ひびき信用金庫の驚きの飲酒運転撲滅応援定期預金

こ、こりゃすごい。
ひびき信用金庫の飲酒運転撲滅応援定期預金は、前年に比べ飲酒運転による事故が減れば金利がアップ。
８０％減ればなんと１０倍の金利がつくとか。
これ飲酒運転で事故をおこしたらまったく知らない人から恨まれるんじゃないか？　ってくらいですが。

福岡ひびき信用金庫（北九州市）は１１月１日から、飲酒運転ゼロを願った「飲酒運転撲滅応援定期預金」の取り扱いを始める。年末年始の福岡県内の飲酒運転事故が減れば減るほど金利が上乗せされる預金で、同信金は「今後も、飲酒運転ゼロの街を目指すという強い思いを発信していきたい」としている。

　定期預金は、１２月から来年１月末までの２カ月間、飲酒運転事故の対前年減少率に応じて金利が上昇する。金利は、預け入れ時点の店頭金利（１９日時点で０・０３％）の５倍をベースに、減少率８０％以上で１０倍▽同６０－７９％で９倍▽同４０－５９％で８倍－などとなる。

　昨年は年末年始の同県内の飲酒事故が５９件あったため、今年の年末年始の事故が１１件以下にまで減少すれば、金利は１０倍となる仕組み。

　預入期間は１年で、預入金額は１０万円以上１千万円未満。取り扱いは来年１月３１日まで。

　同信用金庫は、これまでも飲酒運転撲滅をテーマにした金融商品を発売、啓発活動に取り組んできた。同預金を発売するのは昨年に続き２度目。

＝2011/10/20付 西日本新聞朝刊＝