リコの文芸サロン

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お勧めの本その②

2021-03-17 | お勧めの本

毎年3月に更新するお勧めの本のその②です。その①は3月15日にアップしました。

②スナップショット A.J.クイネル
小説とは言え、世界には私たちの知らない凄い事が起きているのかと本当に驚きました。

この10年の内にエジプトもトルコも行きましたから物語の周辺地域は何となく雰囲気が判ります。

トルコの首都アンカラから南南東に150kmの塩の湖のトウズ湖を観光していた時にトルコ空軍機がシリアからの偵察飛行から帰って3機が着陸する時のすざましい爆音に驚きました。陸続きの国境は大変な緊張感です。

同じ作者で『バチカンからの暗殺者』

 



③シッダールタ ヘルマン・ヘッセ(日本語版、英語版も有ります。)

 お釈迦様の生涯を内面の遍歴を焦点にして、小説として書かれた。

 

 主人公のシッダールタが面接の時にお前は何が出来るかと聞かれて、

「私は考えることが出来ます。  私は待つことが出来ます。

私は断食することが出来ます。」と答えた。

雇い主はそれらは何の役に立つのかと聞く。

シッダールタは何と答えたでしょうか? 本でお確かめください。


④TAO 和尚OSHO
老子の道徳経をユニークな観点で書いた解説書

「玄牝・げんぴん」天の門が閉じたり開いたりした時、牝と言う受け身の状態を取り続けられるか⁉

女性的なるものは受け身である。急いだり、せっかちに成りそうな時に心の中で唱えるリコの座右の銘です

 

⑤沙門空海海唐の国にて鬼と宴す(全4巻) 夢枕獏

 この小説を完結するまでに17 年もかかった力作です。玄宗皇帝、楊貴妃などの登場人物が面白い。楊貴妃が実は死んでなくて別人に変わって生き延びていたなどと奇想天外の話です。

リコは7年前に敦煌と長安(西安)に行き、阿倍仲麻呂の碑と空海、玄宗皇帝、楊貴妃の遺跡をたずねました。



日本ーその姿と心ー(日英対訳第10版)

 日本の生活、文化芸術、習慣などを日本語と英文の対訳で紹介した本です。




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