ろかぶろぐ

ネトゲのだらだら日記blogだったはずの何か

郵政民営化の是非。

2005年08月30日 | 与太話
何を書く気なんでしょう、私。
と言うか、このBlog絶対間違った方向に走ってるから orz
もうね、付いて来れなくて良いと思います。
自己満足で書いてますので。
中道サイトではなくてバリバリ主観入ってますので読む人は注意。
私の考えに流されても責任取りませんので。


さて。
今度の衆議院総選挙は郵政選挙と呼ばれているようです。
郵政民営化の賛否で始まった選挙なので、
あながち間違いではないとは思いますが。

では何故、ここまで民営化を強行的に行おうとしているのか。
その意味を説いてるマスコミは少ないかと思われます。
自民の掲げる民営化を一読すれば分かる部分も多いと思いますが、
不十分さも残るので補足しつつ意義を書いてみましょう。


先日郵政公社の抱える資金は340兆規模と書きましたが、
実際公社の状態ではこの資金の運用が出来ません。
以前であれば、国に一括委託と言う形を取り、
結局国債を買う資金として使われる道しかない、と。
それではこれだけの資金の意味がありません。
民営化する事によって、流通資金として初めて資金の意味が成される、と。
現在の郵貯資金はつまり、タンス貯金みたいなものです。
資金は入れた分増えますが、利殖する事はない、と。
経済を活性化するは資金を流通させる事が重要事項です。
340兆の資金が民間流通する、と言う事はそれだけで
経済効果を生み出す、と考えられているのです。


次に民営化すると言う事は、現在郵政公務員である方々が、
民間人と化します。
日本の国費歳出の内40兆が、公務員に対する人件費として
使われている現状において、民営化は公務員リストラ、と
位置付けられるものでしょう。
国家の借金は増え続けていますが、
そのメインとなっているのはこう言った削減の無い人件費、
国債が生む利子、全くもって無駄な公共事業etc...
一方歳入は税制改革しようとトータル金額は変わる状況ではなく、
横ばいのままです。
借金返済として増税はやりやすい方法ではあるのですが、
あちらが立てばこちらが立たず。国民自体の納税力がそんなに
極端に変わったりする訳も無く、一定以上は取れない仕組みなのです。
例えば消費税が上がると、皆さん消費を控えるようになりますよね?
そうなると、結果的に税収自体上げた分だけ上がるか、と言うと
そうではないんです。下手な税制作るとマイナスになったりもしますから。

つまり、日本に置いては現状以上の税収は見込めない、
と判断すべきなのです。
これ以上の税収が見込めないなら、どうするか。
歳出を減らすしかない訳なんですよ。
単純に考えて公務員が減れば、歳出が減ります。
無論、現状でも郵政の収益である程度郵政公社自体は
賄われては居ますが、今後赤字になる試算もありまして。
お荷物になる可能性は否定出来ないんですよね。
郵政公社は現状黒字の優良企業ですので、
民営化して資金運用が始まれば、
自社で現状の郵政公務員を養えるだけの能力があると判断され、
真っ先に切り崩しの矛先となった訳なのでしょう。
結局の所、『郵政改革できずに何が改革できるのか』
との言葉はここから来ているかと。
郵政民営が改革ではなく、改革の始まりなのだ、と。


さてさて。
郵政民営を反対で押し切られるほど、
現状の郵政は改革する必要の無い組織なのでしょうか?

政府試算によると、現状において郵政は黒字ですが、
数年後には赤字に転じる、との予測があるようです。
赤字になる理由としては、インターネットの普及による、
手紙の電子化、配送企業の低価格化等が上げられるかと。
ただでさえ国家が赤字で国債出しまくっている現状で、
これ以上の赤字は国の首を絞める速度を早めるだけ。
(赤字になる=税金投入する)
よって民営化を急いでいる現状があります。


次に、あまり知られては居ませんが
実は郵便局は普通郵便局と特定郵便局、
簡易郵便局と分かれています。

皆さんが郵便局としてイメージされるものは、
恐らく特定郵便局の事になります。
特定郵便局とは特定郵便局長を長とするものを指し(解り辛いな
全郵便局の約3/4がこの特定郵便局となっています。
特定郵便局は郵便制度が出来た頃、
一気に全国ネットワークを組む為に考えられた物ですが、
現在になってはそれが弊害となってしまっている部分が多々あります。

…えーと、その説明がメンドクサイ(何
てか書くとそれだけで1日終わりそうなので、
この辺読んでおいてもらった方が楽なんですが
かいつまんで話すると、
特定局の大半が私有地にあり、私財で建てられ、
その所有者が局長を治め、さらにその局長がほぼ世襲制に
なってしまっている、と。世襲でも肩書きは国家公務員です。
さらに全国特定郵便局長会という民間組織まであり、
これがいままでの自民にとっての票取りマシーンであった事も事実。
公金搾取と引き換えに自民を第一党にする為に画策していたー…
って見られても仕方ない組織体系してる訳で。
で、その公金を逆に政治家に渡して?
自分たちの利権を確保続ける?えーと、よくみる話ですよね。

実際今回の民営化が否決された際、
全国特定郵便局長会の高橋正安会長は、「心から敬意を表する」
なんて言っちゃってるようです。
自分たちの利権は失いたくないのが人の常でしょうけど。
ちなみに反対に回った自民は郵政族と呼ばれる人達が大半。
亀井さんだけはぶっちゃけ別だと思ってますg(むぐむぐ
結局の所、反対言うのは利権絡みでしかないんじゃないかなー
とか邪推する私ですが。

また、対論として地域サービスの低下が懸念される、
と言うのもありますが、ぶっちゃけ郵便局あるような所は
地方銀ありますし、コンビニで宅配サービスやってる時代。
そこまで懸念するものとは思いづらい訳なんですが。
それに、地方局は潰れませんよ。
潰れるのは【何故か】都市部に密集する特定局。
ある地区なんて区域毎にあるんだとか。
意味無いですよね、そんなの。


果たして、現状のまま郵政が続く事が良い事なのでしょうか?

今回の選挙は正にそれを問う選挙、かと。
腐敗の種は極力減らしていきたいものです。


つ、つかれた _○/|_

リンクミス修正(汗
抜けてたら意味無いってば

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ははは、ご心配なく (Heizou)
2005-09-01 01:27:11
ちゃあんと拝見しておりますで。



いやあしかし、よう勉強なされてますなあ。

俺も見習わんと。
返信する
長文もつー (くれない)
2005-09-03 18:44:58
なーんにしてもやってみないとわからんわなぁ・・





すべては国民の手に。





うちらはマッタリきっちりやらせていただきます( ,_ノ` )y━・~~~ 

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