今読んでいる本は、伊坂幸太郎の作品。
人以外の目線で書かれた小説で有名なのは、なんと言っても『夏目漱石』の書いた【吾輩は猫である】でしょう。
ネズミ、シマリス、ウサギ、シロクマ、ミツバチなど、いろいろな生き物の目線で書かれた本はありますが、この本【ガソリン生活】は、生き物でない車と言う機械の目線で書かれています。
車が意識を持って話が出来ると、こうなのかなぁ。
確かに、蒸気機関車が動いているときの汽笛や蒸気、ドラフト音などは生きているように感じられるし、古い車やバイクなどのエンジン音や震動なども生きているように感じられない事もないですね、
伊坂幸太郎の作品は『死神の精度』や『ゴールデンスランバー』など、よく読んでいますが、この本もなかなか面白いです。
車同士は話ができるし、電車とも話ができる。人の言葉は理解できるけれど、人に話しかけることはできない。といった設定です。
私の14年目になるバイク、正確にはHarley-Davidson FLHRと言うんですが、こいつが意識をもっていたりすると、面白いでしょうねぇ。 だんだん、ファンタジーの世界に入り込んできたような。(笑)