今年はホトトギスの声が5月1日に聞こえました。
そして今朝は卯の花が咲き始めました。
『夏は来ぬ』の主人公がそろいましたぞ。
ぺんぺん草(ナズナ)みたいだけれど何か違うな、と思って調べると、グンバイナズナ(軍配ナズナ)というのだそうです。
軍配といえば相撲の行事が振りかざしています、古くは武士の親分が握っています。
果実の格好が丸みを帯びて軍配に似ているのか、なるほどとぼくは感心しています。
さて、岡山理科大の植物雑学事典にナズナについて次のようなことが書いてありました。
『・・・よく稔った花茎を取り、果実を注意深く下向きに引っ張って茎と果柄を少し剥がして
振るとシャラシャラと音がする。昔は春の田圃でよく遊んだものであるが、そんな習慣も失われてしまった。』
なるほど、そうでした。
ヤブジラミの果実です。
先が少し曲がったごわごわした髭(触っても痛くない)があり、衣服にまるで虱のようにくっつく
というところからこんな名前になったみたいです。
コバンソウは8mmほど、ヒメコバンソウは3mmほどでした。
ヒメコバンソウを虫眼鏡で見ていると先っぽのあたりに黒いものが見えるので接写してみたのが2枚目の写真です。
花なんでしょうか?