英語のままインフォメーションラジエーター（Information Radiator）とも言います。
開発チームの作業状況を視覚化するツールのことです。主たるものに、バーンダウンチャートやチームボード（スクラムボード、カンバンボード）があります。
チームの戦略室の壁・ホワイトボードに、ビッグビジュアルボードにして貼ってあるものが多いですが、電子媒体のウォールボードも含みます。
作業状況の透明性を高めることで、チームが自ら判断し、主体的に行動できるよう促します。
例えば車をバックで駐車する場合を考えてみます。
振り向きながら後方確認して駐車します。そんなとき、バックカメラの映像と、レーダーセーフティーによるアラーム誘導があれば更に安心ですよね。バックカメラに路面状況が写りますから、釘や割れたガラスが落ちていたら他のスポットを探す判断ができます。アラーム間隔でまだバックできるか、停めるか判断できますよね。
目視でもわかりますが、画像とアラーム音で更に透明度の高い情報が得られるので、より確度の高い判断ができます。
情報ラジエーターでプロジェクトの作業状況の透明性を高めること。それにより、高精度の判断に裏付けられた最適な行動をとることができます。
情報の透明性を高めることは必須です。スクラムガイドを読むこちらもどうぞ。