LOVE モータサイクル 団塊世代のバイクライフ

02年式の古いロードキングで、ツーリングやキャンプを楽しんでいます。

椎葉平家まつり②

2017-11-12 15:28:09 | 日記・エッセイ・コラム

毎年11月に開催される、壇ノ浦合戦より800年を機に始めたと言う「椎葉平家まつり」のバスツアーに参加した。

朝7時20分に鹿児島中央駅前を出発して、五ヶ瀬川沿いの紅葉を眺めながら祭り会場近くの駐車場に着いたのは12時15分。

地元の係りの女性にせかされながら、鶴富屋敷の隣にある食事会場に移動したのだが、ちょうどこの時間は平家琵琶の演奏があって、狭い庭は大混雑だった。

平家琵琶も聞きたかったのだけど、食事会場に追い立てられる様に急かされて、ほとんど聞けなかったのは残念だった。

食事会場の係りが、「食材はすべて椎葉産のものだけなので、残さないで食べてください。ただ、ミカンだけは椎葉では穫れないので、残してもいいですよ。」と案内して、笑いを誘っていた。

食事を終えた頃に、平家方のお披露目。将来の大八郎・鶴姫役の小学生も、豪華な衣装を身にまとって並んでいた。

お披露目が終わると、豪華絢爛な武者行列が始まった。 郷土芸能の椎葉神楽や稗つき節の歌や踊りも披露された。

 

馬上の那須大五郎も源氏の軍勢を従えて、凜々しい武者姿を見せていたが、観光客が溢れていて良い撮影ポイントが見つからないですね。

800年の時を越えて鶴富姫と那須大八郎のつかの間の逢瀬が再現されて入る間にも、郷土芸能のパレードは続いていた。

椎葉神楽のパレード

復路は、源平の侍と共に、鶴富姫やお付きの女官などもまつり広場に帰って行った。 

先頭は、見事な節回しで正調稗つき節を披露する唄者を乗せた山車。

その後を、踊り連や市女笠を被った平家の貴婦人たち、侍、騎馬の武将、鶴富姫や高貴な貴婦人たちを乗せた輿が続いている。

紅葉もまつりも楽しめた、日本晴れの秋の一日だった。 次は、夜神楽も見に行きたいものです。