Purple Night

正統派ブリティッシュ・ハードロックの部屋です。
20数年ぶりにギターのリハビリを始めたおっさんギタリストです。

音楽理論との出会い 3 (完結編)

2007年06月11日 | その他・音楽全般
ところが、弾いてて気付いたんですが、これマイナーの曲には対応できるんですが、メジャーの曲には、どうも駄目なんですね。
翌日、師匠にそのことを話すと、

メジャーの曲には、一般的にメジャー・スケールを使うんだが、これは難しいものではなく、要するにドレミファソラシドのことである。
スケールも新たに覚える必要はなく、例えば、キーがCで、そのままドレミファソラシドとポジションを取っていくと・・・

言いながら師匠は、紙にポジションを書いて行きました。

ね、ほら。キーがAのナチュラル・マイナー・スケールと一緒でしょ?
だからキーがCならAのナチュラルマイナースケールを使えばいいんだよ。
要するにギターならフレットを3つずらすだけだね。
但し、Aの時とCの時では、ルートの位置が違うから、それは意識して覚えなくちゃいけない。
メジャーの曲っていうのは、爽やかつうか、軽快な曲調が多いから、ヴィブラートやチョーキングを多用するよりも、音符をちょっと多めに出したほうが良い。
ま、極端な話、リズムに合わせてドレミファソラシドって弾くだけでも、それらしく聞こえるんだよ。

ほんまかいな?と思いましたが、その夜、家でギターを弾いてみると、確かにそれらしく聞こえます。
こりゃ凄いと、またしても一晩中弾いていました。

かくして、バンマスとボーヤ1人のバンド?が夜の街にデビュー致しました。
このバンドは私が大学に入学するまでの約3ヶ月続きました。
私が音楽理論と呼べるかどうか解りませんが、勉強したのは、後にも先にもこの3ヶ月間だけです。
そのせいか、どうかは解りませんが、未だに私は好きなハードロックではアドリブ取れませんが、歌謡曲、フォークソングなら、適当にごまかせます(笑)

ちなみに、当時、一晩で30~40分のステージを3回ぐらいやると、バンマスから3000~4000円ぐらい貰えました。
たぶんピンハネしてたんでしょうけど(笑)、それでも、時給450円とか500円の時代だったので、私にしてみれば、夢のようなバイトでした。
あと、時々酔っ払い親父やホステスさんが「バンマスに内緒ね」とか言って、チップくれましたし(笑)
ま、ほんわかして、いい時代でしたねぇ。

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2 コメント

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Unknown (戸越)
2007-06-11 09:34:44
当時ハコバンド みんなやったんだねー!演歌の落しどころのフレーズ聞くと 昔が蘇ってくるねー!んで ベースいない?
あ、そうだ。 (Ritchie)
2007-06-11 11:42:01
ベース捜すの忘れてた。