昔の知り合いに偶然出会ったとして、
話をしてみると、なんだかやけに充実した日々を送っているらしく、
仕事に趣味にと楽しく忙しく行動しているいまの生活をちょっと誇らしげに教えてくれたりして。
それに比べて、どちらかというと鬱的な引きこもりでグダグダ生きている自分には何も
その相手に伝えることなどなく、なんとなく曖昧に相槌をうったりしているうちに会話も途切れ、
「じゃあ、またそのうち。」と言って別れたあと、どうしようもない劣等感と絶望感に苛まれたり。
かといって、「よしっ!!明日からなにか俺もはじめるぞ!!」なんて気力が湧かないのが
元来極度なメンドクサガリの自分であって。
とにかく何もやる気が起きない、というか戦いたくないのが根本。
負けるのがいやだし。 他人から批判されたくない。
そんな男が、ある日突然ほんとうに行き詰まって失踪する、という小説を
昔読んだ気がするが、何だったかな? 思い出せない。
でも内容を覚えてるんだから、自分には呪いの小説だな。いつか逃げ出すんじゃないかな、
自分も。全てから。
話をしてみると、なんだかやけに充実した日々を送っているらしく、
仕事に趣味にと楽しく忙しく行動しているいまの生活をちょっと誇らしげに教えてくれたりして。
それに比べて、どちらかというと鬱的な引きこもりでグダグダ生きている自分には何も
その相手に伝えることなどなく、なんとなく曖昧に相槌をうったりしているうちに会話も途切れ、
「じゃあ、またそのうち。」と言って別れたあと、どうしようもない劣等感と絶望感に苛まれたり。
かといって、「よしっ!!明日からなにか俺もはじめるぞ!!」なんて気力が湧かないのが
元来極度なメンドクサガリの自分であって。
とにかく何もやる気が起きない、というか戦いたくないのが根本。
負けるのがいやだし。 他人から批判されたくない。
そんな男が、ある日突然ほんとうに行き詰まって失踪する、という小説を
昔読んだ気がするが、何だったかな? 思い出せない。
でも内容を覚えてるんだから、自分には呪いの小説だな。いつか逃げ出すんじゃないかな、
自分も。全てから。