タジェットというよりフレンチマリーゴールドといったほうがピンとくるかもしれません。和名は万寿菊。インフューズドオイルで軟膏を作るように創傷治癒効果は有名。ほかに殺菌、防虫効果もあるようです。香は同じキク科のカモミールに似ていますが、もう少しマイルドです。 . . . 本文を読む
セージといえばタイムやローズマリーと並ぶキッチンハーブの代表格。ソーセージのスパイスとして有名。殺菌作用が強くうがい薬やマウスウォッシュなどに。心と体への強壮作用があり沈んでいる人や低血圧の人を元気づける働きも。ただし癲癇を引き起こしたり、神経毒性があるため注意も必要な精油です。 . . . 本文を読む
スパイクナードは別名ナルデ、甘松香(かんしょうこう)とも呼ばれ緊張、不安、イライラを鎮める香として有名です。他にも咳などの呼吸器系の症状をやわらげたり、卵巣機能の正常化などの効果が期待できます。
最も有名なのは新約聖書の中の『ナルドの香油』の逸話。当時から癒しの香として人々から親しまれていましたが、一般人の年収に相当するくらい高額だったため特権階級の贅沢品の域を超えられませんでした。 . . . 本文を読む
フランキンセンスは別名オリバナム。それから乳香。樹脂から抽出される精油で樹液がちょうどミルクのように白いことからこの名前がつけられた。ミルラ(没薬)とともにキリスト生誕の折に3人の賢者が持ってきた贈り物としても有名。あまり強く主張しない香だけど、安らかな気分にさせてくれる。 . . . 本文を読む
セロリというと子どもの嫌いな野菜の定番。それがいつしか美味しさがわかるようになるんですね。あまり馴染みのない精油ですが強肝作用、解毒作用に優れているようです。キャロットシードを思わせる甘い香がします。 . . . 本文を読む
アルベンシスミントと聞けば多分ミント系の香だろうと予想がつくでしょう。でも実は日本人なら誰でも知っている香なんです。和名は薄荷。ペパーミントやスペアミントとはちょっと違った懐かしい香です。 . . . 本文を読む
パルマローザはその名が示す通りローズ様の甘い香のする精油です。いかにも花から採れたような感じですが、実はイネ科の草から抽出されます。はちみつを連想させる香で、ハンドクリームの香料として使われたりします。 . . . 本文を読む
以前紹介したGoltherie(ゴルテリー)ことウィンターグリーンの精油を入手しました。蓋を開けると湿布そのものの香。あまり癒される香ではないけでど、見るからに、いえ、匂うからに効きそうです。 . . . 本文を読む
ニアウリはティトゥリーと同じフトモモ科の精油。産地もオーストラリアです。香のタイプも効能もティートゥリーに似ているので、掃除などにティートゥリーが切れた時の代用として使います。ただティートゥリーよりニアウリのほうが少々刺激が強く消毒薬のような感じです。 . . . 本文を読む
ジュニパーの和名は西洋杜松。ねずの実から採取された精油です。洋酒の《ジン》の香といったほうがピンとくるでしょうか?レモンやライムなどの柑橘系と併せると、とても夏向きな爽やかな香が味わえます。
よく知っている香なのに、先日スクールの精油各論を受けていた時、ふっと頭にひらめいてしまった風景を綴ります。 . . . 本文を読む