面電車が廃止されたのもこの年だ。1973年のオイルショックにより高度経済成長の時代は終わるのだが、ちょうどその頃に新入社員だった人達は今頃、定年退職を迎えているはずだ。

当時の金沢の町は観光地以外はかなり雑多な雰囲気で、片町や香林坊界隈には古びたビルや住宅がたくさんあった。自宅の近所にも今ではもう見られなくなった金魚屋なんかがあった。現在の香林坊109がある場所には雑居ビルが立ち並び、スターバックスコーヒの辺りには高台の駐車場だった。冬になり雪が積もると、そこでミニスキーやソリで友達と遊んでいた記憶がある。

こんな事を書くと単なる懐古趣味のオヤジだ・・と言われそうだが、別に否定しない。「単なる懐古趣味のオヤジ」だからである。しかし最近は何故か昭和レトロブームだ。ちょうど昭和30年~40年代の雰囲気は自分達にとって懐かしくても、今の若い人達にはどこかお洒落で斬新に思えるんだろう・・。火付け役は・・やはり映画「ALWAYS三丁目の夕日』なのであろうか・・・。続編もできるみたいだし・・。

10年ひと昔・・とよく言ったのもこの時代だ。10年経てば世の中がまるっきり変わってしまう様な時代だったのだ。だから自分が幼い頃、このまま行けば21世紀には車が空を飛んでいると本気で想像していた。21世紀には鉄腕アトムのような快適な世の中になると信じていた。ところが、さにあらず・・実際21世紀になると自己中心的な人間が増え、わけの分からない犯罪が蔓延り、住みにくい世の中になってしまった・・。たまには懐古趣味に走ってもバチは当たらないと思う・・。

話は変わるが、先日、片町にある昭和レトロ風の居酒屋に初めて行ってみた。以前から気にはなっていたが、話のネタに・・と思って飲みに出かけた。メニューにはソフト麺や揚げパン、魚肉ソーセージなど・・「よっちゃんイカ」まであった。小学校の給食でたまに出た揚げパンを注文してみたが、どこか違っていた・・。こんなに美味しい揚げパンは給食には出てこなかった。揚げパンは今の20代の人達には給食の定番だったと思うが、自分たちの頃は食パンがメインで揚げパンなんて滅多に出てこないご馳走だったのだ。

まぁ、そんな蛇足ばかりの文章になってしまったが・・先週末行った某駄菓子屋でチラシをもらったのでご案内します。『昭和ワンダーランド』・・興味のある方は覗いてみてはいかがですか?

@名古屋

2007年04月03日 | Weblog
仕事の縁があって、最近、名古屋をよく訪れている。今も名古屋にいる。まぁ、こうやって出張に行くと、夕食に色々な店に行けて、なかなか良いものだ。名古屋の人達とも、すっかり仲良くなり色んな話が聞けて面白い。仕事は結構、重いが・・・・。