海辺の暮らし。

海に行くとストレス解消&へなちょこぴーちゃんとの毎日。そんな生活を、きままに発信してます。

こんな感覚。

2007年03月04日 | Weblog
 寝坊しました!
遅刻です。しかも週末じゃん・・・・

なんでもいいから着ていこうと、寝ぼけて着たら、ぴーのTシャツでした。
「おれの着んなよなっ」と怒られましたが時間がないから
ウェットスーツとぴーを積み込み出発です。

山を越えながら、ぴーちゃんがボソッと言いました。
散りゆく桜をみながら・・・

「あいつ生きてたら今頃なにしてんだろ」と。

あいつとは・・ぴーのお姉ちゃん。
桜の花が散るのを見ながら、5年前の春に天国へ行ってしまいました。

火葬場の煙突を見上げていたら、フワッと風が吹き
 桜の花びらが ふわふわっと飛んできました。

だから、あたしとぴーにとって桜の花は、ほろ苦くて悲しくて
反面楽しかった思い出を持つ特別な花なんです。

生きていたらね・・・・

・まちがいなくダイビングじゃ負けていた。(かっぱの様な素もぐり娘だった)
・スキーも負けていた(はなから娘のが上手かった)
・ボディボード(多分まけていた) 
・乗馬(スラロームならまだ勝てると思う)
・そしてぴーの育て方はアタチより上手かった(母さんみたいなキャラだった)

そして、娘とアタチのバトルは・・・
あいつが何でも、あたしのお洋服着て行っちゃうのよ。
ひどいときは、ブーツまで「借りるねん」とはいていかれたぁ。
今朝、「あっこんな感覚、過去にもあった」と思ったのはこれだった。

金魚の絵のTシャツをすごい気に入っていたら、ある日見当たらない。
そのとき、娘は修学旅行中・・・
帰ってきた娘の記念撮影には、しっかり金魚のTシャツ着てピースポーズの
娘が写っていた・・・・マジですか?それお気に入りだったのにぃ・・・

そんな、思い出写真は今、遺影となっている。

ぴーも寂しい季節です。

元気だよっ。そんな声が聞こえたかのようでいつも振り返ってしまいます。

桜の花は辛いから、今年はピンクの椿。

なんか寂しい・・・

2007年03月04日 | Weblog
昨夏、越してきたこの町には、遠洋漁業や遠く九州などから
えさを積んだりした、大型の船が入港します。

長期に滞在したりする漁師さんたちとはすぐに仲良しになれます。
みんなみんなとっても優しいの。

家族と離れて、長い船旅をして知らない土地で仕事して
お疲れさまって飲むお酒が心を癒してくれるらしいです。

そんな漁師さんが今日、二人帰郷しました。
毎日、会っていたから寂しい・・・

一人の方は来週か再来週またくるねっと自分で釣ったマグロをくれました。
また逢えるから「またね~~」と送り出します。

そして、もうひとりの漁師さん。
ぴーが大好きなこのおじちゃん。そしてぴーの釣りのお師匠になってくれるはず
でした。初めて会ったとき、ririkoが居ないときはいつでもおじちゃんの船に
遊びにおいでと、笑顔で話しかけてくれました。

そのおじちゃんも帰郷しました。次はいつ来られるか分からないそうです。
港町って言ってもririkoの育った町は、遠洋へ行く船の出入りがなかったので
こんなお別れにririkoは慣れていません。

なんか・・・寂しい。
最後の夜。ぴーは大好きなこのおじちゃんに、会えませんでした。
そしたらおじちゃんがぴーにお手紙をくれました。

 あきることなく 部所ごとに
  糸をたれての 心の申とり
 達する願い 生まれし甲斐や 漁の業

ぴーちゃんに心をおっきく構えて居ろよっとおじちゃんからのメッセージです。

また逢えるといいね。