~Noba風呂~≪のばぶろ≫

まったり ゆったり
この世知辛い世の中を
ゆるりゆるりと。。。そんな感じでいいんじゃなぁい?

Photomemo

2014-02-15 00:24:03 | 日記
もうすぐ、閉鎖なのである。

ご存知のない方は、「?」だと思うのだけれど
gooさんが提供してくれていた、
無料の写真投稿サイトの事だ。

恐らく、このブログも
Photomemo をやっていなかったら
始めることもなかっただろうな。

正直
淋しいかぎりでは ある。

Photomemo をはじめたきっかけ。

ん~。。。
ちょっと、長話 & 重い話になってしまうかも、なので
「めんどくさ!」と思ったら
途中で退却してください(笑)


確か、東日本大震災のあった年だったと思う。
9月 中旬だったかも。

べつに 写真の投稿サイトを探していたわけでなく
全く関係のないサイトを調べていた時に
それに行き詰ってしまっていて
適当に流していたら、たまたま 行き当ったのだ。

その、前年の冬から
Nobaの周囲は
それまでにないほど、落ち込んでいた。

ある出来事がきっかけ。
自分自身に降りかかったことなら、
多分 そこまで落ち込まなかったと思うのだが、
周囲の身の上のことだったので
とてもつらかった。

本人も、家族も
どうしたら良いのか、まったく答えがでない案件だった。

そして、本人も含めて
誰も悪くない出来事だった。

ただ、そこに留まることは苦痛でしかなくて
なんとか、出口を見つけなくては と
躍起になって 奔走していたのだけれど

なかなか光は見えてこなくて
なにが正しい答えなのかもわからなくて
大体、正しい答え、なんてものが
あるのか 無いのか、それすらもわからない
暗中模索の日々だったのだ。

心理学をかじったことのある友人に

「あんた、このままだと うつになっちゃうよ?」

と言われて、それは まずいだろう。。
かと言って、どうしたらいいのよ。。。

そんな矢先に出会った場所だった。

そうだ。
今の、毎日の
この重圧から、数分でも 抜けてみよう。
気分転換、してみよう。

最初は、そうすることに ちょっとした罪悪感すら
感じていたのだけれど、
私自身がおかしくなるわけには いかなかったから、
なかば、強制的に
そんな時間をつくってみよう、と
飛び込んでみた場所だったのだ。

写真は好きだけど
本格的に やったことはない。
携帯で撮った つたない写真しか手元にはないけど

それに
こういう場所って、
前からいる人達の連帯感が強すぎると
新参者は、ちょっと疎まれたりするのかな。。

そんな事も考えながら
まぁ、合わなかったら
辞めてしまえばいいか。
今はとにかく 軽い気持ちで、と言い聞かせ
見よう見真似で 投稿してみたのだ。

ルークの写真だったと思う。

猫の写真を投稿している人が多く感じられたから
それなら、大勢に埋もれてこっそり出来るかな。。
そんな風にも 考えていた。


不思議なタイミングだ。

確かに、少し前から 小さな光になりそうな事が
あったのは間違いなかったのだけれど。

「また ダメかもしれない」という恐怖が強く
正直 まだ 安堵するような状態ではなかったのだけれど。

もちろん、Photomemo を始めたから
暗闇から抜け出せた訳ではない。

これは確かに違うのだけれど
物事が好転しはじめたことと、
そのタイミングが絶妙に合ったので
自分としては、ちょっと
救われた気分になっていったのだ。


そんな個人的な思い入れがある場所だったので
今回の急な閉鎖は
とても残念な結末なのだ。

もう一つ 残念な理由がある。

ここで出会った人たちが
また すこぶる気持ちのいい人が多かったのだ。

実際にお会いした事の無い人がほとんどだし、
生活拠点も、背景も
年齢も、性別も、社会的な立場も
物事の感じ方も、趣味も、そう、なにもかも

てんでバラバラな人達なのだけれど

なんだろう

自分の世界を さりげなく展開し、
他の人の世界を尊重し、
かと言って、いきなり土足で踏み込み様な
失礼な事は決してなくて

居心地の良い、大人の遊び場だったのだ。

こういう場所って
ネット上でも
なかなか 無かったと思う。

だから貴重だったし、
使い勝手も良かったから
時々忙しくて いけない時間が長くなっても
また、さらっと戻っていけるところだった。

面白い場所だったのである。

この場をお借りして。

Photomemo Friends
今まで本当に
ありがとうございました。

また、きっと。
新しい場所で、きっと。


大雪の日が再来している。

白い雪は
それまでの物事を 一度綺麗に白紙に戻して
新たなスタートを切るには
良い兆候なのだそうだ。

そうであることを いや、
そうであると 思っている。




心を込めて。