プロジェクト・マネジメントの要諦The Key to Project Management

0 → 1
1 → A
ゼロから新たに生みだす。既にあるものを作り替える。
楽しみながら考えていきましょう

正しくつくるには情報の透明性が必須 リアがどうしても見えない

2017-12-31 | 考え方

数年前の話ですが、アメ車のカマロに試乗しました。

黄色のカマロでしたが、ブロンドの女性を連想させるセクシーな車でした。

ただし、リアビューがあまり、というかほとんど見えません。ボディラインは息を飲むほど美しいのですが、リアウインドウが犠牲になっており、ものの見事に見えません。試乗車にはレーダーセーフティ機能が付いていましたが、あの構造でレーダーもバックカメラもないとかなり危険です。狭い道路では、こすってしまう可能性大です。

アジャイルでは情報の見える化を徹底します。

アジャイルではチーム自らが考えて、計画し、行動することを求めますから、判断するための情報は100%透明でなくてはなりません。情報が断片的だと正しい判断ができません。

アジャイルでは、不透明で不確定要素の多い案件をさばいていきます。

ですから、尚のこと、周りの情報が容易にわかる仕組み、信頼でき、互いに学びあいながら協力していけるチーム、安心して使える道具が不可欠です。

快晴なら、911もライトな爽快感の後輪駆動がいいです。

でも、雨の中のウェットな状況なら、四駆のスタビリティが欲しいです。

アジャイルはわかりやすく容易な状況で使うアプローチではなく、不透明な中、ウェットな路面状況の中、状況を「検査」し「適応」しながらすすめていくアプローチです。

ですから、アジャイルでは、計画と契約に任せてぶっちぎるのではなく、チームやマシーンとの対話を絶やさず、外的環境をつぶさに観察しながら、常に「検査」し「適応」しながら進めていきます。


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