~Noba風呂~≪のばぶろ≫

まったり ゆったり
この世知辛い世の中を
ゆるりゆるりと。。。そんな感じでいいんじゃなぁい?

まったり

2013-11-25 23:52:00 | 日記
寒いのである。

そして、寒がりでもある。

悲しいかな、年月を重ねる毎に対応に苦慮するのだ。

…Nobaの生息地域は、三浦半島という、比較的温かい地域なのにも関わらず…だ。

北国の方にしてみれば、
『根性が足りない‼︎歯を食いしばれ~‼︎』…というお叱りの一つや二つや三つくらいは言ってやりたくなる軟弱っぷりだとは思うのだが…

そんな軟弱っぷりを見越して、
家を建てる時に床暖房は、標準装備としたのである。

こいつがなかなか、まったり出来て、良いものだ。

反面、軟弱っぷりに磨きをかけるものでもあった。

コタツに入ると、グダグダしてなかなかお外に出られないでしょう?

あの状況が、床で起きるのである。

なんという骨抜きマシーン…

もとい、
利用者に難アリなだけな訳だが…
床暖さんに罪は、無い。

ただ、1日疲れて帰ってきて、
グダグダ感満載だとしても、

まったりできる、このリビングに家族が「ちんまり」集まっている時間って、
結構好き。なのである。



…チーン…
こいつが一番グダグダな件。






言葉の力

2013-11-17 22:06:34 | 日記
ご紹介である。


気持ちが乱れてしまうとき
それを鎮めるのに色々な方法があるけれど

人の言葉の力が、ものすごい心の支えになることに
今更ながら、気が付かされる。

最近、ある本(漫画なのだが。)によって知り合った

『言葉の力』。




  この かなしみを 

  よし と うべなうとき

  そこに たちまち ひかりがうまれる

  ぜつぼうと すくいの

  はかないまでの かすかなひとすじ




彌生書房刊 「定本 八木重吉詩集」収録 「幼き歩み」より


うべなう 「肯う」 肯定する、ということ。



言葉の力の魅力は、
言葉の意味はひとつでも
受け取った人によって その背景が変わること。


でも、
勇気がもらえるよね。




事の顛末

2013-11-11 22:44:05 | 日記
まさかの出来事だったのである。

今回の顛末をここに載せるかどうか、
それなりに、迷ったのだが
今後の自分への戒めの意味も込めて
残しておこうと思う。
しばし、お付き合いいただければ幸いです。

********************************

忙しかった仕事もひと段落した週末の夜。

いい歳して宵っ張りの朝寝坊な自分は、
そろそろお風呂でリラックス熱唱タイム。。。♪ と思い始めた23時前。

電話が鳴った。

相棒が、都内の駅の階段から転倒し、

意識不明。

人間、驚きすぎると 自分の中に 別の人が現れるものなのだろうか。
この時、私はかなり冷静に対応していた。

現場の状況、病院の場所、用意していくもの、
留守中の子供のこと、明日の予定のこと、連絡をいれるべき相手。。

かなり瞬時にこれらを頭の中で整理整頓し、
準備を整え、電話連絡をすべて終えて、
体がおかしな震えを覚えたのは、終電車に飛び乗って暫くたってからだったと思う。

恐かったのだ。

視覚的に見えないものは、余計な想像力をかきたてる。
悪い事ばかりが頭に浮かぶ。

意識が無いって、どうゆうことよ?
たしか、そんなに出血していないって言っていたよね?
頭を打ったって、どの辺?
大体、階段から落ちるって。。なんで落ちてるの?

そんな精神状態で病院に到着したものだから、
実際にベッドに寝かされて、
何本も点滴につながれ、
痛いのなんのと悪態ついている相棒を目にしたときは

さすがに、泣けた。

救急救命のドクターに、CTの結果を見せてもらいながら状況を聞く。

急性硬膜下・外血腫
外傷性くも膜下出血
側頭骨骨折・頬骨骨折

頭を強打しているようなので、脳が浮腫んでくるかもしれません。
浮腫みによって、どのような症状が出てくるかは
経過状況を見ないとわかりません。
また、脳内出血のほかに、一時的に脳の中に細かい気泡が2か所みられます。
感染症が一番怖いので、こちらも注視していきます。。。

今の今まで
脳の中の事なんて、意識をしたこともなかった。
脳溢血とか 脳挫傷とか 脳梗塞とか
言葉としては、聞いたことはあっても
身近に感じる言葉として捉えたことは
幸いに、というべきだろうが、一度もなかったのだ。

それに近いことが実際に目の前で起こっていることが
実感として受け止めるまでには、少し時間がほしいと思った。

いつ、何が起こってもおかしくないんだ、ということを
今回ほど痛感したことはなかった。

あれから2週間が経過した。

不幸中の幸い、という言葉がぴったりだろう。

転倒時、そばに知り合いがいてくれたこと。
他の誰かを巻き込んだりしなかったこと。
見知らぬ人が、すぐに救急車を呼んでくれたこと。
救急隊の手配が早く、ニュースなどで聞くような病院のたらいまわしもなかったこと。
搬送先の病院が、救急救命棟のある病院だったこと。
転倒時、頭を打ったものの、後頭部は免れており
おかげで体の動きには全く問題がなかったこと。
打撲痕はあるものの、骨折はしていなかったこと。
そして、
経過が思いのほか順調に良くなっていったこと。

もちろん、まだ手放しに喜べる状況ではないけれど
日常生活に支障がない状態にまでは回復してきた。
体が動くのなら、仕事への復帰もそろそろ考えても良い
という医師の言葉に、相棒も少しホッとしている様子だ。

今回の事で
たくさん心配してくれる周りの人がいてくれることが
本当にうれしかった。

普段、何気なく生活していることが
当たり前と思っている色々なことが
どれだけありがたいことなのか

それを再認識できたことは 大きな痛みをともなった
顛末の末に見えてきたこと。

今、このひとときを 大切に。